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【ホロライブ】轟はじめ「コンココンコンココンコンコン」(コンコンダンス)の元ネタ解説

【ホロライブ】轟はじめさんの「コンココンコンココンコンコン」が話題沸騰!ショート動画発「コンコンダンス」の元ネタを徹底解説

ホロライブプロダクション所属のVTuber・轟(とどろき)はじめさんが生み出した通称「コンコンダンス」が、YouTubeやTikTokを中心に人気沸騰中なのをご存知でしょうか。

「コンココンコンココンコンコン〜」という独特のリズムが耳に残るフレーズと、ドアのノックを思わせるテンポの良い振り付けが癖になるこのダンス。

はじめさんが自身のYouTubeチャンネルに公開したショート動画から火が付き、YouTubeやTikTokなどで若い世代の投稿が活発に。2025年11月26日にはTBS系列の情報バラエティ番組『ラヴィット!』でも取り上げられ、一般視聴者へと幅広く認知が拡大しています。

本稿では、そんなコンコンダンスの元ネタ・誕生・広がりを、時系列で分かりやすく解説します。

始まりはホラーゲーム『夜間警備』配信の一幕

はじめさんは、ホロライブプロダクション傘下のVTuberグループ・hololive DEV_ISに所属するユニット・ReGLOSSのメンバー。2023年9月のデビュー以来、グループで歌やダンスに励むと共に、個人でも歌枠やゲーム実況など多彩な配信を通じて支持されてきました。

普段から唯一無二のワードセンスやリアクションの面白さに定評がある彼女ですが、なかでもホラーゲーム配信は人気が高く、可愛らしい悲鳴と切れ味鋭いツッコミに魅了されるリスナーも多数。

そんなはじめさんが 2025年5月9日に配信したのが、警備員として深夜のビル内の見回りを行うホラーゲーム『夜間警備』です。

トイレに誰かいるかどうかをノックで確認する際、はじめさんの口からあの「コンココンコンココンコンコン」のフレーズが飛び出します。はじめさんならではのリズミカルなノックは、配信中に形を変えて何度も登場し、その度にリスナーの心をわしづかみにしました。

ちなみに、はじめさんはデビュー初期にプレイしたホラーゲーム『パラソーシャル』でも、口ずさみたくなるノックのフレーズを披露しています。

クリエイター・おだまよさんの動画投稿が話題に

2025年6月7日、はじめさんが配信内で口にしたフレーズが新たな姿となって話題に。

クリエイターのおだまよさんが自身のYouTubeチャンネルにて、はじめさんの「コンココン〜」を中心としたフレーズに曲と愛らしいイラストをつけた動画を投稿。はじめさんのフレーズとおだまよさんの音楽が絶妙に合わさった本動画は、大きく再生回数を伸ばしていきます。

おだまよさんは以前から、はじめさんを中心に、ホロライブメンバーの配信時の音声を元にした二次創作の楽曲投稿で人気を集めているクリエイター。

はじめさんとはショート動画『やる気出ないソング』の楽曲制作などで何度もコラボしており、同年9月11日にはオリジナル曲『ちゃちゃもにゃ』の作編曲を担っています。

おだまよさんが「コンココン〜」の動画を投稿したのは、はじめさんの誕生日。この日はじめさんが実施した初の生誕3Dライブでは、おだまよさんが制作した歴代動画を再現する「おだまよメドレー」を披露し、リスナーを驚かせました。

はじめさんのショート動画投稿とコンコンダンス誕生

ダンスVTuberとしての活動と振付師としての活躍

バックダンサー経験を持ち、デビュー時からダンスへの熱い想いを口にしてきたはじめさん。

しなやかで安定感のある動きは惚れ惚れするほどで、2024年9月に3D化を果たしてからは、ダンスショート動画を積極的に投稿しているのも特徴です。そのダンスは可愛いものからカッコよさを感じさせるものまで実に多彩で、100万再生を超えるショート動画が多数誕生しています。

2025年は様々な3Dライブへのゲスト出演も精力的に行い、歌声とダンスで存在感を発揮。そして、かねてよりダンスで主役になる夢を語ってきたはじめさんは、自身の生誕3DライブでダンスVTuberとしての堂々たるパフォーマンスを披露しました。

今年は自身のソロオリジナル曲『Countach』や『BANZAI』などで振付を手がけたはじめさんですが、2025年の初めに掲げていた目標の一つである振付師の仕事にも挑戦。TikTokクリエイターのゆーりさんをはじめ、ホロライブ内外を問わず、既に多数の楽曲に印象的な振付を提供しています。

コンコンダンス誕生

そんなはじめさんは、2025年9月4日「コンココンコンココンコンコン」(通称・コンコンダンス)のショート動画(※動画制作はRAY35LEMさん)をついに投稿します。

このダンスははじめさん自身による振付で、ドアをノックするような動きは誰もが真似しやすく、おだまよさんの自然とテンションが上がるトラックとあいまって非常に中毒性の高いものとなりました。

翌5日には、はじめさんを2頭身にデフォルメ化した「みにばんちょー」がコンコンダンスをキュートに披露するショート動画を続けて投稿。

コンコンダンスのヒットの波を感じ取ったはじめさんは、9月16日になるとTikTokアカウントの方にも4日のものと同じショート動画を投稿します。

こうしてYouTubeやTikTokを中心に真似して踊るショート動画の投稿が増え、コンコンダンスは普段VTuberに触れたことのない人々にまで広がりを見せました。はじめさんも雑談配信で、コンコンダンスの人気の広がりについて驚きをあらわにしています。

コンコンダンスはVTuber界隈にも拡大中で、様々なタレントが「踊ってみた」動画を投稿。ホロライブプロダクションの博衣こよりさん、綺々羅々ヴィヴィさん、にじさんじの本間ひまわりさん、椎名唯華さん、西園チグサさん、星川サラさんなど、その顔触れは多彩です。

はじめさんが最初に投稿したコンコンダンスのショート動画は、2025年12月6日時点で1,000万再生を超えています。

2024年に大ヒットした「まいたけダンス」との類似点

今から1年前の2024年には、はじめさんと同じReGLOSSのメンバー・儒烏風亭らでんさんが投稿した「まいたけダンス」のショート動画が大きなムーブメントを巻き起こしました。

そんなまいたけダンスですが、コンコンダンスと同じように、配信中の何気ないフレーズ(らでんさんの場合は、即興で口ずさんだ歌)と二次創作を投稿するクリエイターとの化学反応により生まれたという類似点があります。

まいたけダンスのショート動画では、手描き切り抜き動画のクリエイター・ばかくん三世さんによるデフォルメ化したらでんさんのコミカルなダンスと、らでんさん自身が生み出した口ずさみたくなるメロディの中毒性が多くの人々に支持されました。

ショート動画から人気に火が付き、同じく『ラヴィット!』(2024年10月21日放送)に取り上げられるなど一般層にまで知られるようになった点も重なる部分があり、今まさに注目を集めるコンコンダンスはさらなるヒットを予感させます。

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コンコンダンスとVTuber・轟はじめのさらなる飛躍

コンコンダンスは、はじめさんのクリエイティブかつ高いダンススキルと、ファンでもあるクリエイター・おだまよさんとの協奏により、多くの新しいリスナーに届くヒットとなりました。

ショート動画時代のバズを自分のパフォーマンスでしっかりと形にし、ダンスVTuberとしての存在感をさらに高めたはじめさん。

今後の新作ダンスや3Dライブなど、彼女が見せてくれるまだ見ぬ景色に期待が膨らみます。

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