NHK『ANIME MANGA EXPLOSION』11月30日放送回はアニメサウンドスペシャル！　アニメの音作りのクリエイターを特集｜大塚明夫さんが名シーンのアフレコを再現

海外で人気の日本の漫画やアニメを取り上げ、クリエイター取材により創作のこだわりを深掘りするドキュメンタリー番組『ANIME MANGA EXPLOSION』。

11月30日（日）放送回は、アニメサウンドを特集！　大塚明夫さんが『僕のヒーローアカデミア』のオール・フォー・ワンや、『BLEACH 千年血戦篇』で演じた京楽春水についてどのように演じたかを語るほか、名シーンのアフレコを再現。また、大塚さんの盟友、山寺宏一さん、小山力也さんも出演します。

さらに『スター・ウォーズ：ビジョンズ』Volume3『The Duel: Payback』の劇伴制作に密着します。

＜以下、公式発表の内容を引用して掲載しています＞

アニメの音作りのクリエイターを特集！

アニメにおいて“音”の演出は欠かせない要素だ。声優はセリフ芝居だけでキャラクターの人格や感情を表現し、作曲家は映像だけでは伝えきれない作品の世界観やキャラクターの感情を音楽で表現する。

今回はそんなアニメの音を創作するクリエイターたちのプロの技に迫る。

大塚明夫さんが出演！　名シーンのアフレコを再現

声優のこだわりを語ってくれたのは声優歴 37 年の大塚明夫。高い演技力と低く深みのある声質を活かし、これまで 400 を超えるアニメ作品に出演してきた。大塚がこれまで演じてきた「僕のヒーローアカデミア」のオール・フォー・ワンや、「BLEACH 千年血戦篇」で演じた京楽春水についてどのように演じたかを語る。

今回は特別に名シーンのアフレコを再現してもらい、芝居によってどれだけ印象が変わるのかも解説してもらう。また、大塚がもつ各キャラクターのイメージにより、どのように演技が構築されたのかも紹介する。

『スター・ウォーズ：ビジョンズ』Volume3『The Duel: Payback』の劇伴制作に密着！

新作アニメ「スター・ウォーズ：ビジョンズ Volume3 『The Duel: Payback』」の劇伴制作に密着。劇伴（劇中伴奏音楽）とはシーン中に流れる音楽のこと。この作品は人気作品「スター・ウォーズ」を日本のアニメスタジオが独自の視点で描くシリーズのひとつだ。『The Duel: Payback』はスターウォーズの世界観の中に、黒澤明監督の映画に登場するような日本の時代劇のオマージュを取り込んだ作品。

この作品の劇伴を制作したのが 30 作品以上の劇伴を手掛けてきた作曲家・井内啓二だ。井内は“スター・ウォーズ”と“日本の時代劇”という２つの違う世界観を劇伴の力で融合させた。『The Duel: Payback』の劇伴収録現場にカメラが潜入。オーケストラや和楽器の演奏によって劇伴が生み出される瞬間を撮影。井内のディレクションによって音楽がドラマチックに変化していく過程を紹介する。

普段はあまり見ることのできないアフレコや劇伴制作の様子と、貴重なインタビューの数々をぜひお見逃しなく！放送を見逃した人でも放送翌日から無料の VOD 視聴が可能となっている。

番組情報

【放送予定】 2025年11月30日（日） NHK ワールド JAPAN
（日本時間）12:10〜、18:10〜、 23:10〜、 翌月曜 5:10〜 ※28 分番組、4 回放送

※番組放送の翌日からは NHK ワールド JAPAN ウェブサイトで無料で VOD 視聴が可能になります。
※詳しくはNHK ワールド JAPAN 番組視聴方法からご確認ください。

【出 演】大塚明夫、山寺宏一、小山力也、水野貴信、井内啓二
【ナレーター】 Michael Turpin
【番組 HP】 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/anime_manga/