
【今週の『名探偵コナン』の話題は?】中学生時代の新一と蘭の回想|蘭への想いを隠しきれない新一の言葉に反響「作為的な痕跡」<1168話>
青山剛昌先生が描く推理漫画『名探偵コナン』は、週刊少年サンデーにて1994年より連載中。黒ずくめの組織によって体が幼児化した高校生探偵・工藤新一が、正体を隠して「江戸川コナン」と名乗り、組織の動向を探りながら数々の事件を解決に導く大人気作品です。
探偵や警察官がそれぞれの信念を持って立ち向かう姿、さまざまなキャラクターの深掘りと同時に恋愛模様も描く本作。意外な人物関係や組織に関する情報も随所に散りばめられ、隠されていた真実が徐々に明かされていきます。
9月30日(水)発売の週刊少年サンデーに掲載された『名探偵コナン』第1168話「作為的な痕跡」では、事件の匂いが濃厚に。蘭が閉じ込められた真っ暗なエレベーター内には、音楽を連想させるダイイングメッセージらしきものが残されていました。
本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『名探偵コナン』最新話(第1168話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、週刊少年サンデー未読の方はご注意ください。
新一が“月影島”の話を持ち出してしまう
園子と待ち合わせして、竹芝駅と竹橋駅を間違えた蘭。古いビルに迷い込み、落書きだらけの真っ暗なエレベーター内に閉じ込められてしまいました。園子が「蘭を助ける方法」を考えると言って電話を切った後、不安でいっぱいの蘭のもとに新一から電話がかかってきます。
コナンは蝶ネクタイ型変声機を使って新一の声で通話し、不安な蘭に優しく語りかけながら、脱出方法を探るべく状況を聞き出していました。蘭はガラケーで通話しながら、エレベーター内を照らして手掛かりを探します。エレベーターの床には乾ききった血だまりがあり、その中には歯の抜けたクシが置いてあったような痕跡がありました。
シリーズ第2話では、事件の匂いが濃厚に。その血の主は何者かに殺害された可能性が高く、まだ誰にも知られていない事件かもしれないと新一は推察。さらに、歯の抜けたクシの跡がダイイングメッセージであると仮定します。
他に作為的な怪しい跡として、クシの右下辺りに丸みを帯びた三角形の跡を見つけた蘭は、ギターのピックではないかと思案。
ギターから“音楽”を連想した新一は、クシに残った歯が6本だと聞いて、5本ならどこかに五線譜が描かれているヒントで、そこに描き込まれた音符が暗号になっているかもしれないと思考を巡らせていました。
「月影島の時の暗号みたいに…」
うっかり新一がそう口にすると、蘭は「ああ…音符をアルファベットに置き替える暗号…」と言いかけて、「……って何で新一知ってるの?」と疑問を投げかけます。
焦る新一に「行ってないよね? 月影島‼︎」と問い詰めようとする蘭ですが、最近では「コナン=新一」の疑いを持たなくなったようで、「コナン君に聞いた」と解釈していました。
話題にあがった「月影島」といえば、TVアニメ第11話「ピアノソナタ「月光」殺人事件」(コミック7巻)の舞台となった場所。その殺人現場には暗号が隠された譜面が残され、ベートーヴェン作曲のピアノソナタ第14番「月光」が聞こえていました。コナンが唯一犯人の自殺を止められなかったことで、彼の胸に深く刻まれている事件です。
中学生時代の新一と蘭の回想
音楽系の暗号がどこかに描いてあるだろうという新一の予想通り、何かで引っ掻いたような6本の横線に棒や丸が描かれた楽譜みたいなものが壁に。蘭はその楽譜らしきものの詳細を新一に伝えようとしますが、蘭のガラケーから送った写真の画像は粗過ぎて何が写っているのか分からない状態でした。
また、新一は蘭から電話で聞いた棒や丸の配列のメモを取り、その写真を蘭に送って確認してもらおうとしますが、その画像を蘭のガラケーでなかなか読み込みできず。そんななか、蘭は「ギターのコード表」かもしれないと閃きます。
「前に新一もギターのコードわかってたよね?」と主張する蘭は、中学2年生の頃を回想。音楽室で転校生の草野君が新一に絡んできて、推理勝負を仕掛けたといいます。
4枚のカードから蘭が1枚引いて、そのカードを新一が推理で言い当てることに。草野君がギターでヒントを出すと、新一は自信満々の表情で見事に正解します。なぜわかったのか尋ねられると、「蘭が引いたカードぐらい…顔見りゃわかるさ!」と言ってのける新一なのでした。
SNSでは、蘭への想いを隠しきれていない新一の言葉をはじめ、中学生時代の愛らしい2人が話題に。「中学生の新一と蘭かわいすぎる」「新一が蘭のこと好きって隠せていない」「蘭のことをよくわかっている新一にキュンとする!」「新一が蘭のことを好きすぎる!」など、反響を呼んでいます。
新一の言葉を、TVアニメ第48~49話「外交官殺人事件」(コミック10巻)と重ねる読者も。服部平次が初登場し、コナンが初めて元の姿に戻ったエピソードです。新一が電話で蘭のことを聞かないのは、どこかで見ているからだと見抜く平次。それを聞いて問い詰める蘭に新一は、「蘭の事ぐらい…声聞きゃわかるさ…」と告げていたのです。
そして、当時の草野君が押さえていた弦を思い出しながら、先ほどメモした暗号と照らし合わせる新一は、ネットニュースの情報から血の主と犯人に辿り着きます。新一は「待ってな! すぐにそこから助け出してやっからよ‼」と蘭に約束。新一の言葉はいつも蘭の不安を拭い去り、そして笑顔にします。
前話に続き、蘭の“ガラケー”の機能について触れられ、いよいよスマホに変えるのではないかとの声も。地図アプリを使えないこともですが、大切な蘭が危険な目に遭っているときに、肝心の写真の画質や送受信においても新一はもどかしさを痛感しているでしょう。蘭のガラケーは新一からの大切な贈り物ですが、果たしてどうなる……? 次回はシリーズ解決編です!



























