音楽
和楽器バンド・鈴華ゆう子、町屋、山葵、黒流『I vs I』インタビュー

newアルバム『I vs I』和楽器バンド・鈴華ゆう子さん、黒流さん、町屋さん、山葵さんが楽曲への思いを語る! さらに4人の好きなアニメやゲームなどオタクトークが爆発!?

詩吟、和楽器とロックバンドを融合させ、エンターテインメントとして昇華させた和楽器バンドのNEWアルバム『I vs I』が2023年7月26日にリリース!

和楽器バンドは、ボーカルの鈴華ゆう子さんと、箏奏者のいぶくろ聖志さん、尺八奏者の神永大輔さん、津軽三味線奏者の蜷川べにさん、和太鼓奏者の黒流(くろな)さんという和楽器奏者の面々と、ギター&ボーカルの町屋さん、ベースの亜沙さん、ドラムの山葵(わさび)さんの8人による異色のロックバンド。

これまでアニメやゲームなどのタイアップも数多く手掛けている和楽器バンドの最新アルバムは、7月26日よりNetflixにて全世界配信されるアニメ『範馬刃牙』野人戦争(ピクルウォーズ)篇のOP曲「The Beast」をはじめ、アニメ『MARS RED』のOP曲「生命のアリア」など本編11曲のうち7曲タイアップ(ボーナストラックを入れると8曲)。

更にボーナストラックもすとぷりへの提供曲「星の如く」のセルフカバーやアニメ『あはれ!名作くん』主題歌の「名作ジャーニー」も収録。

アニメイトタイムズでは初となった今回のインタビューでは、和楽器バンドから、鈴華さん、黒流さん、町屋さん、山葵さんの4人が登場。

戦いをテーマにしたというアルバム『I vs I』と7月29日から始まるツアーについての紹介や、和楽器バンドが誕生したきっかけ、そしてサブカル好きと語る4人のお気に入りアニメやゲームについても語っていただきました。

 

「もっと知ってほしい、共有したい」

──今回、アニメイトタイムズ では初のインタビューということで、改めて和楽器バンドの特徴や魅力を教えてください。

ボーカル 鈴華ゆう子さん(以下、鈴華):結成は2014年にさかのぼるんですけど、元々ニコニコ動画に自分のパフォーマンスを投稿していた仲間たちがいて、私が「一緒にやらない?」と声をかけたのがきっかけでした。

──鈴華さんの「伝統芸能をよりポップに世界へ広げたい」という想いも和楽器バンドの結成の理由の1つだとか。

鈴華:私は詩吟や舞をやっていましたが、あまり知られていなかったり、触れたことがない人が多いなと感じていて、「日本人ならこのサウンドを聴けばきっと燃えるはずなのにな」ともっと知ってほしい、共有したいという想いが強くありました。

でも硬いものをいきなり突きつけられても誰にも聴いてもらえないと思ったので、J‐POPシーンにのせていくのがいいのではないかと思ったんです。

活動を始めるにあたって、まず1つの動画を作ってみようというところから始めて、いきなりオリジナル曲をやっても皆さんに届かないかもしれないと思ったので、「歌ってみた」や「踊ってみた」、「演奏してみた」などを凝縮した和の作品を作ろうと。

当時は和風ボカロが流行っていたので、それをカバーして「和の楽器でも弾けてしまうんだよ」とか「これだけ速い曲もできるよ」という動画を作ることにしました。

また私自身が詩吟の師範をしているので、詩吟の伴奏楽器と尺八をベースに、和楽器のメンバーを募って、あとは「演奏してみた」などで活躍していた洋楽器奏者にイベントで会った時に声をかけたりして、8人のメンバーになりました。

 

 
最初に「月・影・舞・華」を投稿したらたくさんの方に視聴していただけて、その後に「六兆年と一夜物語」、「天樂」、「千本桜」(デビューアルバム『ボカロ三昧』に収録)と投稿していくたびに再生数が伸びていったら、メジャーレーベルの方の目にとまって、「一緒にやってみませんか」と声を掛けていただいて。

