
麻生ミツ晃先生、百瀬あん先生、伊達きよ先生ら登壇「Boys Love Tokyo 2026」2日目に開催されたステージのオフィシャルレポートが到着!
2026年6月27日(土)28日(日)に池袋・サンシャインシティ 展示ホールA・Bにて開催された「Boys Love Tokyo 2026」。
人気BL作品の世界観を楽しむことができる様々な企画や描き下ろしグッズが勢ぞろいした本イベント。BLが大好きなみなさまに贈る特別な二日間となりました。
このたび、28日に行われた4ステージのオフィシャルレポートが到着しました!
麻生ミツ晃先生 世界でいちばん遠い恋スペシャルステージ
『麻生ミツ晃先生 世界でいちばん遠い恋 スペシャルステージ』が行われました。本イベントには、繊細な心理描写で読者を魅了し続ける麻生ミツ晃先生が登壇。MCの山口慧さんの進行のもと、雑誌『GUSH』にて連載中の大人気作『世界でいちばん遠い恋』の緻密な制作ノートや、メディアミックスされたドラマCDの音源を実際に聴きながらのこだわりなどをたっぷり語っていただいた模様をレポートします。
ステージに現れた麻生先生は、「人がいっぱい……」と満席の客席に驚きつつも笑顔。緊張していると言っていた先生ですが、質問に答える際はそれを感じさせない姿が印象的でした。まずは現在連載中の『世界でいちばん遠い恋』のあらすじを紹介。重度の難聴を抱えるデイトレーダーの五十鈴歩と、若きバイオリニストの壬生十嘉。正反対の世界に生きる二人の心が少しずつ重なっていく本作において、その美しい物語がどのように組み立てられているのか、制作の裏側を特別に披露してくれることに。
なんとこのイベントのために麻生先生自らスライド用資料を用意! 「担当さんにも見せたことがない」という制作ノートから、まずは『Boys Love Tokyo 2026』で販売されたグッズの五十鈴と十嘉の衣装&ポーズのラフを公開。ラフにしては数が多かったのですが、その理由を「描きながらじゃないとアイディアが出てこないので、ラフはたくさん描く」と麻生先生。先に十嘉の衣装が決まっており、五十鈴はそれに合うように描いたため、なんと差分が11パターンも誕生! ラフの横にはちょっとしたコメントが描かれていたのですが、これは担当さんに「どれが合いますか?」と確認する意味もあるそう。麻生先生は確認することについては、「自分がいいと思っているものが、他の人から見て本当にいいものか判断してもらうため」と言っており、作家と担当が二人三脚で制作している様子がうかがえます。ちなみに今回のグッズのイラストは「BLTがBLの祭典のイメーだったので、楽しそうな、ダンスをしているような」ものを目指したそう。ぜひ実際のイラストと見比べて、そこに込められた麻生先生の想いを確かめてみてください。
続いては物語を描くための制作ノートとして、字で書かれたページをいくつか紹介。ノートに直接書いたものや、思いついたときに書いたふせんが貼られており、その細かさに客席もビックリ。さらにそのアイディアをデジタルツールに書き出してプロット化。こうすることで最終話までの物語を組み立てることが出来るのだそう。そしてさらに客席を驚かせたのが、「物語を補強する」ために小説のような文章を執筆。麻生先生の描く物語の緻密な描写が生まれる理由が詰まっている制作ノートでした。
続く「担当編集さんから見た麻生先生の魅力的なところ」を紹介。こちらは事前にアンケートに答えてもらっていたということで、担当さんのコメントがスライドで登場。麻生先生に対するリスペクトや思いやりが感じられる内容となっていたのですが、「「AパターンとBパターン、どちらがいいですか?」と提示される違いが細かすぎてわからないことがある!(笑)」という仲の良さが垣間見える場面も。
ドラマCD『世界でいちばん遠い恋』について麻生先生にお話をうかがっていくことに。アフレコ現場に実際に足を運んでいた麻生先生は、現場で十嘉役の古川慎さんから「(難聴の)五十鈴にどうやって話しかけたらいいですか?」という質問を受けたそう。自分では考えたこともなかったということで、演技をする視点からの質問に感動したと振り返っていました。
そして本作では十嘉がバイオリニストということで、バイオリンの演奏もすべて新規で録音。十嘉の心情を反映し、「ひとりぼっちの孤独な心の演奏」「相手への想いを乗せた演奏」など弾き分けがされており、世界観に寄り添った演出がなされていると聞き、客席も思わず感心。
また、実際にドラマCDの一部を会場全体で試聴。2人のやり取りを一緒に聴きながら、「ここ可愛い!」とはしゃぐ麻生先生の姿も。登場人物の葛藤や対話を音と言葉の表現だけで読み取ることになるため、古川さんと斉藤壮馬さんの2人の演技が際立っていました。
ここで『世界でいちばん遠い恋』最新話が掲載される「GUSH」9月号が8月6日に発売されるお知らせを挟み、ステージはエンディングへ。麻生先生から会場に集まったファンへ向けて最後の挨拶が述べられました。麻生先生は「読者の皆さんの顔を見ながら『いち恋』の話ができて良かった」と話しながら、感極まったのか声を詰まらせる場面も。盛大な拍手でステージは締めくくられました。








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