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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第4話「魔女の戦争」用語解説 

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第4話「魔女の戦争」用語解説 (シイコ・スガイ、駆動系摩擦キャンセル技術、ララ音、スティグマ攻撃、アンバック)

ゲルググ

第4話に登場したモビルスーツ。

『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)においては、ジオン公国軍の主力モビルスーツ「ゲルググ(MS-14A)」として登場。これは、モビルスーツの汎用化を目的とした統合整備計画(『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で初めて言及された)に基づき、ガンダムを超える次世代兵器として開発された機体である。

一方、『ジークアクス』の世界では、シイコ・スガイの搭乗機として「ゲルググ(gMS-01)」が登場。これは、ジオンが開発したガンダムの量産型モデルであり、ジオン軍の現行機という位置づけ。外観はファーストガンダムに登場する地球連邦軍のジム(RGM-79)に類似する点が多く、ビーム兵器やビームサーベルを装備している。

兵器の名称には、「大和(日本の古称)」、「スカッド(突風)」、「トマホーク(ネイティブアメリカンの武器)」のように、意味を持つ言葉が用いられることが多い。別の機体に同じく「ゲルググ」という名称が付けられたことからも、「ゲルググ」には何らかの意図が込められている可能性もあり。

駆動系摩擦キャンセル技術

シャリア・ブルが語る「駆動系摩擦キャンセル技術」という言葉は、ファーストガンダム第40話「エルメスのララァ」に登場する「マグネットコーティング」を指していると考えられる。

「マグネットコーティング」は、ファーストガンダムにおいて地球連邦軍が開発した技術で、「駆動系を電磁力で覆うことで、動作を高速化する」とされている。具体的には、関節などの駆動部の摩擦抵抗を低減することで、パイロットの操作に対する機体の追従性を向上させる仕組み。既存技術の改良版として描かれており、その技術的特性については、「理論上、無限に動きを速くできる」とも作中で言及されている。ブライト・ノアは、この技術を「機械に油をさすようなものだ」と説明している。

『ジークアクス』の世界では、ガンダムへの「マグネットコーティング」の導入事例がなく、実用化の報告もない。したがって、この技術は理論上の存在に留まっている(と思われる)。しかし、シャリア・ブルがその技術内容や開発者について知っていることから、研究者と何らかの接点があった可能性が示唆される。また、第4話の戦闘結果を見ると、高速化の代償として関節部の接点強度が低下するのかもしれない。

ファーストガンダムでは、アムロがシャリア・ブルとの戦闘中にガンダムの反応速度の限界を感じたことが、「マグネットコーティング」導入のきっかけとなった。一方、シャリア・ブル自身はその技術を知る立場にはなかったと考えられる。しかし、『ジークアクス』では、逆にシャリア・ブルがこの技術の概要を説明する立場にある点が興味深く、両作品の歴史的な交錯が見て取れる。

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