
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』第9話「片田舎のおっさん、教都に行く」を振り返ろう! 下見の結果を踏まえて様々な対策を講じ、いざ教都ディルマハカへ【ネタバレ注意】
2026年7月8日(水)より放送開始となったTVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になるII』(以下、本作)。
原作は著:佐賀崎しげる先生&イラスト:鍋島テツヒロ先生によってSQEXノベル/スクウェア・エニックスで刊行されているライトノベルで、秋田書店ヤングチャンピオンコミックスから発売されているコミカライズ版なども大きな人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第9話「片田舎のおっさん、求婚される教都に行く」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。
第9話「片田舎のおっさん、教都に行く」あらすじ
首都での日々に戻ったベリルだが、ヴェスパーが深傷を負ったことの責任を感じており、気持ちは晴れない。
そんなベリルを、スレナが励ます。
いよいよサラキア王女の輿入れが本番を迎え、ベリルも護衛団に組み込まれることに。
ヴェルデアピス傭兵団の襲撃を常に想定する旅路。
シュステとの再会を経てスフェンドヤードバニアの教都、ディルマハカに到着したベリル。
そのベリルを見つめる者とは──?
シュステとベリルを見て、自らの心をかき乱されている様子のアリューシア
首都に戻ったベリルが町で美味しそうな魚を見ているとスレナと再会。どう料理したものかと悩んでいることを相談すると、魚料理の美味い店を紹介してもらえることに。また、洋服屋まで教えてもらえたようで、ミュイにプレゼントするコートも見ることができた模様。
町を行く最中の世間話では、ベリルが貴族の招待を受けた話や、その道中でかなりの深手を負った騎士団員がいることがスレナの耳にも入ってることが判明。流石は冒険者ギルドといったところですが、ベリルはえらい目にあったと一言。
深手を負った騎士団員というのはヴェスパーのことだと思われます。どうやら一命は取り留めたようですが、完治は望めず騎士団への復帰は絶望的とのこと。「俺がもう少し上手くやれていたら……」と後悔を口にするベリルに、スレナは「先生が己を攻めることではありません」と激励してくれました。
そんなスレナの気持ちを受け取ったベリルは、また今度おススメの店で魚料理をごちそうしてくれと要望しました。もちろんミュイも一緒にとのことで、またスレナと再会する日が来ることを願いたいところ。
和やかな空気を体感したところで、お次は騎士団の執務室へやってきたベリル。ここからシリアスな空気感で、サラキア王女の輿入れ本番の打ち合わせへ。
今回の流れとしては月末に王都バルトレーンを発ち、スフェンドヤードバニアに滞在後新年に婚姻の儀を行うとのこと。王女の護衛団に加わってほしいと求めるアリューシアのお願いに「やろう」と即答すると、ベリルはじっくり時間をかけてアリューシアからの説明に聞き入っている様子でした。
目的地はスフェンドヤードバニアの教都(※他の国でいう首都)ディルマハカ。騎士団の半数が帯同することになり、残りの半数と魔法師団は有事の備えとして首都防衛を担います。遠征中は団長のアリューシア、副団長のヘンブリッツがそれぞれ部隊を率いるので、ベリルはアリューシアの指揮下に入ってサラキア王女の近衛を務めることに。
そんな任務に際して、ベリルには騎士団の外套が支給されました。やけに準備がいいアリューシアですが、今回に関してはベリルがこの仕事を受けてくれると確信があった様子。さらに前回の襲撃を考慮して、ルートは下見とは違う経路かつその経路が漏れないように直前に決定されることも明らかに。
ただ、途中フルームベルク領で一泊することを説明する際、アリューシアは何やら様子が違って見えました。ベリルが去った後、この点に気づいていたヘンブリッツが追及すると、アリューシアは現実にベリルを幸せにできる存在を目の当たりにして、自分の気持ちがわからなくなったと呟いていました。
ベリルが幸せであるならば、その隣にいるのは自分でなくとも良い。そんなことまで言っていたアリューシアも、シュステの存在を目の当たりにして心境に変化が訪れたようです。果たして、何らかのアプローチが見られるようになるのでしょうか。
修練場ではベリルが騎士団員たちに気合を入れていました。フラーウは既に完治しており、キツイ鍛錬になるとベリルから言われても、今はそれぐらいのほうがありがたいと語っていました。やはりヴェスパーのことが気がかりなのでしょう。また、大剣使いのハノイと戦うことを想定してなのか、両手剣使いのクルニにベリルが協力を求めるような場面も。
そうして家に帰ったベリルは、ミュイと一緒に冒頭で悩んでいた魚料理に舌鼓をうつことに。その後再びの出張の件を相談したのですが、ミュイは寮には入らずベリルの家で留守番するとの意気込みを見せました。ベリルはそんなミュイの独立心を尊重して任せてみることを決めました。そして翌日、教都ディルマハカへの出立の時。
ベリルの誠実さがさらにシュステの心に刺さってしまい……!?
