なんと、あの話題作がサイバーなTシャツに！　コラボレーションイベント「イヴの時間　AR・Tシャツなう」で、吉浦康祐監督もビックリ！

　劇場版公開を迎え、ますます盛り上がりを見せる新感覚アニメーション『イヴの時間』。そのコラボレーションTシャツを発売する、株式会社ジーンズメイトが主催するイベントが、2010年3月20日、アキバあそび館6階"あそび空間「MATE」"にて行われた。

　イベントはトークショウと、コラボレーションTシャツのスペシャルな秘密を披露するデモンストレーションの2部構成。しかも、その模様はUストリーム中継で全世界に配信されるという力の入り様である。
　トークショウには、『イヴの時間』の生みの親である吉浦康裕監督、小説版『イヴの時間　another act』の著者である水市恵さんがゲストとして登場。『イヴの時間　another act』誕生の経緯など、ファン垂涎の話題が数多く語られている。
　小説化にあたって、特に吉浦監督がお願いしたのが、主人公リクオの心情を描くことだったという。これに対し、水市さんは小説内で「ドリ系チェック」などの独自のテイストを盛り込みつつ、吉浦監督自身も絶賛する内容に昇華させているとのこと。
　それぞれが好きなキャラクターについても楽しいトークが展開されている。水市さんは旧型アンドロイド、カトランがお気に入りで、小説版では削除されるかもしれなかったエピソードをあえて盛り込んだという。
　対する吉浦監督は、「ナギさんとしか言えません。大好きなんです！」と力説。「映画でのカトランとのシーンもナギさんのためのもの」と言い切るほどだった。
　また、小説版に登場するキャラクターが、映画に一瞬登場するという丸秘情報も……。

　一方、『イヴの時間』劇場版イベントTシャツのデモンストレーションは、最新技術を生かした驚きのものとなっている。
　『イヴの時間』の劇中に登場するコード"【1138】"を題材としたデザイン、Webカメラで撮影すると着用者がアンドロイドとして写るという特殊効果を盛り込んだ、遊び心満載のこのTシャツ。こちらについてトークを繰り広げたのは、Tシャツの特殊効果を担当したAR三兄弟の長男、川田十夢さん。
　吉浦監督と水市さんが着用した2種類のTシャツを撮影するや、ディスプレイ上でその腹部をアンドロイドのサミィのように展開して見せたり、アンドロイドたちの頭の上に浮かぶリングを吉浦監督や水市さんの頭の上に浮かべてみたりと、最新技術を生かした楽しいショウを展開した。もちろん、このTシャツを買った人は自宅でこの特殊効果を楽しむことができる。Tシャツはジーンズメイトのオンラインショップ、『イヴの時間　劇場版』上映中の各劇場、およびアキバあそび館で購入可能だ。
　ちなみに、吉浦監督とAR三兄弟は、フジテレビ『ノイタミナ』枠のジングルでもコラボレーションしているとのこと。こちらは3月25日から開催される『東京国際アニメフェア2010』の『ノイタミナ』ブースで視聴できるとのこと。要チェックである。

＜取材・文：飯富二郎＞

『イヴの時間』劇場版イベントTシャツ
発売中
サイズ：M･L
プリント：A柄、B柄の2種
価格：3,000円（税込）

>>『イヴの時間』公式サイト
>>株式会社ジーンズメイト　公式サイト