ドラマ「クロヒョウ 龍が如く新章」オールナイト上映イベントレポート

　大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズの新作「クロヒョウ 龍が如く新章」（PSP（R）「プレイステーション・ポータブル」用ゲームソフトとして9月22日に発売）を原作として、TBS/MBS他で放送されていた連続ドラマ「クロヒョウ 龍が如く新章」。そのDVD（1巻）発売を記念して、発売日12月22日の新宿バルト9にて、今まで放送された内容を一挙に上映するオールナイトイベントが行われた。

　「クロヒョウ 龍が如く新章」とは、主人公・右京龍也が、ある殺人事件の容疑の無実を証明するために戦い続け、真実を追い求めていくというシリアスな作品。その上映に先立ち、右京龍也役・斎藤工さん、榊天馬役・石田卓也さん、名越稔洋総合監督が登場。飛び入り参加の二岡孝造役・波岡一喜さんも交えて、和気藹々としたトークショーを行った。

　制作総指揮をとった名越さんはゲームクリエイターであり、ゲーム版「龍が如く」シリーズに深く関わっている方。「龍が如く」シリーズにとって初の実写連続ドラマということで、キャスト選びにもかなりの想いが込められていたそうだ。
　その中で選ばれた斎藤さんと石田さんは、今回が初共演。互いに相手のことを「石田の、江戸時代でも生きていけそうなストイックさが好き(笑)」(斎藤さん)、「工くんは最初はクールかと思ってたけど、話してみると兄貴っぽくて面白い」（石田さん）と語った。

　撮影で苦労した点を聞かれると、キャストは「全部大変だったけど、大変じゃなかったらもっとぬるいものになっていた気がする」(斎藤さん)、「バトルシーンが1番ハードでしたね。工くんは怪我してないって言ってたけど、実際はしてましたよ」(石田さん)とコメント。クロヒョウチームのムードメーカー・波岡さんは「工とはプライベートでも仲が良すぎるので、見つめあってお芝居するのがとても恥ずかしかった！我慢できなくて笑ってしまいました(笑)」と話し、石田さん曰く、現場にいる時と同じようなハイテンションぶりで会場を沸かせていた。

　12月22日にリリースされた「クロヒョウ 龍が如く新章 Vol.1」に引き続き、2011年1月26日には「クロヒョウ 龍が如く新章 Vol.2」、同年2月23日には「クロヒョウ 龍が如く新章 Vol.3」が発売決定。DVDジャケットは、ゲーム「クロヒョウ 龍が如く新章」の制作スタッフ監修の下、Spooky graphicがドラマのキャストをモチーフに書き下ろしたコラボレーション仕様となっており、各種特典もとにかく豪華だ。
　アクションあり、友情ありの、熱き人間ドラマ「クロヒョウ 龍が如く新章」。是非3巻全てを手に入れて、男達の生き様を感じてほしい。

＜取材・文：斉藤　碧＞

>>「クロヒョウ 龍が如く新章」公式サイト