【第2弾】アフィリア・サーガ特集 2ndアルバム『Archism』インタビュー メンバーの使う恋の魔法は?
グループ名が変わり、新メンバー2人が加わってから初のリリースとなる、アフィリア・サーガの2ndアルバム『Archism』。「高まりたいときも癒されたいときも効きます」(アヤミ)という充実の1枚だ。今回は元気系の曲の話を。メンバーたちが“恋の魔法”も語ってくれた。
■ 一歩引いてたら恋には勝てません(笑)!
――「Nighty night~オヤスミセカイ~」のようなバラードの一方で、M1の「恋のWizard百年戦争」は、「SURVIVE!!」なども経て力強さを増した今のアフィリアの勢いが出た曲かと思います。
アリア:このタイトルを見たとき、「キターッ!」と思いました。というのも、私は『ラグラナロク・オンライン』がすごく好きで、ずっとウィザードを使ってたんですね。キャラの職の名前で“魔法使い”ってことなんですけど。
ローラ:ジョブですね。
アリア:だから、ウィザードという単語にはすごく重みや意味を感じていて、それがタイトルに入ってるのがうれしくて。でも、“戦争”という言葉が入ってるのはビックリしました。そう表すぐらいの気持ちで恋に落ちちゃったのかな? 好きな人とのやり取りが戦争ぐらい激しいのかな? とか、いろいろ考えました。
――やっぱり恋は戦争ですか。
アヤミ:戦いです! だって人なんて、自分を好きになってくれるかわからないじゃないですか(笑)。
アリア:えーっ。アリアはきっと、戦争しなくても大丈夫。
ルイズ:楽勝ってこと?
アリア:そうじゃないけど(笑)、きっと真摯な想いがあれば、気持ちは届くので。この歌の女の子みたいにドタバタにはならないんじゃないかな。
ローラ:そんなんじゃ、恋は獲れないよ(笑)。
アリア:こわーい(笑)。こういう子がライバルだと負けます(笑)。
ローラ:私だったら表面上は気持ちを出さず、したたかに根回しします(笑)。全部引いてたら、相手に届くものも届かないと思うので。気持ちは素直に伝えるべきだし、誰かがいるから一歩引くようじゃダメだなと。
――どんな根回しをするんですか?
ローラ:根回しというか、私はお料理が得意なので、手料理を作ったりして、胃袋からキャッチ(笑)。
ルイズ:へーっ(笑)。私は今まで、この歌みたいに「好きで好きでたまらない」という相手が現れたことが、2次元でしかないので(笑)。3次元で本当に好きな人が現れたら頑張りたいですけど、とりあえず今は何にもありません(笑)。
コヒメ:コヒメだったら、たとえば大人数でいるときに、その人だけ特別扱いをしてみたり(笑)。
ルイズ:端から見たらバレバレじゃん。
コヒメ:バレバレでいいんですよ。そのほうがライバルが減る(笑)。
ローラ:すごくわかる(笑)。
コヒメ:たぶん男性って、特別扱いされると「この子、俺に気があるんだ」と思って、そこから好きになってくれる気がするんです。
――特別扱いって、どんなことを?
コヒメ:話をするときに一歩前進してみるとか、「ねえ、ねえ」とか言うんじゃなくて、ツンツンって腕を引っ張ってみたり(笑)。
4人:ワーーーッ!!
