
音楽、そしてアニソンに真剣に向き合っていくMADKIDの展望ーー『DIGIMON BEATBREAK』のOPテーマ「Mad Pulse」インタビュー
それぞれがメンバーへの想いを手紙にしたためるように作った「We Go」。普段は言えないことや初めて知ったことを歌詞に
――もう1曲のカップリング曲「We Go」は全員で作詞していて、MADKIDとしての今の気持ちや未来への想いを綴った曲ですが、このタイミングでどうしてこういう曲を作ろうと思われたのでしょうか?
YOU-TA:自分たち発信ではなく、スタッフさんから提案いただいたのが始まりでした。こういうアプローチの曲を作ったことがなかったし、僕たちも「いいな」と思えたので今がちょうどいいタイミングだったのかなと思います。
内容はそれぞれがメンバーに送る手紙というテーマで、自分自身が歌うパートを書くのではなく、それぞれにパートを振っています。例えばAメロが僕で、1サビは誰で、という感じで分けて、各自がそこにハマるように書いていく形になっています。もちろんAメロだから歌えること、サビだから歌えることはありますが、まずは一旦書いてみようと始めて、ボーカルの3人の歌詞を集めたら案の定ぐちゃってなっちゃって、そこから少しずつ修正をしていきました。それもいい勉強になりました(笑)。
――やっぱりメンバーへの手紙と言われたらどうしても想いがこもって熱くなっちゃいますよね。
YOU-TA:そうなんです。みんな想いがこもり過ぎちゃって、特にサビはどストレートで。でもそういう風になってもいいんじゃないかなと思いました。こういうテーマじゃなければ、これほどストレートには歌えないですから。
――曲頭の「揺らいだり悩み抱いて 何度もぶつかって 共に描く景色 重ねた日々が今を作ってる」からグッときました。メンバーとの喜びや苦難の時間を歌いながらも「正解のない物語の続きを観せたいから」はAXCELの方たちへの想いも歌っていて。
YOU-TA:今結成して11年目(2025年時点)になりますが、僕らの紆余曲折を知ってくださっているAXCELの方は「この歌詞はあの時のことなのかな?」と浮かぶかもしれません。
ただ初期の頃からのAXCELの方だけではなく、僕らを好きになってくれた時期によって、それぞれ想いも違うかもしれないけど、今応援してくれているのはみんな一緒なので、僕らからみんなへの感謝も込めて歌っています。
お気に入りポイントはSHINさんいわく「全部!」。ライブでみんなで歌って完成させたい
――皆さんそれぞれのお気に入りポイントのご紹介をお願いします。
YOU-TA:LINの書いた歌詞が好きで、LINっぽさもありつつ、想いも伝わってきて。英語パートもぜひご自身で和訳していただけるとLINの気持ちが伝わると思います。
LIN:MADKIDの曲の中で、こんなにピースフルにみんなで歌っている曲が今まであったでしょうか? 「ラララ♪」なんて入ることはメッタにないですから(笑)。これからライブで歌っていくと思いますが、「WOWWOWWOW~!」みたいな雄叫びよりは断然歌いやすいですし、男性も女性も大人も子どももみんなで参加できるので、ライブで歌うたびにみんなで完成させる曲、会場ごとに違う「We Go」になるはず。ライブで歌うのが楽しみです。
SHIN:ズルい答えになっちゃうかもしれないけど、やっぱり全部です。みんなの想いをこの曲で知ることができたし、歌詞の一つひとつが僕にとって宝物になりました。アクセルのみんなもこの歌詞は誰が書いたのかなと想像してもらう楽しみもあると思います。
KAƵUKI:SHINちゃんの書いた「Link up 一つに響く 五つの欠片」が好きです。最初は違う歌詞でしたが、短い言葉なのにすごく伝わるし、メンバーだからこそ感じとれるものがあって。またラッパー陣もYUKIはいつもと違ってほとんど日本語の歌詞だし、LINは昔のようなラップだったのが懐かしくて。この1曲の中にMADKIDの歴史や想いがすべて詰まっていると思います。
YUKI:KAƵUKIが言ったように、普段はあまりしない、日本語でラップしたので、違う面が見せられたらいいなと思っています。
――ABメロは静かな感じで、Bメロ終わりからサビにかけて、どんどん熱くなっていく感じも含めて、ライブの締めで歌われたら客席も涙してしまうのでは?
YOU-TA:ライブの最後の曲はとても大事ですよね。「RISE」で盛り上がって締めるのもいいけど、感動的に締められる曲がこれまであまりなくて。だからライブの最後で皆と歌える曲になったかなと思います。
――でもこの曲をライブで歌っている時、お客さんもメンバーの恥ずかしそうな顔が見られそう。歌っている時に他のメンバーの顔を見るとか。
LIN:僕はメンバーの誰にも顔を見られないように、ずっと正面を向いて歌うと思います。
KAƵUKI:そんなに顔を見られたくないんだ。まだ(インタビュー時点で)ライブで歌っていないから楽しみです。
――そして寒い冬でも、聴けばいつでも温かい気持ちになれる曲ですね。
YOU-TA:皆さんにとってそんな曲になれたら嬉しいです。
そしてこのシングルを制作していく中で、従来のMADKIDのイメージの枠を飛び出すような曲や表現を今後はしていきたいねとメンバー内でも話していました。2025年を締めくくる意味でも、2026年に向けてという意味でも良いシングルができたと思っています。
















