何事もなく再びフルームベルク領へと辿りつくと、出迎えにいたシュステはやはりベリルのことを気にしている様子。それを見たアリューシアは浮かない顔をしており、ベリルにあるたとえ話を持ち出してきました。
「その人が幸せになれるならなんでもできる、命すら惜しくない、本心からそう思える人がいて……でもその人は、自分より他の人と一緒にいたほうが幸せになれるとしたら……先生ならどうしますか?」とアリューシア。尋ねてみたものの自分で考えるべきと話を打ち切ってしまいますが、そんな話を聞いたベリルは何を思ったのでしょうか。
その後、滞在場所の別邸でひとりベッドに横になるベリル。そこにシュステが夕食を持ってやってきました。なんとシュステは、ベリルを本気で慕うあまり王都バルトレーンへの転居を考えているというのです。
あまりの押しの強さにベリルはやっぱりタジタジになってしまいますが、すぐにその好意に応えることができないと誠実に伝えようと試みます。
今後見人をやっているミュイのひとり立ちを見届けたい……父・モルデアに勝った以上は剣の頂きを目指したい。そしてアリューシアの顔が浮かんだ後に、「どちらに転ぶにせよ、答えを出さなきゃいけないこともあって」とベリル。
シュステは「そんなに誠実に断られては、返す言葉がありません」と述べました。そして、そこまで誠実に自分とも向き合おうとしていることも理解して、まずます好きになったとも。なんとベリルがやるべきことを済ませるまで結婚を持ってくれるそうで、これはアリューシアにとって強大なライバルとなるのは間違いないはず。
その頃、王都ではミュイが早朝の走り込みを自主的に行っていました。するとクルニ、フィッセルと意気投合。魔術師学院の冬休みが終わるまで、この3人でミュイの秘密特訓を行うことになりました。
スフェンドヤードバニアに辿り着いたベリルとアリューシアは、第1期でもお世話になったガトガと再会。ベリルの弟子であるロゼが引退したことから新たに副団長になったそうですが、「死ねなくなりました」と言っていたロゼがあの後どうなったのかは気になるところ。なお、ガドガによると積もる話はまた教都でゆっくり教えてくれるとのこと。今後の展開に期待しておきましょう。
ディルマハカに辿り着いたベリルたちは、無事サラキア王女をグレン王子と再会させることに成功。サラキア王女が無事宮殿内に入り、ガドガたちと警備計画の打ち合わせに入るアリューシアたちと別れたところで今回は終了。
結局ハノイたちヴェルデアピス傭兵団は今回現れませんでした。前回あれだけの襲撃をかけてきたのですから、この事件に関わっていないなんて考えられないはず。彼らの動向はやはり気にならざるを得ません。そして、最後に出てきた仮面の女性。彼女の正体やその活躍にも期待しておきましょう。


























