残り3回も楽しんで収録したいと思います！――山下さんの『メタルヒーロー』愛が炸裂！　「らしんばんラジオ」2025年3月パーソナリティ・山下誠一郎さんインタビュー

残り3回も楽しんで収録したいと思います！

――「私の好きな・春の！味これ1番！」など、「らしんばんラジオ」でも春の話題が増えてきましたね。

山下：そうですね。ただ、春の食べ物といわれても、あまり印象がなくて。お餅なども連想しましたが、冬も食べますしね。春は、寒さと暖かさが混在する時期なので、難しかったです。

ラジオ本編では、お花見のイメージから団子を挙げました。個人的には、まんじゅうより団子や大福のほうが好きなんですよね。

――春の醍醐味ですね。ちなみに、お花見はよくされるのですか？

山下：場所取りも大変そうですし、やはり虫が苦手なので、あまりしないですね。

昔、同業の先輩に誘っていただいて行ったことはあるのですが、好んではなかなか……特に、木の下にはなるべく行かないようにしています。春は暖かくなってくるので、虫も「おっ？」と思って出てくるかもしれませんから……それもお花見の醍醐味なんでしょうけどね（笑）。

お酒が好きだったら違うのかなとも思うのですが、たまにはお花見に行くのもいいかもしれません。

――最後に、今月も恒例の「耳をすませば・アナザースカイ」のコーナーがありました。

山下：毎回、血を流しながら臨んでいます（笑）。

――（笑）。今月は特別編も含めて3つのお題がありましたね。

山下：ひとつ目の「卒業式の帰り道、別々の進路へ進む、気になるアイツへの一言」では、ラブコメチックというよりは、友情を誓い合うようなニュアンスでお話ししました。

半分実話を入れて、声優になると決めて先生に報告したとき「フッ」とちょっと笑われたことなどを交えながら、青春のアツいノリで“ヤケクソ青春”の雰囲気を演出しました。

「10年後、この桜の木の下で会おうぜ！」と締めたのですが、今考えると「これ、恋愛ものやないか」と思いましたね。

――続いて、今月も「セイチージャー」のお題がありましたね。

山下：もう「セイチージャー」はマストなんだなと（笑）。特に今月のお題は、書き手の方がマニアですね。「2クール目に入って新しい武器をゲットしたときの一言」という、新武器の登場に関する、よくある展開がテーマでした。

手に入れたものの、なぜか動かない武器。「なんでだ、なんで起動しないんだ！」と主人公が悩んでいるうちに敵にやられて、次回に持ち越される……。

そして、レッドや主人公の正義の心や本気度が試され、武器が覚醒する。形が変わって、実は剣だったことがわかる……そんな王道の描写をモチーフにしました。

――王道かつ、アツい展開ですね。

山下：すごくよくあるやつです（笑）。レッドだけが持っている特別な武器を想像していました。

あるあるの展開だったので、前回よりもやりやすかったです。「お前の心を認めてやろう」「これがこの武器の本当の姿……！」って、武器が喋りだすパターンもありますから。その結果、「カシャーン！」と武器が開いて勝つ、みたいな。

――山下さんのマニア的な熱量が伝わってきます。

山下：トピックのおかげですね。「セイチージャー」は戦隊モノのあるあるを語るコーナーのようになってきていますが、ネタが尽きないか心配です……。頑張ります！

――楽しみにしています！　そして2月に続き、3月も「アフターホワイトデー」の特別編がありました。

山下：「『この前のお菓子、美味しかったかな？　来年もプレゼントできれば嬉しいんだけど』と告白チックなセリフをイケボでお願いします」というオーダーだったのですが、半分無視しています……（笑）。

イケボで始まりイケボで終わるというのは、やはり恥ずかしいですね。しっかりとイケボで臨むときもあるのですが、どうしても“テレ”が入ってしまうのが僕の弱点と言いますか……今回もつい、ふざけてしまいました。

らしんばんさんには老若男女、さまざまなお客様が来店されるので、みなさんに楽しんでいただけるような雰囲気にできればと思って臨んでいます。

――そして、今回の収録で「山下誠一郎のらしんばんラジオ」も折り返し地点となりました。

山下：早いですね……。次回の収録ではゲストがいらっしゃると聞いているので、この「アナザースカイ」をゲストに押し付けられないかと考えています。

――ゲストと山下さんのエチュードが、今から楽しみです。

山下：「ほら、これが『らしんばんラジオ』の厳しさだ。やってごらん」って、任せたい……（笑）。

「らしんばんラジオ」の収録も折り返し地点を迎えましたが、残り3回も楽しんで収録したいと思います！

「山下誠一郎のらしんばんラジオ」2025年1月1日より放送開始！