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『僕ヤバ』桜井のりお(原作)インタビュー【連載第8回】

『僕の心のヤバイやつ』連載インタビュー第8回(最終回):原作・桜井のりお先生|「アニメになってより生々しくなったなと思ったんです。リアルなものって感情がうごくんですよね。ラブコメに関してもリアルのほうがときめくと思うので、リアリティは大切にしています」

尊死“続出で大反響! 今一番応援したくなる、青春初恋ラブコメがついに幕開け――『僕の心のヤバイやつ』がテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠・BS朝日・CSテレ朝チャンネル1にて放送されています。

桜井のりお先生が『マンガクロス』(秋田書店)で連載中の『僕の心のヤバイやつ』は、SNSを中心に人気を集め、コミックス累計発行部数 300 万部を突破中の話題作です。アニメーションはいよいよ最終回に。

アニメイトタイムズでは連載インタビューを実施をお届けしてきました。最終回となる第8回は原作の桜井のりお先生。アニメ化にあたって、改めて『僕ヤバ』が生まれるまでの道のりについてもおうかがいしました。物語がどのようにして生まれているのか、桜井先生の中でキャラクターたちはどう動いているのか……気になるアニメ最終回についても迫ります。

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僕の心のヤバイやつ
市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。作品名僕の心のヤバイやつ放送形態TVアニメスケジュール2023年4月1日(土)〜2023年6月17日(土)テレビ朝日ほか話数全12話キャスト市川京太郎:堀江瞬山田杏奈:羊宮妃那小林ちひろ:朝井彩加関根萌子:潘めぐみ吉田芹那:種﨑敦美足立翔:岡本信彦神崎健太:佐藤元太田力:福島潤原穂乃香:豊崎愛生市川香菜:田村ゆかり南条ハルヤ:島﨑信長スタッフ原作:桜井のりお(秋田書店「マンガクロス」連載)監督:赤城博昭シリーズ構成・脚本:花田十輝キャラクターデザイン:勝又聖人色彩設計:柳澤久美子美術監督:黛昌樹撮影監督:峰岸健太郎竹沢裕一編集:肥田文音響監督:小沼則義音響制作:マジックカプセル音楽:牛尾憲輔制作:シンエイ動画主題歌OP:「斜陽」ヨルシカED:「数センチメンタル」こはならむ公開開...

『僕ヤバ』が生まれるまでの軌跡

──『みつどもえ』や『ロロッロ!』と、1話完結型のギャグマンガを書かれていた桜井先生がラブコメに挑戦された理由について教えてください。

桜井のりお先生(以下、桜井):これまでの作品も人間関係に重きを置いていたので、今度は友だちの関係よりも、もうちょっと違った人と人とのつながりを描きたいなと思っていました。自分と違うタイプの人間に対してどう理解して付き合っていくのかというのは、『みつどもえ』の時から考えていたことでした。ラブコメは初めてではあったんですけど、初挑戦しようという感覚はなかったですね。

──今までやってきたことの延長線にあるものというか。

桜井:そうですね。

 

──踏み込んだ人間関係を描くにあたって初挑戦という気概はなかったにせよ、ラブコメというジャンルを選んだのには理由があったんですか?

桜井:私自身が市川と同じタイプの人間なんです。そういう人間が自分とは違うタイプの人間とどう仲を深めていくのか、どう恋愛をしていくのか……って未知の部分で。私自身もどうなるんだろう?というワクワク感があってラブコメを選びました。

──市川が生まれた経緯について、もう少し詳しくうかがってもいいですか?

桜井:「どういうキャラにしよう」とか、「こういうキャラがいたらいいな」とかあまり考えなかったんです。自然に(生まれた)というか。自分にいちばん近い思考を持っています。中学生のころってこうだったな、自分もこうだったなとか、自分を投影して作っていったキャラですね。私が中学生のころ、ああいう人がいたらどう思うんだろうな、ってことを考えつつやっていますね。

── 一方の山田は天真爛漫で。ラブコメの女の子ものって周囲から妬まれることもあるように思うんですけど、そういうことも一切なくて。女性が惹きつけられる女の子だと思います。

桜井:私自身がアイドルが好きで。どういうタイプの女の子が好きなのか煮詰めたときに、山田のような、キレイな見た目だけど天真爛漫で、悪く言えば自分勝手なところもあるような子で。マイペースだけど、かわいいから良いよねって思わず周りが思ってしまうような女の子が好きですね。

──アイドルで言うと桜井先生はエビ中(私立恵比寿中学)もお好きですよね。

桜井:はい、そうなんです。「もしも推しがクラスにいたらどうなるんだろう?」ってところからスタートしました。

──以前お話をおうかがいした際はSNSで人気のある漫画を描きたいとおっしゃっていて。桜井先生は連載当初から「アニメ化したい」というお気持ちは強くあったのでしょうか。

桜井:それはありますね。映像と漫画とでは表現の仕方も、見ている層も違うので。

──正式にアニメ化が決まったときは桜井先生はどういうお気持ちでしたか。

桜井:お話をたくさんいただき悩むこともあったんですが、無事にアニメ化が決まって安心しましたね。『週刊少年チャンピオン』のときの担当編集さんがアニメ好きの方で、その方も打ち合わせに参加していただきました。どういう方向性にするのか、どの要素を取るのか、アニメ化にあたっては(内部で)めちゃくちゃ話し合っていました。

──スタッフインタビューで「ラフイラストが決め手になった」というお話もありました。もちろん皆さんで話し合われての結果だとは思うのですが、たくさんのオファーがあった中で、桜井先生として決定打となったものはなんだったのでしょうか。

桜井:皆さんの熱意ももちろんですが、「どういう作品にしたいのか」を具体的に感じたのが私の中ではいちばん大きかったんです。打ち合わせの中で作品の先のことを考えてくれているなと。

──最初の打ち合わせでは、赤城監督含め「桜井先生を質問攻めにしてしまった」とか。

桜井:確かに……。申し訳ないのですが色々聞かれ過ぎて、どのような受け答えをしたか忘れてしまっているんです(笑)。

──個人的に気になったのが、赤城監督が聞いたという「桜井先生の好きなアニメ」です。以前からお好きなことを公言されているアニメ『おねがいマイメロディ』などでしょうか?

桜井:なんだったかなぁ……。もちろん『おねがいマイメロディ』も好きなんですけど、当時は『鬼滅の刃』が放送されていた時期だったので、もしかしたら名前を挙げていたかもしれません。『鬼滅の刃』はファンブックも含めてすべて買っているので……。

 

(C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
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