花澤香菜さん声優デビュー20周年！　声優生活と音楽活動の振り返り＆出演アニメ『ダークギャザリング』EDの新曲「インタリオ」について語るインタビュー!!

音楽活動は自分を掘り下げていくのが楽しい。ターニングポイントは「恋する惑星」と「星空☆ディスティネーション」

――音楽活動も12年目に突入していますが、意識や取り組み方の変化はありましたか？

花澤：演じる仕事は役を掘り下げつつ、自分の経験を活かしていく感じですが、音楽活動は自分をどんどん掘り下げていくことが主なのかなと感じています。ライブはまだまだ緊張しますけど、始めた頃よりは堂々と自分のやりたいことができて、楽しめるようになっているかなと感じます。

――今までの楽曲の中で、印象深い曲やターニングポイントになった曲を教えてください。

花澤：「恋する惑星」(5thシングル表題曲)の歌詞はその時々で自分にフィットする、私にとって合わせ鏡のような不思議な曲なんです。“自分の中にある夢や実現したいことを育てていこう”というメッセージが込められていて、ライブで歌いたい曲の中に必ず入っています。

【マキシシングル】花澤香菜/恋する惑星 通常盤

――デビュー曲の「星空☆ディスティネーション」もアーティスト・花澤香菜の方向性や、進むべき道を示す大切な曲になったのではないでしょうか？

花澤：デビュー曲が決まるまで、作詞・作曲の北川勝利さんが何曲もデモテープを作ってくださって、一緒にレコーディングして、私の声や歌い方に合う楽曲を考えてくださったんです。私のアーティスト活動を象徴する曲ですし、ライブではなんだかもったいなく思って、いつも終盤に歌っています。

【マキシシングル】花澤香菜/星空☆ディスティネーション 通常盤

――北川勝利さんは、新曲「インタリオ」でも作曲・編曲を担当しています。

花澤：北川勝利さんは、ここまで長くお世話になっていて、もう親戚のような存在であり（笑）、私の音楽活動に欠かせない方です。

『ダークギャザリング』は出演している花澤さんも怖くなるアニメ！

――新曲「インタリオ」はご自身も出演されている『ダークギャザリング』の10月クールエンディングテーマです。本作の魅力や、今後の見どころなどご紹介お願いします。

花澤：『ダークギャザリング』は怖いんですよ。オーディションの時も「受かったら大丈夫かな？」と不安もあったりして（笑）。
　
私が演じる寶月詠子ちゃんは幻燈河螢多朗君の幼なじみで、オカルトが大好き。螢多朗君が霊を呼び寄せてしまう人なので、一緒にいればおもしろいことがあるかもと一緒に行動しています。螢多朗君のことも大好きだけど、盗聴器を付けて常に螢多朗君を見守っていたり、ヤバい人だと判明して（笑）。
　
そんなキャラなので、私もお化けを怖がっている場合じゃないな、と。お化けを楽しみつつ、自分のヤバい部分も見えちゃうみたいな、そういうお芝居に没頭できて楽しいです。ギャグも交えながらお話が進んでいくので、ホラーが苦手な方でも観やすくて楽しめると思います。
　
10月から2クール目に入りましたが、お化けもどんどん怖くなっていきますので、そこも見どころかな!?