音楽
ReoNa、これからの歩み|ReoNa5th anniversary スペシャルインタビュー第3回

ReoNaの音楽の旅路をかわいく、クールに彩るCFプロジェクトいよいよ最終ステージへ|5周年&クラウドファンディング開催記念インタビュー第3回

 

グッズは「まるで合言葉」

――先日のAnimeJapn 2024「アニメイト/ソレオス」ブースにて、フィギュアのサンプル品を拝見させてもらったのですが、今回の「デフォルメラバーフィギュア」は立体的な仕様なのですよね。キーホルダーとしても使用可能なのでしょうか?

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2024年3月23日(土)・24日(日)、東京ビッグサイトで世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan2024」が開催されています。アニメイト/ソレオスブースでは、株式会社アニメイトが運営する「ソレオス」で過去に実施されたプロジェクトのリターン品の展示中! さらに、最強のアイドル育成ドラマシリーズ『URADOL』のピールオフ広告なども展開されており、見どころ満載の内容です。本稿では、そんなアニメイト/ソレオスブースのフォトレポートをお届けします。展示で辿る「ソレオス」の軌跡「ソレオス」は、アニメ、声優、キャラクターコンテンツに特化し、エンタメ業界の人たちの想いとあなたの「推したい!」気持ちをつなげるクラウドファンディングサービス。ブース内では、「『I★CHUPROJECT』メインストーリー完結企画!」、「CUE!コンプリートブック制作プロジェクト」、「プリンセス・プリンシパルCrownHandler第3章大ヒット記念アンジェ再販プロジェクト」など、過去に実施された豪華リターン品の実物が展示されています。さらに、『東京カラーソニック!!』を手がける女性向けレーベルブランド「eternalvoyage」による最強の異色アイドル育成CD『URADOL(ウラドル)』も登場! 「ソレオス」...

 
松原:使えます。かばんなどにぶら下げて、連れて歩けることも可能です。ライブ会場にも連れてきていただけたらうれしいですね。また、アクリルスタンドのような使い方もできるんじゃないかなと。現状はまだサンプルをお見せできないのが残念ではあるのですが、そこは楽しみにしてもらえたらなと。

――それは嬉しいですね。アニメイト池袋本店グランドオープン1周年記念に「1日応援大使」をされていた時に改めて感じていましたが、ReoNaさんのファンの方はReoNaグッズを日常的に身につけられている方が多いんだなと。

ReoNa:あの日、グッズってまるで合言葉のようだなと感じました。

松原:あの日も大変お世話になりました。本当に多くの方に来ていただいて。

ReoNa:アニメイトさんには、神埼エルザ starring ReoNaのリリースの頃からずっとお世話になり続けていましたし、プライベートでもアニメイト池袋本店さんにお邪魔していたので、まさか、私がグランドオープン1周年記念の「1日応援大使」をさせていただく日がくるとも、そして、あれだけ多くの方にいらしていただけるとも思っていなかったです。

松原:予定時間を大幅に過ぎてもレジに立ち続けて頂いて、本当に感謝していますし、ファンへ対する気持ちの強さを改めて感じました。対応する事ができなかったお客様には本当に申し訳ないです。でもオープニングセレモニー後にて、多くの皆さんにご挨拶できたことは良かったんじゃないかなと、個人的には思っています。

 

 

特にこだわった『シャドーハウス』におけるビジュアル

――ReoNaさんからリクエストや提案をされたことというのはあったんです?

ReoNa:「こういう表情はできますか」「ここは髪色って変えられるんですか?」「この時のピアスは、このモチーフだとどうでしょうか」などと提案をさせてもらっていました。

松原:その意見をうかがって「ソレオス」チームと話し合って、お互いにさまざまなアイデアを出しつつ制作は進んでいきました。例えば、最初の段階に挙がっていた話としては「ないない」のまつ毛は拘りがあったからできるなら白にしたい、「シャル・ウィ・ダンス?」の靴の底はタップシューズだと素敵だよね……と。

――『シャドーハウス』の「ないない」では、生き人形というゴシカルで不思議な世界観に合わせて「人ならざる者感」をビジュアルと音楽の組み合わせを通じて表現していました。一方、「シャル・ウィ・ダンス?」ではダンス/タップダンスに初挑戦。ReoNaさんの音楽の表現の新しい形を提示する機会にもなっていて。そう考えると、その時々のビジュアル面における試みって、アーティストとしての道のりを改めて感じさせるものなんですね。

ReoNa:そうかもしれません。『シャドーハウス』は、音楽面においても、ビジュアル面においても、さまざまな挑戦があって。ゴシックロリータ風の衣装を着るのは初めてだったのでドキドキしながら、 “ないない”尽くしの撮影だったことを覚えています。当時もまつ毛ってこんなに白くできるんだと驚いて。

 

 

――デフォルメラバーフィギュアの表情に関してはどのように決められていったんでしょうか。

松原:最初は一通りだったんです。あくまで衣装に着目したプロジェクトでしたし、語弊があるかもしれませんが、作る側としては絞ったほうが簡単ではあるんです。それで「髪色を変えて表情は変えないでいきましょう」という話ですすめていたんですが……でも手元に届いて並べた時に、どっちのほうがワクワクするかな?と考えると「やっぱり表情は変えたいよね」という話になり、ソレオスチームと再検討しました。

――「届いた側」の気持ちを考えた上でのこだわりを大切にされたんですね。

ReoNa:フィギュアを作るのは初めてだったので最初は手探り感が強かったんですが、お話が進んでいくうちに「こういうこともできるんじゃないか」ってさまざまなアイデアが出てきて。その中でも、『表情・髪色は変えることが実現可能』とうかがって、チームみんなで「良いね」って、なりました。

