
『ヴァンパイドル滾』最終巻発売記念! 炎の漫画家・島本和彦先生インタビュー|『滾』が大ヒットしたらオタクは辞めていた!? 今だから話せるギリギリのところまで語っていただきました!
アニメイトの看板キャラクター・アニメ店長の生みの親でもある炎の漫画家・島本和彦先生。島本先生が連載していた『ヴァンパイドル滾』の最終巻がついに発売となります。
島本先生がアイドルものにチャレンジしたということで、驚いたファンの方も多かったはず。そこで今回は、最終巻が発売される今だからこそ話せる、ギリギリのインタビューを実施させていただくことに……!
『ヴァンパイドル滾』がスタートしたきっかけや裏話をたっぷりとお楽しみください。
いろんなものを詰め込んだ『ヴァンパイドル滾』
──『ヴァンパイドル滾』の最終回を迎えた現在の率直なご感想をお聞かせください。
島本和彦先生(以下、島本):本来4巻で終わるはずだったものを、「もう1巻分お願いします」ってお願いして、引き延ばしてもらえてありがたかったのですが、正直やってみて地獄を見たなと思っています(※お願いできる時とできない時、聞いてもらえる時ともらえない時が色々な状況で変わります)。4巻で終われば去年のうちに終われたのに、今年の3月まで描くつらさが想像以上でしたね。でも作品をちゃんと終わらせたいっていう欲望はあって。『ヴァンパイドル滾』は最初の準備段階から最終回までずっとキツかった印象です。
──まさか意外なお話から。
島本:こんなキツい仕事の仕方をしたことなくて。でもちゃんと最後まで逃げずにやったので自分は偉いなと思っています。
本日 #サンデーうぇぶり にて#ヴァンパイドル滾 最終話が更新です!
— 島本和彦最新作『ヴァンパイドル滾』【公式】 (@vampidol_sunday) April 23, 2026
耐えて輝くアイドルの奇跡は、きっとこれからも続いていく…
滾の最大にして最高な「耐え」を、どうかお見逃しなく!🔥✨https://t.co/6usG1ojmSu
──そもそもヴァンパイアとアイドルを組み合わせるという発想もそうですが、いろいろなところから吸収してすぐさまやってしまおうと思うバイタリティは「見習わなきゃいけないな」といち読者として思いました。
島本:連載が始まる前にいろんなアイドルのライブに行ったりしました。「No No Girls(※1)」とか他のオーディション番組も観たりして。そのおかげですごく現在のアイドル知識が豊富になって。
※1:No No Girls
アーティストのちゃんみなが中心となって開催されたガールズグループオーディション企画。応募条件はなく、声と人生のみを見るということでも話題となった。
島本:それから福田雄一さん(※2)に取材させてもらって、2度お話をお聞きしました。そこで聞いた業界の裏話を安全な形で漫画の中に出したら、1巻の帯で「ぶっちゃけコメントしづらい!」って言われて。「あ、ダメだったんだこの話」と思って(笑)。
※2:福田雄一さん
劇作家、放送作家、脚本家、映画監督。『勇者ヨシヒコシリーズ』や実写映画『銀魂』などを手掛けたことでも有名。
島本:いろんなものを詰め込んだんですけど、担当編集さんが面白いと言ってくれたので描き続けられましたね。過去の私の連載作品で、昔の担当が「君の描く漫画は面白くないよ」って言ってきたことが3回ぐらいあるんですよ。それと比べると、担当が面白いって言ってくれるだけで最後まで描けんだなって思いました(笑)。


