ルイズ:小悪魔を見た(笑)。
アリア:私はたぶん心の中では大好きと思っていても、本人を目の前にしたら、うまく言えないかな。というのは、去年『アニサマ』に出たとき、田村ゆかりさんの楽屋に挨拶に行く練習を何10回もしたんですよ(笑)。歌のことより「ゆかりさんにああ言おう。こう話そう」と、ずーっと考えていて(笑)。でも、実際に行ったらもう、それが全然言えず、たどたどしくしゃべってました。それでもゆかりさんはやさしく接してくださったんですけど、きっと好きな人には緊張して、何も話せなくなるんだと思います。
ローラ:でも、私はこの曲、リアルに自分とリンクさせるより、ファンタジーの世界に入り込みました。
コヒメ:“学院”“校則”“魔法関数”とか、アフィリア王国のオリジナルの言葉である“ストーンフレイヤ”というのが詞に入っていて、魔法学院のコンセプトを盛り込んだ曲ですね。
■ おばあちゃんちの子犬をイメージして踊ってます
――新曲だと「Happy! Puppy!」がかわいさを詰め込んだ感じで。
コヒメ:コヒメはそっちに近いです。犬のように、その人のために帰り道で待ってみたり(笑)。
ローラ:私は“先輩と自分”みたいな感じがします。私を応援してくれる人たちは、「先輩」と呼んではいますけど、私の中では“守るべき、愛するべき存在”という気持ちが大きくて。
ルイズ:先輩が犬なんだ(笑)。
ローラ:そう(笑)。それぞれメンバーの中で応援してくださる子がいると思いますけど、自分を応援してくれる方は特に目を掛けていて、元気なさそうだったら「どうしたの? 仕事で疲れてるの?」と心配になるし。歌詞には“二人なら越えてゆける”とありますけど、私は「先輩と一緒なら頑張れる」というのがありますね。
アヤミ:私は犬は苦手なんです(笑)。小さい頃、ドーベルマンに追われたことがあって。家の近くに大きな犬がいたんですよ。こっちを見て、たぶん犬的にはうれしくて走り寄ってきたんですけど、私はそれ以来、犬が怖くて仕方ない(笑)。でも、この曲は大好きです。ラッキィ池田さんが付けてくださった振りも飼い主とワンコみたいで、しっぽフリフリみたいなのもあって。愛されるべき曲だと思います。
ルイズ:私のおばあちゃんちにワンちゃんがいて、すっごくかわいいんです。子犬って本当に愛くるしくて、幅広く愛される動物だと思います。この曲のしっぽを振ったり、お手をする振り付けは、おばあちゃんちの犬をイメージして踊ってます(笑)。そしたら、かわいく見えるかなって。
ローラ:チアリーディング的な感じで、犬と散歩してたら走っちゃうような曲かなと思います。私は犬を飼ったことはないんですけど、すごく好き。今日も公園を散歩してたらワンちゃんがいて、「触らせてもらっていいですか?」とワシャワシャやってきました(笑)。
――今回の衣裳では、アリアさんの帽子が目につきますね。
アリア:ブランドのマルコマルカさんが作ってくれた衣裳で、各メンバーのヘアアクセも選んでくださいました。私は「帽子だけはやめてください」といろんなスタッフさんに言いまくってたら、帽子になって(笑)。私は前髪にこだわりがあって、揃ってないとイヤなんです。帽子をかぶったら前髪がちょっとつぶれちゃうし、ベストな前髪でなくなっちゃうから。でも、これをかぶったら「おお、かわいい!」と思いました。赤い帽子に耳が付いていて。それがネコ耳らしいんです。
ローラ:ネコなの? オオカミじゃないの?
アリア:私もずっとオオカミだと思ってかぶってたんですけど、マルコマルカさんの洋服がかわいくて普通にお店を見に行ったら、この帽子も商品として置いてあって、“ネコ耳”と書いてありました。こんなかわいい帽子は初めてなので、そこも注目してください!
PHOTO:梅木麗子 TEXT:斉藤貴志
《CD ATA》
『Archism』
発売日:4月24日発売
メーカー:5pb.
《ライブ ATA》
アフィリア・サーガ 5thワンマン東名阪ライブツアー
5月6日(月)17:00~日本青年館大ホール
5月12日(土)17:00~CLUB OZON
5月19日(土)17:00~梅田CLUB QUATTRO
>>【第1弾】アフィリア・サーガ特集 2ndアルバム『Archism』インタビュー 癒しのバラードに初挑戦
>>【第2弾】アフィリア・サーガ特集 2ndアルバム『Archism』インタビュー メンバーの使う恋の魔法は?
≪近日公開≫
【第3弾】アフィリア・サーガ特集 2ndアルバム『Archism』インタビュー 楽曲から蘇る思い出
>>アフィリア・サーガ オフィシャルサイト