
トイ+CDが連動するコラボレーション。限られた中で工夫する面白さ――「METAL ROBOT魂<SIDE MASHIN> 龍王丸」×「『魔神英雄伝ワタル』『魔神英雄伝ワタル2』コンプリート・サウンドトラック」コラボレーション対談【後編】
トイ+CDが連動するコラボレーション
ーー今回の目玉とも言えるコラボレーションについてお聞かせいただければと思います。
鈴木:僕は昨年の12月にバンダイナムコミュージックライブにジョインしたんですけど、外から見ていた際に、バンダイナムコグループの中でトイホビー、映像音楽、などに分かれている印象だったんです。
生地:前編で名前が挙がった西澤清人さんとは、『陰陽大戦記』という作品で西澤さんがバンダイさんの新入社員の時に僕がサンライズのアルバイトだったという出会いでした。その後もたまにお会いしていて、「こうやって雑談していたら色々なことができそうだよね、」なんて常日頃話をしていたんです。なので、『ワタル』『ワタル2』のCD-BOX出すんで何かやりません?って勝手に前振りしてました(笑)。
鈴木さんもバンダイナムコに来る前にBANDAI SPIRITSさんと『マジンガーZ / INFINITY(以下、『INFINITY』)』でコラボしたことがあったんですよね?
鈴木:当時、ワーナーミュージックジャパンで『INFINITY』のサウンドトラックアルバムを作った際に、「一生に盛り上げましょう」と浅草(※バンダイ本社)に飛び込みで営業をかけて、「METAL BUILD マジンガーZ」とのコラボレーションを実現しました。
生地:それもあったので、今回も「まずは西澤さんのところに行くかぁ」ということで、そこで寺野彰さんや吉田雄さん、加納さんをご紹介いただいたと。
鈴木:そう。お会いしたら寺野さんから「あの時のマジンガーの!」と言われまして(笑)。
加納:僕は、今までそういった展開を経験したことがなかったので、最初にお話をいただいた際には「やってもいいんですか?」って。それで僕のチームの上司に当たる寺野さん、事業部としての上司の西澤さんとも相談させていただいたところ、寺野さんも『INFINITY』で既にお付き合いがあったようで、「いいじゃん、いいじゃん」と。西澤さんは生地さんと往年のタッグということで、とてもスムーズに実現しました。
鈴木:みんなの「何かやりたい」との思いをここまで持っていけましたね。
生地:熱意であり愛ですね。そして、僕らの「好き」はきっとユーザーも汲んでくださるので、こういった取り組みはとても大切なことですよ。大きな括りではバンダイナムコグループという身内ですし、これが皮切りくらいに考えています。
鈴木:そうそう。とにかく話をしてみる。仮にその時点で実現しないことがあっても、また次に何かできるかを話し合える関係性になれれば、というつもりでした。
生地:それが行ったら最初からウェルカムで。ただ、時間がなくて、その点に関してはご迷惑をお掛け致しましたけど。
鈴木:音がないのに売り込みに(笑)。
生地:とりあえずMナンバーのリストにはあるから大丈夫に違いない、と(笑)。
加納:コラボの打ち合わせの際にディスクがまだできてないとチラッと聞いていたんですけど、その裏ではそんなに大変なご苦労があったとは、今回初めて知りました。
生地:「METAL ROBOT魂 <SIDE MASHIN> 龍王丸」にチラシを入れてもらって「パワー全開 ! 龍王丸」をLINKで聴いていただけるようにしたんです。
ーーMナンバーだと「NB-1a」ですよね。
生地:加納さんたちにお話を持ち掛けた最初の時点では、多くの曲に関しては僕らも実際の曲とMナンバーがまだ一致してなかったんですけど、「パワー全開 ! 龍王丸」については幸いにも兼崎さんが譜面を残しておいてくださった。丁度コンサート編曲の佐野秀典さんへに譜面が渡っていたので、佐野さんへ「あの曲は楽譜に何番って書いてましたか?」と問い合わせることができたんです。だから「パワー全開 ! 龍王丸」については最初から「NB-1a」と断定出来ました。正確に言うと“B-1a”という書き込みでしたので、“B-1”と記載のあるテープを数本デジタル音源化しまして、無事に発見出来ました。譜面が残っていなかったら、もしかしたら先行配信は間に合わなかったかもしれない。今だから言いますけど(笑)。

















































