『薫る花は凛と咲く』第7話「かっこいい男」振り返り

2025年7月より放送中のTVアニメ『薫る花は凛と咲く』。原作は三香見サカ先生による漫画『薫る花は凛と咲く』で、週刊少年マガジンの公式アプリ「マガジンポケット」で連載中の人気作品です。

底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う紬凛太郎と、隣に建つお嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子が、凛太郎の実家のケーキ屋で出会い、心を通わせていく学園青春物語です。

8月16日には第7話「かっこいい男」が放送されました。前話では、昴が凛太郎と勝手に会ったことを薫子に告白。親友をよく理解している薫子はその行動を受け入れ、2人は絆を深めることに。さらにその後、凛太郎は昴と再び話して和解。男性が苦手な昴は凛太郎に「私と友達になってくれない？」と伝え、大きな一歩を踏み出しました。

本稿では第7話「かっこいい男」を振り返り！　SNSの反応などに触れながら内容を振り返っていきましょう。さらに、第8話の注目ポイントもお届けします！

凛太郎と夏沢が和解！　視聴者の心の琴線に触れる眩しい青春

薫子からのメモが見つかったことを発端に喧嘩をしてしまった凛太郎と夏沢。本話では2人の和解と、宇佐美、依田を含む4人の男子が絆を深めるストーリーが描かれました。

以前、「どっか壁あるよなー」と宇佐美から言われていた凛太郎。それは、見た目だけで怖がられ友達ができず、人と関係を築くことを諦める癖がついていたからでした。

しかし、凛太郎は今回喧嘩したことで、気付かないうちに彼らがかけがえのない友達になっていたことに気付き、試験勉強と同じように、彼らのことも諦めたくないと思ったのです。

友達に隠し事をしたくない凛太郎は、薫子と昴のことを話す許可を取るため女子2人にファミレスで胸中を打ち明けますが、その本音を夏沢たち本人にも聞かれてしまいます。3人は学校で凛太郎の様子がおかしかったため尾行してきていたのです。

翌日の学校で、宇佐美が口を滑らせ尾行していたことがバレてしまったものの、夏沢は「昨日の凛太郎の言葉が嬉しかった」「俺は翔平と絢斗と凛太郎を心の底から尊敬してる」「だから…何かあったら頼ってよ」と素直な気持ちを伝えました。

互いを大切に思い信頼しあう薫子と昴を見て、自分も夏沢たちとそうなりたいと思っていた凛太郎。しかし、お互い知らなかっただけで、もう既に願っていたような関係を築けていたのです。

視聴者からは「男の友情が眩しかった」「爽やかすぎる青春に心が浄化された」「夏沢の「ごめん」と「信頼してる」にグッときた」「みんな良い奴すぎて大号泣」「毎回この作品は心の琴線に触れてくるなあ」「友達っていいね」と男子高校生の友情に胸を打たれたという声が多数寄せられています。

思わぬ腕っぷしの強さ！　依田絢斗に落ちた人多数!?

本話で注目を集めたのはいつも温厚で男子4人の中でも小柄な依田絢斗。それもそのはず、彼はその可愛らしい見た目からは想像できない姿を見せたのです。

薫子たちとファミレスからの帰り道、凛太郎は逆恨みから不良グループに絡まれてしまい、そこに夏沢たちが助けに入るという展開に。3人は不良の相手を引き受け、その隙に凛太郎は女子2人を安全な場所まで避難させました。

とはいえ、相手はざっと数えただけでも7人はおり、3人で相手をするには劣勢なのでは……と不安を覚えた視聴者も少なくないはず。薫子や昴も同じようで、残してきた3人のことをとても心配する様子を見せていました。

しかし、そんな心配は無用。不良たちはあっという間にボロボロに。喧嘩するシーンは描かれていませんが、夏沢や宇佐美の様子から察するに、依田がほとんど一人で全員やっつけてしまったよう。当の本人は傷ひとつついておらず涼しい顔のまま。

本人曰く、喧嘩が嫌いな平和主義者ということですが、今回は凛太郎を傷つけた相手だったということで拳を振るったようです。

抜群の腕っぷしの強さを誇りながら、いたずらに暴力を振るわない依田の姿に「7話見て依田に落ちた」「一番聖人かと思ってたら依田君激つよ…！ギャップはエグすぎるほどいいよね！」「依田君かっこよすぎてハマった…」「依田絢斗ずる過ぎる男…！」「私が依田君を推してる理由が詰まった神回だった！」と彼に心を奪われたという視聴者が続出。