
みんなで一致団結して頑張りましたーー女らんまが大暴れ&響良牙が大活躍!「らんま1/2」第3期 山口勝平さん×林原めぐみさん×日髙のり子さん×山寺宏一さんインタビュー
今作であかね役・日髙さんが大切にしていること
ーー新作を通して感じた、作品の魅力や新たに気づいたところなどはありますか。
山口:実際に今作を収録したり、原作を読み返してみても、全然古くないと思いました。むしろ今こういったアニメ作品が減ってきて、逆に新しく感じるのかもしれませんし、新しく今回の「らんま1/2」を見てくださっている方も増えたようで、とても嬉しいことだと思っています。僕ら自身は感覚として、そんなに変わってはないと思うんですけどね。
林原:先程も言いましたけど、自分たちのことで一生懸命だった時代に比べて、私たち自身も楽しんでいるというところはあります。昔はお互いの芝居に対して、「盗まなくては」「似せなくては」とか、別のやらなければいけないと思っていることが大きかった気がします。
山口:そこから30数年経って、お互いに他の仕事もしつつ、それでもずっと同じメンバーのようなレギュラー作品に出演していたり、不思議とみんな同じようなところにいられる状態だったりもしたので、ずっとお互いのお芝居も見ていました。なので、本当にスッと入ってくるんです。何となく相手のことも、「今はこういう芝居をやっているんだろうな」とわかる。
だから林原がマイク前に出て収録をしている時、自分が後ろにいて、ブツブツブツブツと言いながら一緒に芝居をやっている。それは彼女も一緒で、自分がマイク前に出て収録をしている時に、林原が後ろでブツブツ言いながら一緒に芝居をやっているんです。そういう時は、気持ちの流れに違和感がなくて、とても自然にやれていますね。
山寺:原作を読み返していますけど、まず圧倒的に「留美子先生の原作が本当に面白いんだな」と、原作を端々まで読んで感じています。
林原:本当にね。(登場するキャラクターが)面白い人ばっかり(笑)。
山寺:今回のアニメは、完全新作なんですよね。だから最初の頃は、原作をもう一回読んで、それから前作と同じエピソードだったら、その前作も見て「今作では何が変わっているんだろう?」とチェックしていました。あんまり「老けた」と言われたくないから。
一同:(笑)。
山寺:ただ、最近は見ないようにしているんですよ。今作は、前作よりも原作に準じているので、原作はちゃんと読んでいます。そうすると、「ワンカットの面白さ、端々まで本当に面白いな」というのを、より感じられるようになりました。だから僕は第3期で、やっと本当に楽しめるようになったという感じがしますね。それまでは不安があったので、「大丈夫だろうか?」と思いながらやっていたんですけど、今期は特に楽しめています。加えて、リハビリというか、我々にとっては“アンチエイジングアニメ”でもあって。
一同:(笑)。
山寺:もちろん皆さんにお届けする作品ですが、共演者も刺激し合っていると思います。本当に若返ったんじゃないかな?
日髙:本当にそう。アクションシーンもテンポがすごく速くなっているので、反射神経を求められている気もするし、そこでまたトレーニングしてね。仕事しながら、トレーニングしている感じで、反射神経も鍛えられるし、叫ぶし。
山寺:必死だけど楽しいですね。そして、日髙さんの天然ぶりもますますパワーアップして……(笑)。
山口:収録の合間がすごいです(笑)。
林原:面白いです。
日髙:私、面白いんです!
林原:認めた(笑)。
一同:(笑)。
山寺:役者の人柄がキャラクターに反映されてきているような気がする。
日髙:山ちゃんも言っていましたけど、今回の作品は「原作に準じた形」ということだったので、原作をよく読むんですね。昔はあかねの強さやヒロインとしての可愛さを意識していたと思うんですけど、改めて読み返すと、あかねにはすごく抜けているところがあって、ちょっととぼけたところがあるなと感じました。だから今回の作品では、私自身がそこを大切にしたいと思っています。
林原:なるほど。
日髙:あかねは怒っていても、急にフッと力が抜けた感じになって、全然違うことを言ってみたりするんです。だから、乱馬から「鈍い」と言われちゃうんだなとわかりました。
林原:それって、かすみお姉ちゃんの専売特許だと思ってた。
日髙:それもある。以前はかすみお姉ちゃんだけがああいうキャラクターだと思っていたんですけど、今回の作品で感じたのは、あかねにも妹として、お姉ちゃんに通じる天然ボケなところがあるということ。その辺りを大切にして演じています。
林原:なびき(CV:高山みなみ)が姉妹の間に入って、大変なんだね。
山寺:計算してやっていると思わなかった。もちろん意識しているだろうけど、それが自然に見える。
日髙:それが苦にならないのは、私自身にも多分そういうところがあるからだと思う。
山口:本当にあかねと似てますもんね。
日髙:今回、自分でもすごくそう思いました。
山寺:受け入れた(笑)。



































