『The Summer／あの夏』2人の少女の恋が動き出す、日本語吹替版の本編映像が解禁！　入場者特典はポストカードに決定｜応援コメントが到着

2025年8月15日（金）公開の映画『The Summer／あの夏』より、吹替版の本編映像が解禁！

また、公開初日から、入場者特典としてポストカードの配布が決定しました。

さらに、各界から応援コメントが到着しています。

＜以下、公式発表の内容を引用して掲載しています＞

本編映像が解禁！

この度、日本語吹替版の本編映像が解禁。

ある日、サッカー部のスイが蹴ったボールに当たってしまったイギョンは、付き添ってくれたスイとの帰り道、彼女から投げかけられた微笑みを思い出し、胸を高鳴らせる。

翌日、イギョンの様子を訪ねてきたスイは、「具合はもう大丈夫？」と、彼女にイチゴ牛乳を手渡す。

「その週は毎日イチゴ牛乳が届いた」というイギョンのモノローグに続いて、毎日、イギョンのために教室を訪ねてくるスイの姿が。

少しずつ惹かれ合う2人の想いを映し出すかのように、イギョンの自宅の机には、大切に花が生けられたイチゴ牛乳のパックが、ひとつまたひとつと増えていくのだった。

これまでも“青春の夢”をテーマに、繊細な感情描写と瑞々しい映像を世に送り出してきたハン・ジウォン監督の演出力が垣間見える一幕だ。続く本編への期待が高まる。

本編映像

応援コメントが到着

各界から応援コメントも到着。

当時22歳の若さでNHK連続テレビ小説「なつぞら」のオープニングアニメを手掛けた日本の新鋭アニメーター、イラストレーターの刈谷仁美をはじめ、本書をはじめチェ・ウニョンの著作の翻訳を手掛けてきた原作翻訳者の古川綾子、原作小説「あの夏」が収録された「わたしに無害なひと」（亜紀書房）編集者の斉藤典貴や、映画宣伝ウォッチャーのビニールタッキー、アニメ映画ライターのネジムラ89、本作のパンフレットに寄稿した映画文筆家の児玉美月ら、アニメーションと文学の垣根を超えて各界より本作への絶賛の声が寄せられた。

到着した応援コメントは以下の通り（順不同・敬称略）。

刈谷仁美さん（アニメーター、イラストレーター）

日常の中での感情の機微がとても繊細かつ丁寧に描かれている作品だと感じました。
登場人物の表情の芝居のアニメーションが細かくて、シンプルな絵柄と背景の色彩の美しさに惹き込まれました。
１本の映画を作り上げるのはとても凄いです！尊敬します！

古川綾子さん（原作翻訳者）

戸惑い、恋心、葛藤、すれ違い。
イギョンとスイの繊細な心の動きが手の描写から伝わってきて、アニメの美しさに圧倒されると同時に、
結末を知っているのに何度も胸が苦しくなりました。
二度と戻れないから永遠に瑞々しい「あの夏」を、ぜひお楽しみください。

ビニールタッキーさん（映画宣伝ウォッチャー）

少女たちの長くて短い夏の物語。
時に重なり合い、時にすれ違う二人の恋愛はどこまでも詩的で淡く切ない。
後に人生を振り返った時に「忘れられないあの夏」となるであろうかけがえのない日々を夏の眩い光と優しい風が包んでいた。

ネジムラ89さん（アニメ映画ライター）

このアニメーションの中には光が描かれている。
眩しいけれども決して熱を帯びていない。
そんな心地よい陽が射した風景は、懐かしくてとても清々しかった。
だからこそ、観終わった後にはそこにあったはずの陰（かげ）のことを思わずにはいられなかった。

斉藤典貴さん（編集者）

大人になりゆく途中にはさまざまな出来事が起こり、避けようもない苦痛だって経験する。なかでも失恋の痛みは必ず。
イギョンとスイが過ごしたふたりの大切な日々が、鮮明な風景となって、忘れかけていた私たちの記憶を揺さぶる。

児玉美月さん（映画文筆家）パンフレット寄稿文「その飛翔にやがて手が届くまで」より冒頭一部抜粋

映画はふたりの出逢いの瞬間からはじまる。
スイの蹴ったボールによってイギョンがかけていた眼鏡は吹き飛ばされ、露わになったその目でスイと視線がかち合う。
風に揺れる青々とした葉がイギョンの恋に落ちゆく心情を形象化し、瑞々しい初恋の記憶に、ハン・ジウォンの手がけるアニメーションが息を吹き込む。

入場者特典として8月15日よりポストカードを配布

さらに、初日8/15（金）より入場者特典として、韓国版ポストカードの配布が決定。

イギョンとスイが過ごしたかけがえのない「あの夏」の一瞬を切り取ったポストカードは、全上映劇場にて数量限定の配布となる。