『小市民シリーズ』第2期先行上映会キャストトークパート第2部レポートが到着！　梅田修一朗さん、羊宮妃那さんら登壇

2025年4月5日より放送中のTVアニメ『小市民シリーズ』。

放送日当日には、第2期先行上映会が行われ、第2部のキャストトークパートがABEMAにて配信されました。イベントには、梅田修一朗さん（小鳩常悟朗役）、羊宮妃那さん（小佐内ゆき役）、古川慎さん（堂島健吾役）、上西哲平さん（瓜野高彦役）、宮本侑芽さん（仲丸十希子役）、山下誠一郎さん（氷谷優人役）らが登壇し、第2期にへの期待が膨らむトークが展開！

このたび、本イベントの第2部・キャストトークパートのレポートが公開されました。

小市民シリーズ第2期

わたし、知りたかったの。恋とはどんなものかしらって。たがいに助け合う“互恵関係”を解消した、高校二年の小鳩くんと小佐内さん。小佐内さんは、新聞部一年の瓜野くんとつきあいはじめる。瓜野くんは在学した証しを残し、小佐内さんにいいところを見せるため、市内で起きた放火事件を学内新聞で取り上げようと奮闘する。一方、小鳩くんはクラスメイトの仲丸さんとつきあいはじめる。平穏な日々を過ごすなか、河川敷で放火現場に遭遇し......。小鳩くんと小佐内さんの小市民としての再出発は、はたしてどうなるのだろうか。作品名小市民シリーズ第2期放送形態TVアニメシリーズ小市民シリーズスケジュール2025年4月5日（土）〜2025年6月28日（土）テレビ朝日系ほか話数全12話キャスト小鳩常悟朗：梅田修一朗小佐内ゆき：羊宮妃那堂島健吾：古川慎瓜野高彦：上西哲平仲丸十希子：宮本侑芽氷谷優人：山下誠一郎スタッフ原作：米澤穂信(創元推理文庫刊)監督：神戸守シリーズ構成：大野敏哉キャラクターデザイン：斎藤敦史サブキャラクターデザイン・総作画監督：具志堅眞由色彩設計：秋元由紀美術監督：伊藤聖(スタジオARA)美術設定：青木智由紀　イノセユキエ撮影監督：塩川智幸(T2studio)CGディレクタ...

上西哲平「心がワクワクします」アフレコ＆オーディション裏話も炸裂した『小市民シリーズ』振り返りトーク！

本作は、優れた推理力により、過去に苦い経験をした小鳩常悟朗が、清く慎ましい“小市民”を目指そうと、同じ志の同級生・小佐内ゆきとたがいに助け合う“互恵（ごけい）関係”を結ぶも、なぜか不可解な事件や災難に巻き込まれていく青春ミステリ。2人が“互恵関係”を解消するという衝撃の展開で幕を閉じた第1期ですが、第2期では、小鳩はクラスメイトの仲丸十希子と、小佐内は新聞部一年の瓜野高彦と付き合い始めたところから新たな事件と物語がスタートするということで、イベントでは早速、第2期より新たに加わった主要キャラクターたちを掘り下げていきました。

まず、瓜野役の上西さんへ第2期に向けた心境を聞くと、上西さんは「イントロダクションにもあった“小佐内と瓜野はつきあいはじめる”というこの一文、心がワクワクしますね」と笑いを誘い、小鳩と全くタイプが違うという瓜野と小佐内の関係性に注目してほしいことを語ります。

また、小鳩と付き合うことになる仲丸役の宮本さんも「ワクワクしますね〜」とにっこり。「事件ももちろんありますが、それと対照的にイチャコライチャコラしている若者たち代表という感じで…（笑）仲丸ちゃんが話している時はちょっと穏やかな気持ちになれるかなと思います」と、事件の裏で描かれる学生たちの日常シーンの魅力を語りました。

そんななか、続いて瓜野を支える中学時代からの友人・氷谷優人の紹介へ移ると、「まぁ誰とも付き合ってはいないんですけど……」と少し寂しそうに話す山下さんに、会場は大爆笑。また続けて、アフレコ初参加の思い出を語った山下さん。アフレコに初めて参加した際はまだ、アニメ第1期の放送前だったそうで、「ヒントになるものが小説しかなかったので、お三方（梅田さん、羊宮さん、古川さん）のお芝居をもとにこの世界を知っていきました」と役作りについて振り返ります。また上西さんはオーディションを振り返り、「スタジオオーディションの段階で、注意書きみたいなものがあって！『生っぽい（リアルな）芝居でお願いします』って監督さんから指定があったんです！そういう指定があるオーディションってあまり多くないので…」と驚いたことを告白。オーディションから制作陣の熱量を感じたことを語りました。

