
新世代のバディが語る、令和の特車二課に受け継がれた「パトレイバー節」と新バディの魅力──『機動警察パトレイバー EZY File 1』上坂すみれさん&戸谷菊之介さんインタビュー
「フォワードとバックアップは一心同体」
──監督の出渕 裕さんをはじめとしたHEADGEARのみなさんや映画 1 作目『機動警察パトレイバー the Movie』では録音演出助手を務められていた音響監督の若林和弘さんなどシリーズ作品に縁のある方が本作に参加されています。なにか特徴的だったり、印象に残るディレクションなどはありましたか?
上坂:ディレクションは割と緩やかというか、「ここはこうして!」といったものはあまり細かく指示はなかったですね。
戸谷:ただ、十和と桔平のコンビネーションは大事にされているのかな、と思いましたね。
上坂:確かに。セリフでは桔平が押されている感じがあるけれど、「ここはあくまで対等に」とか。
戸谷:前作の遊馬と野明の良いバディ感も踏襲しつつ、「ここはここで新しく」という意図はあったんじゃないかなと僕は思います。
上坂:「フォワードとバックアップは一心同体」という教えが連綿と続いている気もしましたし、HEADGEARの皆さんが脚本を作っているから、独特の「パトレイバー節」がめちゃくちゃあるんです!
戸谷:毎話 「これパトレイバーだわ!」っていうポイントがあって、毎回台本を読むのが楽しみでした。
上坂:ずっとお茶目で「ここでふざけちゃうんだ!?」っていう場面もありますね。
戸谷:(笑)。真剣ではあるんだけど、ちょっと緩やかでクスッとできるところがあったりとか。
上坂:『パトレイバー』らしさ、会話の楽しさみたいなものが描かれているので、そこは見どころだと思います。
──最後に、本作を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
上坂:30年以上の時を経て『パトレイバー』の完全新作ということで、凄いことだと思います。しかもHEADGEARチームのみなさんが結集して、当時と変わらぬ味とさらにパワーアップしたものもありつつ。それができてしまうのは、とんでもないことだと思います。
これまで『パトレイバー』を見たことがない若い世代の方は、見たことのないロボットアニメだなと感じると思います。できれば前作『アーリーデイズ』やテレビシリーズなどで予習をして劇場に足を運んでいただくと、より面白いパートがいっぱいあります。予習がいのある作品だと思って、よろしくお願いします!
戸谷:僕も『EZY』をきっかけに『パトレイバー』を知って。警察ものだけど、日常も描きつつ、しっかりとしたアクションもあるという『パトレイバー』の面白さを知れて良かったと思っています。
また、本作をきっかけに『パトレイバー』を知った方は前作を見ていただいて、より深くこの世界のことを知ってから『EZY』を見ていただくと、それだけで理解や味も深まると思います。本作をきっかけに『パトレイバー』を知ったという方にこそ、色々と体験していただいて、『パトレイバー』の面白さを味わってほしいです。
上坂:オタクがいのある作品だと思います!
戸谷:掘れば掘るほど面白いですね!
上坂:ぜひ、お願いします!
戸谷:お願いします!
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作品情報
あらすじ
そして、時は流れ──。 労働人口減少の一途を辿る2030年代の日本は、AI技術による自動化が進んでいた。 かつて最先端技術だった〈レイバー〉は、社会基盤を支える一部として定着。 人が搭乗するスタンドアローン型の〈レイバー〉は、自立型ロボットへの代替が進み、もはや時代遅れとなりつつあった。
だが時代が変わろうとも、特車二課の仕事は変わらない。人と街を守ること。 第二小隊は旧式98式AVイングラムをチューンナップした”AV-98Plus イングラム“とともに、知恵と勇気で新たなテクノロジー犯罪に 立ち向かう。
キャスト
(C) HEADGEAR (C)機動警察パトレイバー EZY製作委員会


































