【試し読みあり】あまあまorドロドロ？　上司と部下、先輩と後輩…上下関係が推せる創作BL2選！【らぶカルJ.GARDENまとめ】

年に2回の創作BLのお祭り「J.GARDEN57」！　2025年の初回は3月23日（日）に、東京ビッグサイトで開催されました♪

BL・TL/乙女向け作品に特化したダウンロード販売サービス「らぶカル」では、「J.GARDEN57」でお披露目された、この春イチオシな新作BL2作品をピックアップしてご紹介します♡

新生活が始まる4月は、学校や職場の人間関係に、ちょっぴり変化が訪れる時期。上司と部下、先輩と後輩……歳や立場の違いから生まれる“距離感”が、2人を“新しい関係”へと導いていく様子を、ぜひご堪能あれ♪

また記事の最後には、4/17（木）から開催中の「春のらぶカルフェス」お得なキャンペーン＆クーポン詳細もありますので、ぜひお見逃しなく！

中年上司とプレイボーイ部下のピュアな恋♡『一時的に若返った上司がドタイプだったんですが』

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サークル：ブタムスメノゴハン

＜あらすじ＞
美男美女だらけの化粧品メーカーに勤める浜田裕。面食いでプレイボーイな彼は、職場にいる大半のメンバーに手を出してきた。ただ1人、上司である木本係長を除いて。

髪が薄くてぽっちゃり体型な木本係長は、お世辞にも美男とは言えない、どこにでもいる中年男性。しかし会社の新商品『若ガエール』を使用して20歳若返った姿は、まさかの中性的なイケメンだった！

浜田が想定外のイケメンぶりに心を惑わせる一方で、木本係長もある悩みを抱えていた。それは欲求も20歳若返ってしまうということ。

仕事中に欲求が爆発しそうになり、会社の廊下でうずくまってしまった木本係長。そのとき偶然目の前に現れた浜田に、ついうっかり己の欲求を漏らしてしまうのだった。

そして流れでホテルへと向かった2人は、うちに秘めていた想いを互いに伝えあい……。

＜おすすめポイント＞

うだつの上がらない上司が、不思議なアイテムで20歳若返ったらまさかのイケメンだった！？というキャッチーな導入で幕開け。木本係長のギャップありすぎ＆かわいすぎなビジュアルが、まず読者のハートを鷲掴みにします！

そしてコミカルなスタートながらも、中盤からはがっつり純愛を見せてくるのもまた、本作の魅力。中年男性である木本係長の悲哀と、プレイボーイである浜田の思いがけない純真さ。2人の心にそっと寄り添うようなピュアなストーリーが、もう刺さる刺さる！ちょっと心臓が不安になるレベルです。

ラブとコメディのバランスが絶妙で、読み終えた後もニヤニヤが止まりません。本作をいちはやく読めるのは「らぶカル」だけ！　気になった方はぜひ、購入してみてください♪

サークル「ブタムスメノゴハン」作家：肝井豚男さんコメント

こんにちは、肝井豚男と申します！
このお話は、私自身が「こんなBLが読みたい！」と思って描いた話です。特に、上司の若返り姿に興奮する後輩くんのあほらしさを面白く描けたらなぁと思い描いておりました…！ぜひ楽しんでもらえたらとても嬉しいです！また最後の展開で、二人の関係がどうなっていくのか、一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

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可哀想は……可愛い！『俺を嫌いな先輩が可愛い』

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サークル：ソウダ.y

＜あらすじ＞
玲太はある日、同じ学校に通っていた人気者の先輩・大我と、偶然の再会を果たす。

過呼吸を起こしていた大我を、気まぐれで助けることにした玲太。しかしその場きりで終わるかと思った再会は、大我の衝動的な提案により、思わぬ方向へと舵を切る。

そしてかつての眩しい姿とはかけ離れた脆さを見せてきた大我に対し、玲太の中で「大我の呼吸を支配している」という万能感が目を覚ました。

元の明るい調子を取り戻した大我にそっけなく扱われる玲太だったが、彼の静かな欲望は、少しずつ大我の心を掌握していくのだった。

＜おすすめポイント＞
過呼吸という“弱さ”を持つ大我を、少しずつ追い詰めていく玲太。「可哀想で可愛いです」という彼の一言が、まさに本作の肝。読者のイケない心をじわじわと掻き立ててきます。

普段は快活な性格の大我だからこそ、弱ったときのギャップがあまりにも破壊的。弱みを握って迫ってくる玲太に、どれだけ辛く厳しく当たって遠ざけても、結局は彼を頼るしかない。そんな大我の心情を思うと「ごめんなさい、でも好き……！」とダブスタな感情を抱かずにはいられません……。

ドロドロに歪んだ2人の関係が癖になる、最後まで背徳感をたっぷりと味わうことができる1作です♪

サークル「ソウダ.y」作家ソウダさんコメント

この度は貴重な機会をいただき大変嬉しいです！

もともとこのお話は漫画編集部への持ち込み用として数年前に描いたものでした。結構いろいろ曝け出しちゃってる内容なので、恥ずかしくはありつつも気に入っています。絵柄が強く雑誌には合わないということでこのままこの作品は日の目を見ることはないと思っていたのですが、思い切ってJ.GARDENに参加してみよう！ということで加筆修正したのがこの本になります。思った以上に反応をいただけて、きっかけを与えてくださったJ.GARDEN運営の方々、そして本を手に取ってくださった皆様には感謝で胸がいっぱいです！

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上司と部下、先輩と後輩。立場が違う2人を描く2作を紹介しました。立場が違うからこそ浮かび上がるズレや違いを、そのまま受け止めるか、利用するか。正反対のテーマで描かれた2作品は、ともに違ってともにいい！ぜひ本編を読んで、それぞれの魅力を確かめてみてください。