音楽
石原夏織、歌と日常をつなぐ2026年【インタビュー】

石原夏織さん、2026年幕開けはダブルアニメタイアップ!「We Can Do!!」&「星眼鏡」に込めた想い、そして有言実行のYouTubeとライブへの情熱【インタビュー】

声優、アーティストとして活躍する石原夏織さんが、2026年の幕開けとともに2曲のTVアニメ主題歌を配信リリースします。

TVアニメ『魔王の娘は優しすぎる!!』オープニング主題歌「We Can Do!!」と、TVアニメ『透明男と人間女』エンディング主題歌「星眼鏡」。それぞれ異なるカラーを持つ2つの作品に寄り添いながらも、石原さんらしい表現で彩られた楽曲となっています。今回、その制作秘話や歌詞に込めた想い、そして有言実行となったYouTube動画やライブへの想いまで、たっぷりと語っていただきました。

 

 

有言実行のYouTubeではファンとの新たな交流も

──前回の1st E.P「As I Am」のインタビューで、目標として「YouTubeを更新したい」と話していました。まさに有言実行で、「Kaori's room cafe」チャンネルでは朝活LIVEや料理動画など、かなり更新頻度が増えましたね。

1st E.P「As I Am」インタビュー

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石原夏織さん(以下、石原):はい、増えました。実際に始めてみて思ったのは、「1週間がめっちゃ早いな」ってことです。火曜日と木曜日に朝配信(朝活LIVE)をやっているんですけど、火曜が始まったらすぐ木曜が来て、木曜になるともうすぐ週が終わる……みたいな感覚で。動画投稿も週1回くらいはやっているので、ずっとサムネイル作りに追われている日々だなって感じています(笑)。

──朝活LIVEの反響はいかがですか?

石原:最初は「ファンの皆さんにとって、朝の配信ってどうなのかな?」と不安もありました。でも、通勤・通学中に聞いてくださる人もいますし、皆さん喜んでくださっていて。普段、ファンの人とお会いするのって基本的にイベントやライブのある土日だけじゃないですか。でも、朝活LIVEのコメントを通して「この人はいま帰ってきて、ここから休むんだな」とか「車で出勤しているんだな」とか、皆さんの日常や人間模様がすごく見えてきて面白いですし、新しい発見もありましたね。

──メイクする様子も流していますが、恥ずかしさはありませんでしたか?

石原:もう慣れました(笑)。1年ぐらい前に「初めてのGRWM(Get Ready With Me)」をやったときは、恥ずかしいというか「大丈夫かな?」と思いましたが、いまは何も思わなくなりました。むしろ、私が使っているアイテムについて話すだけでなく、逆にファンの人が「いいのない?」と質問したら、他のファンの方が「このアイテムがいいと思います」とコメント欄で教えてくれることもあって。みんなの知識が溢れてくる、すごく学びのあるライブ配信に変わっていったので、恥ずかしさはなくなりましたね。

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今年一発目はダブルタイアップ!「We Can Do!!」は親しみのあるかわいさが魅力

──そんな充実した活動の中で、2026年の1発目として「We Can Do!!」と「星眼鏡」が2曲同時に配信リリースされます。どちらもアニメの主題歌ですね。

石原:本当にありがたいです。過去にも同じタイミングで2曲タイアップをいただいたことはありましたが、宣伝するときって一点集中でいくことが多いじゃないですか。なので、両方の良さをちゃんと伝えられるかなとドキドキしています。正直、どちらも力を込めて作ってきた曲なので、いろんな人に聴いてもらいたい。そのためには私のSNSなども大事にしなきゃいけないなって、すごく感じています。

──それぞれの楽曲について詳しく聞いていきます。まずは、『まおむす』ことTVアニメ『魔王の娘は優しすぎる!!』オープニング主題歌「We Can Do!!」。こちらはモータウンサウンドを基軸にした楽曲ですが、聴いた印象はいかがでしたか?

石原:かわいい楽曲だなって印象でした。しかも、ただかわいいだけじゃなくて、この作品自体のかわいさがすごく表現されていて。私は『まおむす』を「癒しかわいい枠」だと感じているので、電波っぽいかわいさではなく、穏やかさがあってみんなもノリやすい親しみのあるかわいさになっているのが、作品らしいなと思います。それはこの楽曲を作る上での出発点でもありましたし、その通りのかわいさがとても好きですね。

モータウンというジャンルは、昔トレンドになっていたことがありますよね。私は割とジャンルを問わずに音楽を聴くタイプなので、こういうサウンドにも馴染みがありましたし、すごく親しみやすくて耳に残る雰囲気だなと感じていたんです。

 

 

──楽曲を制作したのは、「キミのね」のつむぎしゃちさんと久下真音さん。アニメファン的にも近年注目されていますね。

石原:私はまだおふたりとお会いしたことがなくて、普段歌われている楽曲の雰囲気もあまり詳しくはないんです。でも、この楽曲はコンペで選ばせていただいたのですが、コンペの段階でとっても印象に残った楽曲でした。かわいさがありつつ親しみやすさもあり、「自分の中で、いままでなかった楽曲を作っていただけるんだろうな」って予感をすごく感じて。この曲を歌いたいなと、チームみんなで決めました。

──タイトルや歌詞の「Do」は、作品の主人公・ドゥにかかっているのかな、と思うのですが、実際はどうなのでしょうか?

石原:私もそうなんじゃないかなと思って歌いました。実際に「かかっているのですか?」と聞いたわけではないですが、コンペの仮歌詞の段階から「Do」が入っていましたし、つむぎしゃちさんが作品のことをすごく汲んでくださっているんだろうなって。なおかつ、リズムと楽曲の雰囲気に合わせて、耳馴染みが残るように歌詞をはめてきてくださっているのが伝わってきたので、そのままの雰囲気で進めてほしいとお願いしました。

──レコーディングではどのようにアプローチして歌い、表現したのかお聞かせください。

石原:最近の自分の楽曲と比べると、もう少し「頭身が低い」印象があったので、いつもより幼くというか、キャラクターに近い感じで歌おうと思いました。ちゃんと聞こえる範疇の滑舌のなかではありますが、ちょっと甘めに歌ってみるとか、少しニュアンスを変えています。でも、韻を踏んでいる部分はしっかり印象に残したくて、そこはアクセントをつけて歌うように心がけました。

 

 

──聴いていると、とても楽しげに歌っているのが伝わってきます。

石原:楽しかったです。曲の雰囲気もあってノリやすくて、素直に楽しく歌っていたらOKをいっぱいもらえた感じですね(笑)。あまり悩むこともなく、すごいスピードで録り終えた気がします。それは手抜きではなくて、この楽曲の持つ「楽しい気持ちを伝えてくれる力」のおかげだなって、レコーディングで改めてすごく感じました。

──今回はどちらの作品も、声優として役を演じてもいます。とはいえ、曲は曲として切り離して歌っている感じでしょうか。

石原:そうですね。『まおむす』のエンディングのようにキャラクターとして歌うときは違いますが、私は切り離して歌っています。楽曲の雰囲気に寄せて、作品との差が出すぎないように。かつ、石原夏織の要素も感じられるような作り方をいつもしているので、今回もそうですね。自分が持つ幅のなかで、「今回はこういった声色を使おうかな」という感じで歌いました。

 

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