
アニメ『怪獣8号』第1期総集編/同時上映「保科の休日」河西健吾さんインタビュー|休日なのに隊員を見かけては手を差し伸べるのが保科らしい
集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2020年7月より連載中、既刊15巻にして国内累計発行部数が1,800万部を超える(デジタル版含む)大人気コミック『怪獣8号』。本作のアニメ第1期が2024年に放送されましたが、2025年3月28日より、アニメ第1期総集編と同時上映「保科の休日」が、3週間限定で劇場にて上映中です。
アニメイトタイムズでは、保科宗四郎役・河西健吾さんにインタビュー。「保科の休日」の見どころに加えて、『怪獣8号』の魅力やご自身の休日の過ごし方についてお聞きしました。
あえて標準語に近い感じで、言葉尻だけ方言っぽく喋る場面もありました
──アニメ第1期で保科を演じてみて、改めてどのような人物だと感じましたか?
保科宗四郎役・河西健吾さん(以下、河西):日常の彼は、明るくて場を和ませてくれて、隊員からも好かれる人物です。一方で、いざ怪獣が攻め込んできたときには的確に指示を出したり、怪獣10号が襲ってきたときには隊長不在のなか単身で死闘を繰り広げたりしていて。日常と戦闘時のメリハリそのものが、保科っぽいなと感じています。
──実力も相当です。
河西:実力はもちろん、いち早く日比野カフカに違和感を持ち、そのうえで本来は防衛隊の合格レベルに達していないカフカを仮入隊させ傍に置いて監視するという洞察力もすごいです。あとは、アニメではまだ多くは語られていませんが、亜白ミナ隊長を補佐するために色々と働いていましたよね。すごく彼女のために動いているなと感じました。
──保科を演じるうえで、どのようなディレクションがありましたか?
河西:キャラクターの性格とか、そういうのに関するディレクションは特になかったです。ただ、彼は言葉遣いが関西弁なので、その点に関して最初は何回も「こうじゃないか」とディスカッションをしながら収録していました。
──ふだん方言を使うのとお芝居で方言を喋るのでは、違いがありましたか?
河西:字面で方言を喋るのと、慣れ親しんだ人物と実際に会話するのでは、全然違うなと感じています。親しい人とはノリで喋っている部分ももちろんありますし、保科の場合は役職に付いていて、堅く喋らないといけない瞬間もあるんですよね。
そういうとき、上官に対しても砕けて馴れ馴れしく喋るのは、ちょっと違う気がして。なので、堅く喋るような場面ではあえて標準語に近い感じで、言葉尻だけ方言っぽく喋ってみるという使い分けをしていました。














































