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『【推しの子】第3期』有馬かな役・潘めぐみ【連載インタビュー第2回】

「誰も嫌われるために生きているわけじゃないですから」──TVアニメ『【推しの子】第3期』有馬かな役・潘めぐみさん【連載インタビュー第2回】

物語は新たなステージへ──「赤坂アカ×横槍メンゴ」が描く衝撃作『【推しの子】』。2023年4月放送の第1期、2024年7月放送の第2期に続き、TVアニメ第3期が2026年1月14日(水)より放送中です。

アニメイトタイムズではTVアニメ第3期をもっと楽しむための連載インタビューを実施。第2回は有馬かな役の潘めぐみさんにお話を伺いました。

想いを寄せるアクアのあかねとの交際宣言、アイドルとしての立ち位置の悩み、そして週刊誌にスキャンダルを公表されてしまうなど、辛い状況に置かれている有馬かな。潘さんはそんな彼女に何を思い、どのようにしてキャラクターと向き合ってきたのでしょうか。

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物語は新たなステージへ──『POPIN2』のリリースから半年。MEMちょの尽力の甲斐もあり、今やB小町はブレイク寸前。アクアはマルチタレント、あかねは実力派女優の道を順調に歩んでいる。一方で、かなは以前の明るさを失っていた。そして、アイとゴローの死の真相を追い求め、ルビーは芸能界を駆け上がる。────嘘を、武器にして。作品名【推しの子】第3期放送形態TVアニメシリーズ【推しの子】スケジュール2026年1月14日(水)~TOKYOMXほかキャストアクア:大塚剛央ルビー:伊駒ゆりえ有馬かな:潘めぐみ黒川あかね:石見舞菜香MEMちょ:大久保瑠美アイ:高橋李依吉住シュン:竹中悠斗漆原鉄:上田燿司スタッフ原作:「【推しの子】」赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社ヤングジャンプコミックス刊)監督:平牧大輔シリーズ構成:田中仁キャラクターデザイン:平山寛菜総作画監督:平山寛菜 室賀彩花 水野公彰 朱里 森田莉奈 稲手遥香 錦寛乃メインアニメーター:沢田犬二美術監督:宇佐美哲也(スタジオイースター)美術設定:水本浩太(スタジオイースター)色彩設計:芦原明音撮影監督:桒野貴文編集:坪根健太郎音楽:伊賀拓郎音響監督:高寺たけし音響効果:川田清貴OPディレクター:猫富ちゃおED...

「本当に心の健康に良いです!(笑)」

──1期・2期を経て3期を迎える今、潘さんの思う『【推しの子】』の魅力を教えてください。

有馬かな役・潘めぐみさん(以下、潘):この作品の大きな魅力は、共感で読者を引き込む力だと思います。『【推しの子】』は「フィクションである」と作中冒頭でも言われていますが、演じていると全くフィクションに感じないんですよね(笑)。描かれている感情や出来事は、彼女たち、彼らにとっては紛れもない真実なので、その感情描写がとても強く胸に入ってくるんです。

一方で、こうして物語を積み重ねてきたことで、作品が多くの方にとって「現実のように、リアルで推されている存在」になっているのも感じています。誰かの心を豊かにしたり、人生の一部になったり、生きがいになっていたり……。

その語り尽くせないほどの大きな魅力を、強く実感するようになりました。『【推しの子】』というタイトルの通り、時代やタイミング、縁も含めて、皆さんから注がれる想いも嘘偽りなく本物なのだな、と感じています。

──ファンの方との交流の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?

潘:ファンの方々とは感謝祭など色々な形でお会いできる機会がたくさんあって、そのたびに目にする皆さんの笑顔や歓声はいつも強く心に残っています。その中でも、個人的にとても印象的だった出来事があるんですけれど。

この作品をきっかけに声のお仕事に興味を持ってくれた小学生の女の子から、「今、声優を目指しています」とお手紙をいただいたことがあるんです。自分でチケットを取って、親御さんにライブに連れてきてもらって「夢がより明確になりました。いつかご一緒したいです」って。

──小学生の子の夢にもなっているんですね。

潘:そうなんです。原作漫画の連載当初、10代以上の方を中心に読まれている作品なのかなと思っていたのですが、アニメを通して子どもたちにも確実に届いているんだなと感じました。幼いながらも物語を受け止めて、自分なりに解釈して最後まで物語を追ってくれている子もいるんですよ。

バレエやダンス、お勉強もそうですが、ときに相手と自分を比較してしまったり、周りから比べられたり、幼いながらも勝負の世界に身を置いていて、そういった感覚もすごく理解しているのだと思います。この作品に触れて、自分の気持ちや生き方を育んでくれているのかな、と。

お手紙をいただいたり、そういった子の親御さんからもお話を聞いたりすることが結構あって、ちょっとグッときちゃいますよね(笑)。こうしてその子たちとも一緒に年月を重ねながら、今後も『【推しの子】』が展開していくと良いなと思います。

──その子といつか一緒にお仕事をする未来もあるかもしれませんね。

潘:そうなったら素敵ですよね! 『【推しの子】』はこういう風に、誰かの夢になったり人生を変えるきっかけの一つになっていたりするのでしょうね。

作品の中でも同じことが描かれていますよね。B小町に出会って人生を捧げたり、心の拠り所にしてくれたりしている人たちがいる。現実と大きくは変わらないからこそ、人々が心から推してくださるのだと思います。

──潘さんにとってファンの存在はどのようなものですか?

潘:イベントに来てくださる皆さんの推しに寄り添ったコーディネートやグッズ、静かに見守ってくださる空気感も含めて、本当に心の健康に良いです!(笑) 推す側と推される側の尊い交流とは、こういうことなのだろうなと実感しています。

物語の中では辛い展開もありますが、作品を通して生きるエネルギーを受け取ってもらえたらと思っています。

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