
「最後は気持ちよく帰ってほしい」──舞台「呪術廻戦」-渋谷事変 前編-虎杖悠仁役・佐藤流司さん&七海建人役・立花裕大さんが語る「渋谷事変」に向けた想い【インタビュー】
「いざという時には、こう、ムキッとできるように(笑)」
──舞台に向けて、特に準備されていることがありましたら教えてください。
立花:今は筋トレを頑張っているのですが、ビジュアル撮影の時に着たスーツがパツパツになるんじゃないかという心配もあります(笑)。シルエットをかっこよく見せるために採寸して、衣裳もかなりタイトに作ってくださっているんです。
漫画では急にムキムキになっていたり、普段は少し細身だったりという表現もあるので、本当にそういう体になれるように頑張ろうと思っています。いざという時には、こう、ムキッとできるように(笑)。
佐藤:俺も虎杖を演じるためにずっと筋トレしています。宿儺役の五十嵐角度さんは身体が大きいので、あまりにも見た目が違うのは避けたくて。2か月で超増量するのではなく、少し引き締まった“虎杖悠仁の動ける肉体”を目指していきたいですね。
──ビジュアル撮影で改めてキャラクターとしての姿になったことで、感じたことはありましたか?
佐藤:一段と気合が入りましたね。実際にキャラクターの姿になると想像もしやすくなりますし、一度その姿にさせていただくことで、より実感が湧いてくるんです。
立花:それと、僕は舞台「呪術廻戦」で流司と絡むのは今回が初めてなので、彼のキャラクタービジュアルを見た時はまず「本物だ!」と感じましたね。
佐藤:俺はまだ自分のビジュアルしか確認していなくて、ナナミンのビジュアルを見てないんですよ。衣裳付き通しの時まで見ないでおこうかなと思っています。
立花:それも楽しみだよね。でも、衣裳を着た姿を見てびっくりすることは結構あるんですよ。びっくりしすぎて、セリフが飛びそうになる時も(笑)。
佐藤:良くないですね(笑)。
立花:そう。だから、あらかじめ見ておかないと(笑)。
「一緒に渋谷事変の地獄を味わってもらいたいです(笑)」
──お二人がお互いに感じている役者としての魅力や、普段接している中で感じる人柄の魅力を教えてください。
立花:やっぱり流司には圧倒的なカリスマ性があるなと思っています。年齢は僕のほうが上ではあるのですが、流司には「ついて行きたい」と思わせる魅力があるんです。本人がもともと持っているものだと思うんですよ。取り繕って出せるものではないし、彼に染み付いているというか、自然と滲み出ている魅力なんだと思います。
もちろん本人には本人ならではの悩みもあるだろうし、大変だろうなと思うんですけど、それでもバーンと前で張っている姿は男としてすごく魅力的だなと思いますね。本当に、人としてかっこいいんですよ。
佐藤:寝てる裕大くんの体の上にコンビニ弁当を乗っけたり。
立花:あったなぁ、そんなこと! 俺が先に寝ちゃったんだよね。でもそれは男らしいとは言わないでしょ(笑)。
──(笑)。佐藤さんから見た立花さんの魅力はいかがでしょうか?
佐藤:あるんですけど……褒めたくない(笑)。
立花:言ってよ(笑)。
佐藤:(笑)。愛される力がある方だなって思います。やっぱり役者って我が強いし、個性的な人が多いんですよね。この業界に限らず、相性の良し悪しの話はどこにでもあると思うんですけど、裕大くんのことを苦手だと言っている人を俺は見たことがないんですよね。
それに、彼の人柄に惹かれてか、裕大くんの周りに集まる人たちも人に好かれている人が多い気がします。「類は友を呼ぶ」というか。
役者としてはとにかく全力な人です、いつも(笑)。何事にも手を抜かない人ですね。
立花:良くも悪くもね。突っ込んでいきます(笑)。
──今回の「-渋谷事変 前編-」ではどのようなカンパニーを作っていきたいですか?
佐藤:一言で言うと、死屍累々です(笑)。
立花:人数も多いから……。関わらないシーンも結構多いので、まずはそれぞれの作業になっていくと思います。でも頼もしい先輩方がいるので、あまり心配はしていません。
前回も本当にいい現場でしたし、その時のメンバーもずっといらっしゃるので安心感がありますね。顕作さんも素敵な方なので、きっとすごく良い雰囲気のカンパニーになるだろうなと思っています。
佐藤:顕作さんは、締めるところは締めますけど、明るく役者を笑わせてくれるし、楽しくものづくりをしながら素晴らしいものを作っていくというスタンスの方なんです。なので、稽古場での居方は顕作さんにお任せすることがかなり多いと思います。ベテランの方ばかりなので、大変なことにはならないだろうという安心感がありますね。
立花:いい意味で、先輩にお任せできそうです(笑)。
──ありがとうございます。最後に、ファンの皆さんへのメッセージとともに意気込みをお聞かせください。
立花:有名な作品で、その中でも重要な物語。誠心誠意やらせていただきます。当たり前のことではありますが、観た方の心に響いて、楽しんでいただける作品を作りたいですね。そのために、自分の体を使ってできることは全力でやらせていただきますので、どうか楽しんでいただければと思います。
佐藤:一緒に「渋谷事変」の地獄を味わってもらいたいです(笑)。ただ、今回脚本を担当されている久保田悠来くんがおっしゃっていたことですが「最後は気持ちよく帰ってほしい」という狙いもあるとのこと。きっと「観てよかったな」と思ってもらえる舞台になると思うので、期待していただければと思います。
【インタビュー:柴山夕日 撮影:佐藤ポン】
公演情報
期間・劇場
東京:2026年11月14日(土)~11月23日(月・祝) Shibuya LOVEZ
大阪:2026年11月28日(土)・11月29日(日) SkyシアターMBS
チケット情報
一般発売日:2026年10月4日(日)10:00
チケット料金
東京公演
■平日
S席:11,800円
A席:9,800円
※全席指定/税込
■土日祝
S席:12,800円
A席:10,800円
※全席指定/税込
※A席は3階席となります。
大阪公演
12,800円
※全席指定/税込
■公演に関するお問い合わせ
■公式サイト
■公式X
作品情報
スタッフ
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本:久保田悠来
演出:小林顕作
キャスト
虎杖悠仁:佐藤流司
伏黒 恵:熊沢 学
釘崎野薔薇:山口乃々華
禪院真希:武田莉奈
パンダ:寺山武志
七海建人:立花裕大
冥冥:立道梨緒奈
憂憂(ダブルキャスト):立花利仁 黒岩紘翔
禪院直毘人:鈴木壮麻
三輪 霞:前川歌音
与 幸吉:塩田康平
庵 歌姫:木内海美
真人:神里優希
漏瑚:山岸門人
花御:南 誉士広
脹相:池岡亮介
重面春太:三瓶賢人
両面宿儺:五十嵐角度
伏黒甚爾:久保田悠来
枷場美々子:井手柚花
枷場菜々子:八木美樹
菅田真奈美:南 千紗登
ラルゥ:北村 海
夏油 傑:藤田 玲
五条 悟:三浦涼介
アンサンブル
大津朝陽 大津夕陽 窪田宗一郎 佐々木 楓
寺岡拓海 遠井公輝 西 恭由 バリオス望美

































