
石原夏織さん、2026年幕開けはダブルアニメタイアップ!「We Can Do!!」&「星眼鏡」に込めた想い、そして有言実行のYouTubeとライブへの情熱【インタビュー】
待望の佐藤純一さん楽曲! 印象的なフレーズをいつかみんなで歌いたい
──続いては、TVアニメ『透明男と人間女』エンディング主題歌「星眼鏡」。こちらは児玉雨子さんが作詞、fhánaの佐藤純一さんが作曲・編曲を担当されています。
石原:この曲もかわいらしさはありますが、「We Can Do!!」と比べるともう少し綺麗めで、キラキラした世界観の楽曲になっています。言葉がいっぱい詰まっていて、“種族の違うみんなが集まって楽しく過ごしている様子”を上手く表しているなって印象を受けました。
──佐藤純一さんとは以前からのお付き合いですが、この曲はコンペではなく指名でのオファーだったそうですね。
石原:はい。「これは佐藤さんに書いてもらおう」ってお願いしました。最初に曲をいただいた段階から佐藤さん節がめちゃめちゃ出ていて、「これは絶対佐藤さんよね!」って(笑)。佐藤さんには「Plastic Smile」(6thシングル表題曲)の編曲をしていただいたり、「虹のソルフェージュ」(1stアルバム「Sunny Spot」に収録)を作っていただいたりはしていたんですけど、こうしてタイアップ曲を書いていただくのは初めてだったので、「ついに!ありがとうございます!」みたいな気持ちでした。
──イントロからアウトロまで全て注目ですが、特に気に入っているフレーズを挙げるならどこでしょうか?
石原:ふたつあります。ひとつは何度も出てくる〈I see, 愛し合いたい〉というフレーズです。ここは、聴いたときに「ライブでファンの皆さんとの掛け合いになるんじゃないかな?」と思ったんです。私の楽曲にはコール&レスポンスのできる曲がそこまで多くないので、いつかみんなで歌える日が来たら楽しそうだなって。それに、「I see」と「愛し」で韻を踏んでいるのも気持ちいいですし、透明な彼と見えない彼女の物語だからこそ「I see(見える/わかる)」というフレーズを入れる児玉さんの言葉遊びの上手さに衝撃を受けて。たくさんの意味を込めているのが伝わってきました。
──もうひとつは、どの部分でしょうか?
石原:1番のサビ終わりやDメロにある、〈「誰か」たちにもらった言葉が きらめくから ちっぽけな今夜も カラフル未来 まっすぐ見晴らせるんだ〉という部分です。阿部真央さんの歌うオープニング主題歌「Ding-dong」が恋愛模様を描いていると聞いていたので、エンディングは恋愛ソングというよりは、どちらかというと「仲間たちと過ごしている楽しい時間」に重きを置いて作っていただきました。仲間だったり恋人だったり家族だったり……自分にとって大切な人たちの何気ない言葉で、心が解きほぐされて、まっすぐ進もうと思えることってありますよね。私自身もそういう経験があるからこそ、この歌詞がすごく響いたんです。この曲が誰かを救えるかもしれないし、「もっと頑張ってみよう」と思ってもらえるかもしれない。そんな優しさや前向きさを感じて、すごく好きなフレーズです。
──エンディング主題歌はしっとりした方向性にすることもありますが、今回は「楽しさ」や「温かさ」を感じる楽曲になっていますね。
石原:そうですね。この作品はもちろんキュンキュンする恋愛はありますけど、そうじゃないドタバタしているところも、すごくかわいく映っていたので。しっとりというよりは、仲間たちとの楽しい時間を表現するのが合うなと感じました。
──そして、この作品には、石原さんはホワイトエルフのライト役としても出演されています。
石原:はい。ライトは年齢が高めで、喫茶店を営む夫婦の妻。いままでは女子高生くらいのキャラクターを演じることが多かったので、夫婦の妻という役割はもしかしたら初めてかもしれないです。エルフだから人間とは違いますが、「キュン」というよりも「夫婦のリアル」を感じていただけると思います。監督たちに話を聞くと、結婚を経験した方は「わかる〜!」と共感できるみたいなんです。
でも、作品全体としては、現場のみんなが収録終わりに「やばいんだけど!」と叫んじゃうくらい、かわいいキュンがいっぱいこぼれているので、それをぜひ楽しんでいただきたいです。私も、高校生のときに少女漫画を見ていたときのような気持ちになりました。
──話を聞くと、どちらも楽曲自体の魅力がありつつ、作品とともに味わうとさらに感じるものがありそうです。
石原:そう思います。この曲だけで聴いたときの印象も正解ですし、作品の主題歌として聴いたときの印象は全然違うんだろうなって。解釈も変わってくると思うので、皆さんがどう感じてくださるのかも楽しみです。
2026年はみんなが健康になる!?