活動開始から1年足らずでメジャーデビューにたどりつきました。メンバーはそれぞれ自分のバンドを持っていたり、プロの活動をしていましたが、和楽器バンドで皆さんの目や耳にとまるようになって、今に至るといった感じです。

──デビューアルバムが『ボカロ三昧』とボカロ曲をカバーしたアルバムというのは、まさに今だからこそですよね。

鈴華:時代ですよね。新しい日本の文化として認知され始めてきた時だったので、私たちにとっても青春のように、たくさん聴いていましたし。

──そして2015年には「ミュージックステーション」への出演、初のオリジナルアルバムであり、2ndアルバム『八奏絵巻』で週間チャート1位を獲得などすごい勢いですね。

鈴華:日本武道館まで早かったですね(2016年1月に単独で日本武道館公演開催)。ブームにギリギリのれたのかも(笑)。「千本桜」もいろいろな方がカバーされ尽くした後だったので、そこでまた「千本桜」をやるのはどうだろうという議論がメンバー内でもありました。

うちのベーシストでボカロPでもある亜沙の曲「吉原ラメント」をやろうかと最後の最後まで悩んだんですけど、王道の日本のボカロ曲というくらい認知されている「千本桜」をカバーすることにしました。

私たちが完成形を作るくらいの気持ちで挑戦して、全部の演奏を和楽器にし、バンドアレンジにして、歌い方にも詩吟のエッセンスを入れて、「さあ、どうでしょう」と。そうしたら日本国内にとどまらず、海外でもウケてくれて。

またアルバムの1枚目をリリースした時には勢いがあったので、「千本桜」や「天樂」をはじめ、アニメ『戦国無双』のOP曲「戦-ikusa-」やED曲「なでしこ桜」、『双星の陰陽師』のOP曲「valkyrie-戦乙女-」やED曲「蛍火」などタイアップのお話もたくさんいただきました。

 

 

──幕末や戦国時代を舞台にした作品やゲームが増えていく中で、和テイストの曲やいわゆる和ロックがテーマ曲になることが多くなりましたが、和楽器をここまでフィーチャーし、深化させた本格的な和テイストのサウンドは和楽器バンドが元祖ではないでしょうか。

和太鼓 黒流(くろな)さん(以下、黒流):和楽器を入れたバンドはあるし、最近でも多くなりましたが、バンド形式で9年間も続けているのは僕らくらいかもしれないですね。

鈴華:デビュー当時にメンバー全員でアニメイトさんの店舗にうかがったことがありますが、デビューアルバム『ボカロ三昧』はアニメやサブカルコーナーに置かれていました(笑)。

ドラム 山葵(わさび)さん(以下、山葵):きっとジャンル的にどこに置いていいのか、わからなかったんだろうね(笑)。

黒流:和楽器の音が入るとその印象が強くなりがちですが、ボーカルを入れてバンド形式でやれているところが僕らの個性であり、強みなのかなと思います。

──間違いなく、J‐POPシーンにおける和楽器の存在感を高め、増していった先駆者が和楽器バンドなのかなと。

鈴華:和楽器を入れてみた、ではなく、流派に入っているような和楽器奏者の方がJ‐POPシーンにたくさん入って来た気がします。

山葵:和楽器をサウンドのエッセンスとして入れたくても、入れ方がわからない人が多かったイメージがあります。

僕がソロでやっている時、他のアーティストの方のレコーディングに参加したりすると、「和楽器の入れ方わからないんですよ」と尋ねられることが多くて。

でも僕らが9年やってきたことで、和楽器の活かし方をいろいろなパターンを提示できてきたのかなとは思っています。

──また『戦国無双』や『双星の陰陽師』、『京都寺町三条のホームズ』、『MARS RED』などアニメタイアップも多数手がけられていますが、皆さんがアニメやゲーム好きというところもうまく作品に落とし込めている理由の1つなのかなと思いました。

鈴華:メンバーみんな大好きですよ。

ギター&ボーカル 町屋さん(以下、町屋):今日、来ているメンバーもみんなサブカル好きですから。

 

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