
夢限大みゅーたいぷ 対談インタビュー連載「ゆめみたのWA!」第3回:峰月律 × 青木陽菜(MyGO!!!!!)|ギターの先輩に学ぶ、ライブを重ねても大切にし続けている“初心”とは?
ずっと応援してくれている人はもちろん、初めて来た人に音楽を届けることも常に忘れない
――お二人が、ステージに立つ上で大切にしていることはありますか?
峰月:お客さん一人ひとりにつまらない思いをさせない、絶対に楽しんでもらいたいという気持ちが強いです。そのために、自分たちがたくさん動いて、「あなたも一緒にノらないかい?」みたいな、夢の国のキャラクターみたいに振る舞うようにしています。普段の私はおとなしいタイプなんですけど。
――そうなんですか!?
峰月:時と場合によりますけど(笑)。でも一人だとおとなしいです。
青木:私もオタクなのでわかるんですが、きっと(峰月さんも)オタクなんだろうなと。好きなことを喋っているから明るく見えるというか。私も好きなことのときはべらべら喋るんですが、全然人見知りなので。
峰月:わかります! 私も人見知りで。基本好きなものに囲まれているから明るく見えるのかもしれないです。
ライブを見に来た方が家に帰っても、ゆめみたという存在がずっと頭に焼き付いていてくれたらいいな、とにかくゆめみたを忘れない存在として見てほしいなと思って、「自分自身がワンダーランドになろう!」という気持ちでステージに立っています。
「真夜中遊園地」という曲があるんですが、本当にゆめみたは遊園地みたいな感じで、いろんなアトラクションがあって、それを全部楽しんでもらいたいです。「また来たい」と思ってもらえるようなライブにしたいと思いながらパフォーマンスしています。
青木:MyGO!!!!!は、本当にありがたいことに、たくさんライブをさせていただいているんですが、ずっと応援してくださる方もいれば、必ず初めましての方もいらっしゃるので、それを忘れないようにしています。
MyGO!!!!!らしさをどこかに絶対入れつつも、攻め過ぎたセットリストだと、ずっと追いかけている方は納得しても、初めての方はいまいちノり切れないと思うので、初めての方にも楽しんでもらえるセットリストを組みたいなと。
上手な演奏ができるアーティストはたくさんいると思うんですが、「楽しかったな」と思ってもらえるにはセットリストが大事だと思うので、ずっと応援している方も、初めての方も楽しんでもらえるように組むことを意識しています。
――ゆめみたはまさに今、単独ライブやイベントを全国で行う“夢限大みゅーたいぷ 47都道府県制覇の旅「スーパーポジション」”を実施中で、初めましての方にたくさん曲を届けているところだと思います。
峰月:そうですね。同じように「初めて来てくれた方に好きになってもらいたい」という気持ちがあるので、めちゃくちゃ頷きながら聞いていました(笑)。
――ちなみに、ソロでのアーティスト活動の話になってしまうのですが、青木さんはフリーライブを多くやられていますよね。峰月さんに何かアドバイスはありますか?
青木:全国には、「やっとゆめみたに会える! 初めて会える」という方がいっぱいいると思うので、こなれたパフォーマンスではなく、「初めて来た方に届けるぞ」という思いでやると、こっちもたるまないし、来てくれた方も満足してくれるのかなと思います。
お渡し会などで「会いに来てよかったです」と言われると、こっちも頑張った分嬉しくなるので。何度もやっていると、どうしても慣れていってしまいますが、初めて来てくれた方にとって忘れられないLIVEを届けてほしいです。
峰月:ありがとうございます!
青木さんが語る、弾き語りのコツ
――続けて、峰月さんからは「弾き語りのコツがあれば教えていただきたいです」という質問も寄せられています。
青木:伴奏を自分でやるからこそ、自分の歌いやすいテンポでできるので、「原曲通りやろう!」となりすぎずに、アレンジしちゃうのも弾き語りの醍醐味だと思います。完璧を求め過ぎないというか。一小節空けて雰囲気を作ったり、アレンジを楽しむのもいいのかなと。困っていることとかはありますか?
峰月:挑戦してみようとたまに弾き語りの練習しているんですが、どうしてもギターのほうを見ながらやっていると発声がダメになってしまって、歌声がギターに持っていかれて聴こえなくなってしまうんです。そういうのって最初からできていましたか?
青木:最初はできなかったと思います。私はコードチェンジが苦手だったんですが、とりあえずストロークは続けるようにして。ストロークとかリズムとかもつられちゃうと思うので、まずはコード、音につられちゃうんだったらミュートにしてストロークだけして、アカペラで歌ってみる。それに慣れてきたらコードを付けてみる……みたいな。順番に一個ずつ足していくといいのかなと思います。
峰月:なるほど……! 試してみたことがなかったので、やってみます。ありがとうございます!
……実は青木さんが弾き語りしている動画がSNSで流れてきて、見るたびにブックマークしています(笑)。
青木:嬉しい! 私のオタクたち! 律ちゃんにブックマークされているぞ!(笑)
峰月:あとTikTokとかも見ています。弾き語りが本当に素敵で、こうなりたいと憧れているので、コツを聞けて嬉しいです。
青木:TikTokは、ワンコーラス録るのに10テイクとかかかるので、涼しい顔してめっちゃ歌っています(笑)。
――峰月さんはギターはいつから始めたんでしょうか?
峰月:『バンドリ!』に加入したときからなので、2年前くらいです。
青木:本当にすごい。
峰月:母が趣味でギターをやっていて、家にアコギはあったので、簡単なコードとかは教わっていたんですが、弾くときは腕が真っすぐな状態でやっていて、まず手首の癖を直すところから始めたので、だいぶ時間がかかりました。
青木:ギターの先生が一緒なんですが、「今度、ゆめみたって新しいバンドができるんだけど、ギターの子、初心者らしいんだよね」と聞いて、「ええ~!?」と驚きました。私も楽器を触ってきた人間なので、楽器を一から始めるのがいかに大変かと。楽譜も読めないし、コードもわからないし、エレキギターだしと、大変さがすごくわかるので、めちゃくちゃ努力しているんだろうなと。
峰月:ありがとうございます。
――そうなると、始めて1年ほどで野音のステージだったわけですね……!
青木:恐ろしい~!
峰月:すべては気合でした……!
――他に峰月さんから訊きたいことはありますか?
峰月:ギターを弾くときに正面を向くことがまだ難しいんですが、堂々と弾くコツとかはありますか?
青木:私は結構キャラクターに助けられているというか、楽奈ちゃんが堂々としているので。
あとは手元を見ない練習でしょうか。間違ってもいいからずっと前を向いてやってみるとか。ライブの映像を見直して「ここずっと下向いているな!? 必死だな」というときは反省して。もうちょっと前を向けるポイントを探したりします。
――青木さんは楽奈らしい動きも多いですよね。
青木:とにかく動いて練習しています。リハのときからステップを踏んだり、走ったり。やってみて、さすがに動きすぎて演奏がダメかも、というときは抑えたりして。加減を探って今の感じになっています。
峰月:すごい。走り込みとか筋トレはされたりするんですか?
青木:運動は苦手なので……しないです(苦笑)。
峰月:私も苦手で。もし青木さんがされているなら、私もやらなきゃと思ったのですが……!
――そこで安心しないでくださいよ(笑)。
青木:運動音痴がやっているパフォーマンスなので、きっとできると思います!(笑)