──楽曲だけでなく、1月21日には昨年9月に開催された「石原夏織 LIVE 2025 -As I Am-」のBlu-rayも発売されます。改めてライブを振り返ってみていかがでしたか?
石原:今回のライブは、私が作詞をさせていただいた「As I Am」の流れに近い感じになっていて、昼公演と夜公演でセットリストが全然違うんです。同じ楽曲でも前後が変わったり、衣装が変わったり、アレンジがアコースティックだったりオリジナルだったり……いままで楽曲に対して持っていたのとは全然違う印象を感じていただけるライブになったと思います。
一番の見どころを聞かれると難しいですけど、こういういろんな表現による紆余曲折があって夜公演の最後の「Gift」に辿り着きます。「Gift」はいままでにやらなかった、歌詞を出しながら歌うステージになっていますし、本当に人生を描くようにライブを作りましたので、ぜひ昼公演の頭から夜公演の最後まで見ていただけたら嬉しいです。Blu-rayには両公演とも収録されていて、メイキングもいっぱい入っていますから。
──夜公演の1曲目がアコースティックver.の「As I Am」から始まったのも驚きました。
石原:あまりないですよね(笑)。普通は盛り上げる曲から始まるイメージがあるので、挑戦だなって思いました。しかも、夜公演1曲目の「As I Am」(アコースティックver.)は、イヤモニにカウント(クリック)が全く入っていなかったんです。ピアノのイマジュン(今井隼)さんと2人で「せーの」で合わせて、その時々の気持ちで曲のスピードが変わる、本当に“なまもの”みたいな感じで。イマジュンさんと「こんなに痺れることはないね」って言いながらステージに立ちました。
──今回リリースされる2曲も、いつかライブで聴けるのを楽しみにしています。
石原:そうですね。「We Can Do!!」も「星眼鏡」も、「チャチャChance!」のような掛け声を入れるところをあえて作ったので、みんなが一緒に言ってくれるといいなと願っています。
──では最後に、「We Can Do!!」にちなんで、「今年は〇〇ができます!」という形で2026年の目標や意気込みをお願いします。
石原:そうですね……今年もたぶん、“変なこと”をやる気がします(笑)。みんなを巻き込んでの“変なこと”になると思いますので、ぜひ体を動かして、体力をつけておいてもらえたら、「あー(体力をつけて)良かったな」と感じる瞬間が来るんじゃないかな。2026年は「みんなの健康をあげる」「体力をあげる」を目標にしたいと思います!
──皆さんも体作りが必要になりそうですね(笑)。ありがとうございました!
[文&写真・千葉研一]
楽曲情報
TVアニメ『魔王の娘は優しすぎる!!』オープニング主題歌
「We Can Do!!」
楽曲配信:https://lnk.to/we_can_do
TVアニメ『透明男と人間女』エンディング主題歌
「星眼鏡」
楽曲配信:https://lnk.to/hoshi_megane
「石原夏織 LIVE 2025 -As I Am-」Blu-ray
【発売日】2026年1月21日
【価格】10,000円(税込)
≪収録内容≫
◆石原夏織 LIVE 2025 -As I Am-
2025年9月20日(土) KT Zepp Yokohama
昼公演 “Little Me”
M1.リトルシング
M2.Cherish
M3.キラリアット
M4.Face to Face
MC
M5.半透明の世界で
M6.RefLight
Band introduction
M7.ムーンランナー
MC
M8.Abracada-Boo
M9.ILLUSION
M10.Twinkle Ticking
M11.TEMPEST
M12.Water Front
M13.恋の匂い
MC
M14.夜とワンダーランド - Acoustic ver.
M15.キミしきる - Acoustic ver.
M16.Blooming Flower - with Piano
MC
M17.As I Am
特典映像:Making of LIVE 2025 -As I Am- 前編
夜公演 “Just Me””
M1.As I Am - Acoustic ver.
M2.半透明の世界で- Acoustic ver.
M3.Water Front - Acoustic ver.
MC
M4.夜とワンダーランド
M5.Twinkle Ticking
Band introduction
M6.Abracada-Boo
M7.ILLUSION
MC
M8.ムーンランナー
M9.プルケリマを朝に
M10.RefLight
M11.リトルシング
M12.Face to Face
M13.Cherish
MC
M14.夢想的クロニクル
M15.Plastic Smile
M16.Blooming Flower
MC
M17.Gift
特典映像:Making of LIVE 2025 -As I Am- 後編
昼公演 “Little Me” と 夜公演 “Just Me” の両公演を収録した豪華2枚組
◆映像特典
*横浜公演と台北公演の裏側に密着した “Making of LIVE 2025 -As I Am-” を収録!



















