松原:ただ、平面上のものを立体に起こしていくので、実際に作ってみないとどのように表情が出るかは分からないところもあるんですよね。イラストをただ単に立体にするだけだと、こけしのように、すこしつるんとした印象になってしまいます。平均4〜5回くらいサンプルを作った上で「もう少し立体的にして欲しい」というリクエストをして最終的なデザインを決めていくという工程です。それを一体一体繰り返していきました。

 

 

――松原さんが制作面で苦労されたところというと、どんなところになりますか。

松原:髪色でしょうか。ひとつの作品の中には、ジャケ写とMV、CDの写真とさまざまなアートワークがあります。光の当たり方によっては、全然違う髪色に見えるんですよね。「じゃあ、この時何色にすれば良いんだろう?」と。

――ピンクの髪色に関しても、少しずつ色が違いますよね。

ReoNa:ピンクはピンクでも、紫よりのピンクだったり、ちょっと金髪っぽかったり。時期ごとに、作品のイメージごとに合わせて髪型を変えていたので、髪色まで含めてその時のビジュアルだと捉えているんです。

――細かなアクセサリー類も特徴的ですが、どのように決めたのですか?

ReoNa:各作品ごとに私がつけているピアスの中から特徴的なものをピックアップして、モチーフとして描いていただきました。表情に関しても、曲の雰囲気を尊重しつつ、なるべくいろいろな種類になるようにといったご提案をいただきました。

――例えばアルバム『unknown』と『HUMAN』はウィンクが左右反対になっています。細かなディテールは対照的でありながらも、統一感もあって、並べたときに絶対にかわいいだろうなと思っていました。実際、『unknown』と『HUMAN』は音楽的にも対になるような作品ですよね。それぞれが独立した作品でありながらも、ビジュアルを通してひとつの物語に結びつけることもできるのは、ReoNaのアニバーサリーならではですし、この企画ならではなのかもしれません。ReoNaさん自身はこれまでの音楽の旅をビジュアルで振り返ることで、自身の音楽的な成長というのも感じましたか?

ReoNa:常に成長、更新していけたら良いなと思っています。

“絶望系アニソンシンガー”として、寄り添わせていただく作品や、リリースする楽曲に向き合っていく中で、ビジュアル面でも楽曲の世界をどう表現しよう、と向き合ってきた軌跡を感じます。

 

 

――現在お話を聞いているのは、もうすぐ第3ステージに突入というタイミング。期間は約2ヶ月あるにもかかわらず、ものすごく早いスピードで進んでいますね。

松原:そうですね。それはとてもありがたい限りです。ただ、今回の企画は完全な受注生産であり、また「ソレオス」というシステム上、どうしても期間を区切らなければならないところではあるので、そこは心苦しいところです。

――5月15日にはこのプロジェクトに登場している「SWEET HURT」「forget-me-not」「ANIMA」「ないない」、4タイトルのアナログ盤が5/15(水)同時リリースされるんですよね。「月姫 -A piece of blue glass moon- THEME SONG E.P.」以来となる、待望のアナログ盤になります。今回のプロジェクトも含めて、5周年ならではの企画が続きますね。

ReoNa:5月はいろいろなことが起こります。『ReoNa 5th Anniversary Concert Tour “ハロー、アンハッピー”』もいよいよ始まります。

どのタイミングでReoNaに出会ってくださったか、きっと人それぞれ違うと思うのですが、これまでの曲もたくさん聴いてくださってきた方にも、改めてReoNaが寄り添わせていただいてきたお歌をレコードならではの音で楽しんで頂けますよう。

 

 

――「ソレオス」の実物が届くのも楽しみですね。

ReoNa:待ち遠しいです。

松原:サンプル自体は見ているのですが、まだ仮の状態なんです。こだわってこだわって、今はさらに手入れをしてもらっています。早くお届けしたい気持ちはあるのですが、皆さんが喜んでもらえるものを届けたいので、お届けまでには少しお時間を要しますが……。

ReoNa:5th anniversaryとして、お歌の世界をフィギュアでも楽しんでいただけますように。

 
インタビュー&文・逆井マリ
インタビュー企画・協力:松原正泰(アニメイト)

 

アナログ盤情報

「SWEET HURT」

【発売日】2024年5月15日
【価格】3,999円(税込)

 

「forget-me-not」

【発売日】2024年5月15日
【価格】3,999円(税込)

 

「ANIMA」

【発売日】2024年5月15日
【価格】3,999円(税込)

 

「ないない」

【発売日】2024年5月15日
【価格】3,999円(税込)

ReoNa5周年記念プロジェクト!情報

[開催期間]2024年4月1日(月)18時~2024年5月30日(木)23時59分
[開催場所]ソレオス

[リターン品内容]
ReoNeさんが5年間にリリースしたCDの衣装のラバーフィギュア全11種
フィギュア素材:PVC/サイズ:H70×W50×D45mm
※リターン品の仕様は予告なく変更となる場合があります。

目標金額達成でラバーフィギュアの種類が増加!

本プロジェクトは、目標金額が達成されるごとに製作するラバーフィギュアの種類を増やしていきます(最大11種類)。
※一般発売の予定はございません。

【STAGE 1】200万円
・SWEET HURT
・forget-me-not

【STAGE 2】400万円
・Null
・ANIMA

【STAGE 3】600万円
・unknown
・ないない

【STAGE 4】800万円
・月姫 -A piece of blue glass moon- THEME SONG E.P.
・Naked

【STAGE 5】1100万円
・シャル・ウィ・ダンス?
・Alive
・HUMAN

※金額はすべて累計

 

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