羊宮妃那の珍回答に会場中が大困惑！仲丸十希子役・宮本侑芽から小佐内ゆきへマウントも！？新キャラクター深掘りトークで会場中が大爆笑！

またイベント内では「ペアで伝えろ！小市民ッションPART2!」と題したコーナーも。キャスト2人がペアになり、指定されたミッションをこなしながら、新キャラクターを紹介するこのコーナー。羊宮さん＆上西さんペアが挑戦した瓜野高彦の紹介では、「羊宮さんを見ながら決めポーズ」というお題に対し、一気にギアをあげハイテンションで語る上西さんに、古川さんから「サンシャイン池崎さん？え、ジャスティス？」とツッコミが。また、「紹介中必ず一度、スイーツで物事を例える」というお題を受けた羊宮さんからは、「瓜野くんはスイカゼリーのような頭をしています」とまさかの答えが飛び出し、会場中がポカン。慌てて「思いつかなかったんです！」と訴える羊宮さんに会場は笑いに包まれます。

続く、梅田さん、宮本さんが挑戦した仲丸十希子の紹介では、梅田さんが「幼少期の恥ずかしい経験」を告白したり、一方で宮本さんは、仲丸の小鳩の呼び方にちなみ、大学時代の実の先輩だという梅田さんを「修一朗ちゃん」と呼ばされたり、さらに、古川さんと山下さんペアによる氷谷優人の紹介では、熱血体育会系になりきる古川さんと、氷谷のように平常心で真顔を貫く山下さんという2人の温度差に会場が笑いに包まれたりと、大盛り上がりのキャラクター紹介が繰り広げられていきます。

さらに、このあと公開される第11話について語った場面では、新規の場面カットが解禁に。キャラクター同士の関係性や、表情の変化が見て取れる場面カットたちに、古川さんは「今までは、小佐内さんと小鳩がペアになっていたけど、こんなに空気感が違うっていうのもなんか新しい章に進んだなって感じがする」「瓜野くんと氷谷くんの関係も、健吾と小鳩の関係との比較になるようにあえて作っているので、そういう（関係性の）違いを見るのも面白いと思います」と見どころを語ります。

続く梅田さんも「小佐内さんは瓜野くんと行動を共にしていくと言うことで小鳩くんといるときとどう違うのか、はたまた同じなのか…」とそれぞれの変化に注目してほしいことを語ると、梅田さんに被せ、宮本さんも「仲丸と一緒にいる小鳩ちゃんと、小佐内と一緒にいた時の小鳩ちゃんの違いも個人的には楽しかったポイントですね！」コメント。すると梅田さんから、「仲丸を演じる侑芽さんだからこそ、“小佐内さん”を“小佐内”と呼ぶところもあるのか…」と“小佐内”と呼び捨てにしたことに対する指摘が。「無意識だったけど確かに！」と慌てて弁解する宮本さんでしたが、キャストからは「マウントが…」「バチバチや！」とヤジが飛び交い、再び会場に笑いが巻き起こりました。

梅田修一朗「小市民の世界に浸っていただけたら嬉しい」、羊宮妃那「最初から最後まで楽しんで」キャスト陣から視聴者へメッセージ

そうしてあっという間にイベントも終わりの時間が近づき、最後に視聴者へメッセージを送った一同。羊宮さんは、「第1期で、ゆきちゃんと小鳩くんの関係性が深掘りされてきましたが、その1クールを通して出来上がった関係値が一度壊れ、みなさんが1期で愛してくださったキャラクターたちがまた違った一面を見せるのも2期の魅力かと思います。新たなキャラクターたちと、新たな展開、そしてOP、EDもとっても魅力的なので最初から最後まで楽しんでいただけると嬉しいです」とコメント。

また梅田さんは、「いつも感じていますが、小市民シリーズを応援してくだっている方々って、本当に温かくて…！こうやって直接足を運んでいただいてありがとうございます。僕らも励みになります」と会場へ集まったファンへの感謝。続けて、「小市民シリーズの中ではしっとりと、静かな雰囲気のなかでいろんな感情が描かれていますが、こういうイベントでは、“温度差で風邪を引くくらい”ワイワイとしたイベントになると思うので、今後も何かイベントがあったら足を運んでいただけると嬉しいです。それまでは、アニメや小説、音楽などで小市民の世界に浸っていただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、温かい拍手に包まれながら先行上映会は幕を閉じました。

なお本放送は、6月30日（月）夜11時59分まで無料でお楽しみいただけます。また「ABEMA」では『小市民シリーズ』第1期の13週連続全話無料一挙放送も実施中。第2期最新話は、毎週土曜日夜25時30分より無料で、地上波同時・単独先行配信中です。ぜひアニメと合わせて、直木賞作家・米澤穂信が贈る緻密なミステリの世界をお楽しみください。