夏アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』明神弥彦役・小市眞琴さんメールインタビュー【連載第4回】｜ぶつかって、傷ついても、決して心折れずに強くなっていく姿に目が離せません。

泣きながら台本を読んだお気に入りのシーンです

──子供ながらに、勇敢さや譲れない誇りなど感じる明神弥彦ですが、小市さんがこれは譲れないなどこだわってしまうものはありますか。

小市：お芝居に関しては自分の中で様々なこだわりを持っていますが、プライベートとなるとあまり無いかもしれません。ただ私も弥彦と同じく家族をとても大切に思っているので、家族が傷つけられるようなことがあったら敵の急所を噛もうとするかもしれません。

──今後も様々なキャラクターが登場しますが、好きなキャラクターや気になるキャラクターはいらっしゃいますか。

小市：塚山由太郎くんが好きです！　弥彦と同年代で剣の才能があり、同じく士族出身。でも強くなりたい理由は真反対。弥彦が精神的にも剣術的にも成長する上で欠かせない、良きライバルであり友だと思います。ぜひお楽しみに！

──4話までで、注目してほしいポイントやお気に入りのシーンなどありましたらお教えください。

小市：全てです!!　「助けてくれなんて誰が言ったよ」「俺は1人でも戦えた…！戦えたんだ！！」は、自分の非力さに、悔しくて涙が出る一歩手前の台詞だと思っていて。集英組の中ではグッと堪えて気丈に振る舞うことが弥彦にとって大切なことだったんだと思うと……その健気さに、泣きながら台本を読んだお気に入りのシーンです。

そのあと大粒の涙を流しながら言う「ちくしょう強くなりてえ」も、これからの弥彦に繋がってくる大事なシーンで魂を込めましたし、他にも神谷活心流に入門することを決めて、ボロボロになった道場に頭を下げて入室するところや、ED前の逆刃刀を支える竹刀2本とか……あげたらキリがありません！

──最後にファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

小市：スタッフ、役者一同、毎話すごい熱量で本作に挑んでいます。1人でも多くの方に見て頂けますと幸いです。原作を読んでいる方は、ぜひ新たに差し込まれているシーンなども含めてお楽しみ頂けると嬉しいです！

4話はいよいよ左之助が本格的に登場しましたね！　2人の戦いの行方は!?　これからの剣心達の活躍、引き続きお見逃しなく！

TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」作品情報

放送情報

2023年7月6日より毎週木曜24時55分～　フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送

スタッフ

原作：和月伸宏『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』（集英社 ジャンプコミックス刊）
監督：山本秀世
シリーズ構成・脚本：倉田英之
シリーズ構成・脚本協力：黒碕 薫
キャラクターデザイン：西位輝実、内田陽子
衣装デザイン：なすか
プロップデザイン：小菅和久
メインアニメーター：北尾 勝
アクションアニメーター：菊地勝則
音楽：髙見 優
音響監督：納谷僚介
音響効果：小山恭正
色彩設計：篠原愛子
美術監督：齋藤幸洋
撮影監督：髙津純平
編集：長谷川舞
３DCGI：ライデンフィルム
アニメーション制作：ライデンフィルム

主題歌

オープニング・テーマ：「飛天」Ayase✕R-指定
エンディング・テーマ：「切っ先」Reol

キャスト

緋村剣心：斉藤壮馬
神谷 薫：高橋李依
明神弥彦：小市眞琴
相楽左之助：八代 拓
高荷 恵：大西沙織
四乃森蒼紫：内田雄馬
斎藤 一：日野 聡

公式サイト
公式ツイッター（＠ruroken_anime）

原作情報

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、1996年に初のTVアニメ化、1997年に劇場版を公開、そして1999年以降3作のOVAが発売され、5度にわたるアニメ化を果たした。現在、続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が「ジャンプスクエア」(集英社)にて連載中のアクション時代劇の金字塔作品。