みなさんも「鳳蝶くん応援隊」に入ってください！──アニメ『白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます』久野美咲さん×伊瀬茉莉也さん×土岐隼一さん×豊崎愛生さんによるキャスト座談会【連載 第4回】

──最後に、『しろひよ』の今後の見どころや、作品に期待することなどを教えてください。

豊崎：ついに前世の記憶で異世界を無双していくという、異世界転生もの最大の快感ポイントが味わえるようになるので、今からワクワクしています！　

伊瀬：ヴィクトルやイゴールなど、煌びやかな新キャラがいっぱい出てきて、物語もさらに奥深くおもしろくなっていきますので、ぜひ楽しみにしてください。

　
豊崎：様々な人と出会い、いろんなことを学んで、鳳蝶くんの中の世界も広がっていきます。また、劇中でのコンサートやミュージカルシーンも出てきます。特に国立劇場でのエピソードは必見ですので、楽しみにしていてください。

あと、茉莉也ちゃんが言っていたように、『しろひよ』の一番大切な部分は、鳳蝶くんとレグルスくんの可愛い思い出を一緒に辿るという点だと思いますので、可愛いふたりを最後まで応援していただけたらと思います。

土岐：伊瀬さんや豊崎さんがおっしゃったように、それぞれの見え方というのがあると思うんですけれど、では、作品を見てくださっているみなさまは、どのポジションでご覧になっているんだろうというのが僕は気になります。鳳蝶くんとレグルスくん兄弟ふたりを見守っているのか、鳳蝶くんの成長譚として見ているのか、この世界すべてを見守ってくださっているのか……。

──確かに、それによって作品の見え方が違ってきますね。

土岐：僕自身が今後のストーリーで注目しているのは、鳳蝶くん自身の学びがぐっと増えることです。記憶が生えている鳳蝶くんですら初体験のことが多く、それが彼と、彼の未来に結び付いていく。鳳蝶くんの自分磨きがここから始まります。それらすべてにロマノフが関係しているわけではないですが、鳳蝶くんの未来が少しでも良くなるように、彼もやれることをやっていきます。

また、今後、「鳳蝶くん応援隊」がぐぐっと増えます！　「３バカエルフ」が登場し、「友だち」という存在も出て来て、鳳蝶くんがレグルスくんを想うのと同じくらい、鳳蝶くんを見守る人たちも頑張っていきます。みなさまもぜひ「鳳蝶くん応援隊」に入っていただいて、この賑わいを一緒に楽しんでください。歌とダンスもありますよ！（笑）

久野：鳳蝶くんを演じていると、心の底からポカポカと温かい気持ちになれるんです。鳳蝶くんは生い立ち的にはつらくて悲しい部分もたくさんありますが、そんな彼が今、笑顔で楽しく過ごせているのは周りの人たちの優しさのおかげです。

『しろひよ』は、人と人とのコミュニケーションで物語が展開していくことが多く、それも言葉でのやりとりだけではなく、目線や仕草などでも心と心の交流が描かれます。そんな些細なやり取りに小さな幸せを感じ、本当に穏やかな気持ちになれるんです。

他人と関わると、つらいことや傷付くことももちろんあると思います。鳳蝶くんのように、しっかりと向き合えば向き合うほど悲しい気持ちになってしまうこともあるかもしれません。でも、人と関わらないと生まれない感情や経験できないこともたくさんあって。

アフレコ現場でも、スタッフさん、キャストさん、みなさんが本当に温かくて、演じている私自身もそんな幸せな気持ちにさせてくれる『しろひよ』は本当に素敵な作品だなって思っています。このほっこりとした幸せを、ご覧になるみなさんも一緒に味わっていただけたら嬉しいです。ぜひ温かい気持ちで見守っていただけたらと思います。

作品情報

あらすじ

もっちもちほっぺに、まんまるお腹。
わがまま放題に育った5歳児、菊乃井鳳蝶に生えたのは、前世――
料理と裁縫と歌をこよなく愛す「オトメン」な俺――の記憶だった。

きらきらファンタジーな現世には、
優雅で美しいものや不思議なものがいっぱい！
見目麗しいエルフに、人智を越えた存在の神々に、魔術の力まで！
そして何より、ふわふわ「ひよこ」で
「にぃにが大好き」な弟のレグルスくん。

でも、見えないところでは、伯爵である菊乃井家内部の軋轢や、
帝国貴族の腐敗が進んでて……。

前世のスキルに、神々やエルフ、ときどき魔術の力を借りながら、
幼い兄弟が挑戦する領地経営ファンタジー！

キャスト

鳳蝶：久野美咲
レグルス：伊瀬茉莉也
ロマノフ：土岐隼一
百華公主：豊崎愛生
ロッテンマイヤー：七緒はるひ
宇都宮アリス：引坂理絵
ヴィクトル：遊佐浩二
イゴール：村瀬歩
ラーラ：七海ひろき

(C) やしろ・ＴＯブックス／しろひよ製作委員会

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