『吸血少女 対 少女フランケン』が初日舞台挨拶
8月15日(土)よりシアターN渋谷、シネマート新宿他、全国で順次公開が始まった映画『吸血少女 対 少女フランケン』。その初日舞台挨拶が、同日午後、シネマート新宿で行われ、友松直之監督、西村喜廣監督の2人に加え、ヒロインの吸血少女・有角もなみを演じた川村ゆきえさん。水島樹権役の斎藤工さん。少女フランケンとなって、もなみと樹権をめぐる壮絶な戦いを繰り広げる、富良野けい子役の乙黒えりさん。MCとしてミドリ先生役の亀谷さやかさんが登壇し、客席の観客を前に制作秘話などで盛り上がった。
川村さんは「数年前から制服が着たかったので、オファーが来て制服でしかも吸血鬼、“ワーイ”ってなりました。雨のように血が降るシーンは寒かったです。ワイヤーで校舎から降りるシーンでは初ワイヤーも経験しました。スカートがめくれて大変でしたけど、そこは使われなかったです(笑)」と、撮影秘話を語った。
乙黒さんは「腕を取って頭にはめて空を飛ぶシーンでは、監督に“ドラえもんみたいに”と言われましたので、ななめ上を見て、未来に向かって飛ぶように演じました」と、衝撃的な決戦シーンを演じた感想を話した。
そのシーンについて「この映画は大人の“ドラえもん”です(笑)」と話していた斎藤さんは、「ロケ地の旅館で、川村さんと乙黒さんが夜、盛り上がっていたのが、僕の部屋まで聞こえてきました」と、ロケでのエピソードを披露。2人は毎晩、美容アイテムなどをお互いで試しあうなど、ガールズトークで盛り上がり、それが旅館じゅうに響きわたっていたとのことだ。
アメリカの映画祭でも上映された本作だが、ガングロ部、リスカ部、ゴスロリ部などのアイデアは、西村監督いわく「自分の思うアメリカ向け、というコンセプト」だそう。NYでの上映当時、マイケル・ジャクソンが亡くなった直後で、ガングロ部がマイケルについて話すシーンを観て「1人お客さんが帰っちゃった」のだとか。
ともかく名(迷)シーン満載で、パワーあふれる『吸血少女 対 少女フランケン』を見逃すな!
>>『吸血少女 対 少女フランケン』公式サイト