魅力的な声優は、人として魅力的――西山宏太朗さんが「81ACTOR'S STUDIO」のキッズクラス「81キッズ」を体験！　朗読やレクリエーションを通して小学生から得た学び【授業体験レポート】

「リズム連想ゲーム」では勝ち残った西山さんと生徒の一騎打ち！

次の「後出しじゃんけん」は、水島さんと生徒たちがじゃんけん。まず「僕に勝ってください」と言われ、水島さんが「後出しじゃんけん、じゃんけんぽん♪」と歌って、グー・チョキ・パーのいずれかを出したのを見てから、生徒たちも出します。この段階でも負けてしまう生徒が。きっと後出しする習慣がないので、頭が戸惑ってしまうのかも。早く出す生徒が多い中、西山さんは見てから数秒のタイムラグが。徐々にスピードアップしていくと、「宏太朗さん、もうちょっと早く」と教育的指導も（笑）。

そして今度は水島さんの出したグー・チョキ・パーに負けるものを出すルールに変わります。生徒が出すスピードも遅れ気味になっていくと、水島さんから「じゃんけんは勝つものという固定概念があるから、後出しで意図的に負けるのは頭が柔らかくないとできません」と説明。

3つ目の「リズム連想ゲーム」は、全員床に輪になるように座って、両ひざを手で叩き、次は両手をパンと叩き、その手を横で握って、「寿司・魚」→「魚・海」→「海・広い」など相手のワードから連想される言葉は発して、つないでいくゲームです。生徒がやっているのを見ていた西山さんも参加することになって、「これは難しそうですね」とちょっぴり不安そう。ワードを発する前のアクションをしながら、連想する言葉を瞬時に考えなくてはいけないので、確かに大変そうです。

「では少しゆっくりめでいきましょうか？」という水島さんの申し出からゲームがスタート。「青」で止まってしまった生徒が、後になって、「あっ！　ドラえもんだ！」と思いつくと、「青色だから何という理屈ではなくて、頭の中で絵を思い浮かべればいいんだよ」とアドバイス。次々と脱落していき、「すぐに回ってくるじゃん」と焦る西山さん。その不安通りに1回止まってしまいましたが、生徒の「初めてだから」という優しさでセーフに。でも気が付くと西山さんと女子生徒の一騎打ちになりました。

「どっちも頑張れ！」と声援が飛ぶ中、21連続の好勝負の末、女子生徒が勝利。「やった！　宏太朗さんに勝った！」と大喜びする横で、本気で悔しがる西山さん。とても盛り上がり、生徒たちと打ち解けたウォーミングアップでした。