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TVアニメ『ニディガ』超てんちゃん役・天城サリーが紡ぐ天使の清濁【インタビュー】

世界を救う代わりに目の前の誰かを救える作品になってくれていたら──『NEEDY GIRL OVERDOSE』超絶最かわてんしちゃん役・天城サリーさんが「インターネット・エンジェル」を見て思うこと【インタビュー】

超てんちゃん“とは”

──「超てんちゃん役」として感じたやりがいや楽しさを教えてください。

天城:個人的には、もしまた第1話からアフレコをするとしたら、また違った超てんちゃんになると思っているんです。彼女はその日その日を正直に生きているんですよね。

アフレコ現場でも「今日の天城さんが、今日の超てんちゃんで、正解なんです」と言われたことがありました。「人間はずっと優しいわけでもずっといじわるなわけでもない」「その場その場で思考が変わるし、色々な自分がいる」と。だから今、改めて声を吹き込んだら全然違う超てんちゃんになるのかなと思うぐらい、人間味あふれる子だなと思っていました。

──たまたまやっていた配信を覗いたら、そこに超てんちゃんがいた、みたいな感覚に近いのかなと思いました。

天城:本当にそのとおりだと思います。「今感じるものをぶつけてください」というオーダーをいただいていたので、悲しげな言い方をしたセリフも今日だったらハイテンションかもしれないし……。決まった感情がなく、例えセリフと合っていなくても「天城さんがそう思うなら」という雰囲気でした。キャラクターというよりも人間だなって。

表現の面で言うと、配信などでオンモードかつキレていない状態の超てんちゃんは、人間味を消そうと思っていました。本人も「みんなを救済する天使」という一種のキャラクターを被っているので、自分が思い描く天使のような振る舞いを目指しています。第2話で初めてカラマーゾフと顔を合わせたときも、リアイベをするのは初めてとは言っているけれど「本当にそう思ってる?」と思わせたくて。笑っているし声も弾んでいるけれど裏がありそう、ハッピーだけど感情がなさそう、のような空気感が出せたらと考えながら収録していました。

──まるで上位存在のような感じですね。

天城:そうですね。人間には理解し得ない何かを考えているのではないか……いわば、ちょっと気持ち悪いと思っていただけていたら嬉しいです。

──でもその中にいるのは、ただの女の子で。

天城:誰よりも人間で誰よりも傷ついていて。だからこその「超てんちゃん」なんだと思います。

──ありがとうございます。ちなみに本作における天城さんの推しは誰ですか?

天城:もうそれは、超てんちゃんです! 私のこの3年間は、ずっと超てんちゃんに救われ続けています。もはや推しというより命の恩人ぐらいの大きい存在になっています。

──ご自身の生きる糧であり「超てんちゃんがいなかったら」という気持ちもあると。

天城:本当にそうですね。何かあっても「超てんちゃんがいるから生き続けなきゃ」と思っていました。この先も彼女の物語を続けることが生きる意味というか。それを超てんちゃんが与えてくれているなって思っています。

──これからの「超てんちゃん」の歩みも天城さんとともにあってほしい、と切に思います。

天城:嬉しいです。そのためにもグッズをいっぱい買っていただければ(笑)。

──(笑)。今回のTVアニメ『NEEDY GIRL OVERDOSE』ですが、どのような作品としてファンの心に残ると思いますか?

天城:見ている人全員を救える作品ではないと思います。でも一番救いが必要な子たちは救われる作品なのではないかなと思っています。「世界を救う」みたいな大きなことは超てんちゃんも言えないと思いますが、その代わりに目の前の誰かを救える作品になってくれていたら嬉しいなって思います。

──「刺さる」という言葉がとても似合う作品なのかなと。

天城:刺さる人には刺さる、刺さらない人には刺さらない!(笑) 例えば学生時代がきらびやかなものだったら、本当に何にもわからないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方々でも「こういう子たちもいるんだ」という視点で面白く見ていただけると思います。

──ありがとうございます。最後にひとつだけお伺いさせてください。天城さんは、超てんちゃんを見てどう思いますか?

天城:誰よりもまっすぐで、誰よりも曲がっている女の子だなって。配信中にキレ散らかすところとかも、エンターテインメントでキレているのではなく、本当にブチギレていますから(笑)。「みんなの天使」を称するなら、通常隠したいところもあると思うんです。

でも超てんちゃんは正直すぎる。あのまっすぐさも、ちょっと周りを見下しちゃっている雰囲気も……憧れからの自己防衛のためかもしれません。そんな曲がり方も、まっすぐであるがゆえなんでしょうね。

……あとはやっぱり、誰よりも愛されたかった女の子なんだなって思います。

【インタビュー:西澤駿太郎】

『NEEDY GIRL OVERDOSE』作品情報

キャスト

超絶最かわてんしちゃん/あめちゃん:天城サリー
パープル・ロリポップ:川口莉奈
獄薔薇美血華:椎名桜月
禰󠄀智禍さま:星希成奏
かちぇ:永瀬アンナ


『NEEDY GIRL OVERDOSE』公式サイト
『NEEDY GIRL OVERDOSE』公式X

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