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TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』青山剛昌先生インタビュー

「かぐや編はハラハラドキドキしながら楽しんでください」―― 原作者・青山剛昌先生が語るTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』

『名探偵コナン』、『YAIBA』の原作者・青山剛昌先生がシナリオ監修を務めるTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。第2期制作も決定し、今後発表される新作情報や放送が待ち遠しいところです。

『YAIBA』は「週刊少年サンデー」(小学館)で1988年から1993年にかけて連載された人気コミックス。そんな『YAIBA』が完結から30年の時を経て、2025年4月より、TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』として放送がスタートし、第1期は全24話放送されました。

アニメイトタイムズでは、8月18日の「YAIBAの日」を記念して、原作者である青山剛昌先生にインタビューを実施。TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』の第1期のエピソードを振り返りながら、「もう、これ以上は言いたいけど、言えない」とネタバレを気にしながらも、作品のこだわりやエピソード誕生秘話などを語っていただきました。

 

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真・侍伝 YAIBA
真のサムライを目指し、ジャングルで修行に励んでいた鉄刃(くろがねやいば)。ひょんなことから日本に戻り、父・剣十郎と縁のある峰家に身を寄せることに。峰家の娘・さやかは破天荒な刃に戸惑いながらも暮らし始める。そんなある日、さやかの学校に訪れた刃は、剣道の実力者・鬼丸猛(おにまるたけし)と運命的な出会いを果たす。その後、刃と鬼丸は衝突を繰り返し、強さを求めた2人に呼応するかのように古の力が目覚める。「雷神剣」と「風神剣」ー古来より天地を揺るがしてきた魔剣が今再び目覚め、真の物語が幕を開けるー作品名真・侍伝YAIBA放送形態TVアニメスケジュール2025年4月5日(土)~2025年9月27日(土)読売テレビ・日本テレビほか話数全24話キャスト鉄刃:高山みなみ峰さやか:石見舞菜香鬼丸猛:細谷佳正鉄剣十郎:小西克幸宮本武蔵:諏訪部順一カゲトラ:千葉一伸庄之助:越後屋コースケ峰雷蔵:宮内敦士峰静香:佐藤利奈峰ふじ:斉藤貴美子ゲロ田ゲロ左衛門:大西健晴クモ男:阪口周平ナマコ男:市ノ瀬加那佐々木小次郎:井上剛撫子:千本木彩花スタッフ原作:青山剛昌『YAIBA』(小学館「少年サンデーコミックス」刊)監督:蓮井隆弘シリーズ構成:待田堂子キャラクターデザイン...

 

「これが女か?!」というシーンを描きたくて生まれた「ジャングル育ち」の設定

──『YAIBA』という作品について、特にこだわったところや思い入れのあるところお聞かせください。

青山剛昌先生(以下、青山):基本的に好きなように描いていたんですけど、強いて言えば「男の子はかっこよく、女の子はかわいく。」というところかな。今は特に、女の子もかっこよくだけどね。あと、ラブコメが好きだったので、やっぱり自然と力が入っていますよね。

──『YAIBA』という作品が『真・侍伝 YAIBA』として、令和に再びTVアニメ化されました。今この時代に鉄刃というキャラクターが動いている姿を見て、どんな風に思われましたか?

青山先生:刃みたいにお風呂に入っていなさそうな主人公って、今はなかなかいないですよね(笑)。昔はこんなキャラが結構いたんですよ。

──刃がジャングル育ちという設定にも驚きましたが、どうしてジャングル育ちという設定にしようと思われたんですか?

青山:何も知らない主人公が初めて女の人を見て「これが女か!?」と驚く展開をやりたくて。それで、女の人を全然見たことがない設定にしたくて「ジャングル育ち」にしました。

──「これが女か!?」なんて普通のキャラクターではなかなか言えないセリフですよね。

青山:言えないよね。(当時を振り返りながら)懐かしいな。

 

「織田信長御前試合」エピソード誕生秘話

──アニメ化されるとしたらかなり後半になると思いますが、個人的に「織田信長御前試合」は強く印象に残っています。

青山:『YAIBA』のアニメ化(アニメ『剣勇伝説YAIBA』)が決まった時には、原作はヤマタノオロチを倒して終わる予定だったんです。でも、アニメが始まるということで「織田信長御前試合」のエピソードを入れて半年ほど伸ばしたんです。

アニメの放送中に原作が終わるというのは、今であれば『鬼滅の刃』とかもありますけど、当時はあまりなかったと思います。でも、いざアニメが始まったら、原作の人気も一緒に上がってきて。それで、いよいよ原作の連載を終わらせる時に、アニメスタッフの方々が家まで押しかけてきて「続けてください!」って懇願されたんです。

気持ち的にはもっと続けたかったんですけど、半年の延長で終わらせることは決まっていたからね。あの時は、みんなはすごく残念そうな顔して帰っていきました。

──でも、そんな「織田信長御前試合」のエピソードがあるからこそ、鬼丸の人間らしさや人としての部分がよく見えたと思っています。あそこのエピソードの切なさというのが、鬼丸の人気につながっているような気がしますね。

青山:ですよね。ぜひアニメでも見てみたいです。

 

「超悪いやつを出そう」と思って描いたゲッコーの人気

──アニメ『真・侍伝 YAIBA』では、第1期の最後でかぐやが登場して終わりました。ファンが待ちわびている第2期について、先生からの注目ポイントがあれば教えてください。

青山:第1期よりも戦っていない話数がないというほど、第2期はずっと戦っています。戦闘シーンばかりなので、あまりおちゃらける場面もないくらいです。色々と話したいけど、ネタバレになるからなあ(笑)。

──第2期で描かれる「かぐや編」といえば、悪役でありながらゲッコーも人気ですよね。

青山:そう! ゲッコーはすごい人気だったんですよ。

──ゲッコーの人気の理由はどこにあると思われますか?

青山:わかんない(笑)。とにかく俺的には、「超悪いやつを出そう」と思って描いたんです。

──でも、憎めないキャラクターですよね。

青山:危険なやつなのに、何故かすごい人気になったんだよね。

 

『名探偵コナン』館に『YAIBA』館も?! 青山剛昌先生の夢

──『名探偵コナン』も大人気で、『YAIBA』も新たにアニメ化されました。先生がこれから挑戦してみたい夢はありますか。

青山:以前、どこかのパーティーに行った時に、外国の方から「ドバイでコナンランドを作りませんか?」と言われたことがあったんです。「いや、遠慮します」って断ったんですけど。

──それが実現していたら『YAIBA』エリアもあったかもしれませんね。

青山:『YAIBA』エリアって良いじゃないですか。ぜひUSJに作ってください(笑)。

──では最後に、『真・侍伝 YAIBA』第2期・かぐや編を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

青山:「かぐや編」は凄まじい戦いの連続になりますし、色々とショッキングな場面もあると思います。でも、最後はちゃんと素敵な結末を迎えますので、安心して見てください。毎週、ハラハラドキドキしながら楽しんでもらえたらと思います。

──ありがとうございました!

 

 

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