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最後には驚きの映像も……!「銀魂晴祭り2016(仮)」夜の部レポ

最後にはファン驚きの映像も……!! 声優陣13名のほかアーティスト5組も出演「銀魂晴祭り2016(仮)」夜の部レポート

 放送スタートから10周年をむかえたテレビアニメ『銀魂』が、シリーズ第3期放送中の2016年3月6日(日)にイベント「銀魂晴祭り2016(仮)」を開催! 本作の聖地のひとつともいえる両国国技館には、昼夜両部にわたり多くのファンが集いました。ここでは、夜の部の模様をお届けします。

【出演者】
杉田智和さん(坂田銀時 役)
阪口大助さん(志村新八 役)
釘宮理恵さん(神楽 役)
千葉進歩さん(近藤勲 役)
中井和哉さん(土方十四郎 役)
鈴村健一さん(沖田総悟 役)
太田哲治さん(山崎退 役)
石田彰さん(桂小太郎 役)
高橋美佳子さん(寺門通 役、定春 役)

★スペシャルゲスト
小野友樹さん(徳川茂茂 役)
小林ゆうさん(猿飛あやめ 役)
日野 聡さん(神威 役)
真殿光昭さん(伊東鴨太郎 役)夜の部のみの特別ゲスト

★出演アーティスト ※登場順
BLUE ENCOUNT
ねごと
CHiCO with HoneyWorks
THREE LIGHTS DOWN KINGS
DOES

 

■ 生アフレコとライブの“リレー”が『銀魂』の世界へどんどん引き込む!

 主要キャラ登場の“紙芝居”や、斉藤終(CV:櫻井孝宏さん)による開場前アナウンスなどで、開演前から熱がこもる場内。イベント本編は、劇場版完結篇のラストシーンから第3期初回の謝罪会見シーンへと移り変わるところからスタートしました。劇場版で「完結篇」と謳っていたものの、その後アニメを再開し今回のイベント開催までこぎつけてしまったことを、銀時は大号泣で謝罪します……。ともあれ、戻ってきてくれた事はファンにとっては喜ばしい以外の何物でもありません! 場内は、感謝を込めた暖かな声援に包まれました。

 そしてBLUE ENCOUNTのライブと、BGオンリーの会話パートを経て、ここからはキャスト陣による生アフレコとアーティストのライブが交互に繰り広げられる構成に。生アフレコ前半は“懺悔”がテーマ。たまが開いた「ロボッ娘懺悔室」(第283話「アーメン」より)に訪れた各キャラが罪を明かしていく……といった形で、各話エピソードの劇が行われました。本作の魅力のひとつである、ハイテンポなギャグを生で堪能できたとあって、観客はますます興奮! 笑い声はもちろん、キャスト陣の鬼気迫るボケ&ツッコミにざわめく声まで聞かれました。

 また、この間に行われたねごととCHiCO with HoneyWorksのライブパートでも、生アフレコ同様に懺悔が。とくに、ねごとの蒼山幸子さん(Vo.&Key.)は、「『DESTINY』の歌詞の「シンパシー」の部分を「シンパチー(新八)」と空耳される方が多かったと聞きました。紛らわしくてごめんなさい! むしろ「シンパチー」と歌わなくてごめんなさい!」と告白。その後の『DESTINY』では、実際に「シンパチー」と歌うサプライズも見せ、場内を一層沸かせました。

 イベント恒例となっているお通ちゃんのライブでは、高橋さんが両国国技館らしくまわし姿(の着ぐるみ)で壇上へ! 曲間で取り組みを始めるなどの奔放さを見せながら、『お前の父ちゃんチョメチョメ』を披露しました。さらに、『放送コードがなんぼのもんじゃい』では、阪口さんがフライング!! 勢い良く宙を舞ったり回転したりと、体を張ったパフォーマンスでステージを盛りあげました。観客の心には、改めて「寺門通親衛隊隊長・志村新八」という華々しい肩書きが刻まれたはず!

 生アフレコ後半は、第3期の目玉のひとつでもある名作長編「将軍暗殺篇」からスタート。神楽vs神威の兄妹対決、猿飛あやめと服部全蔵の絆、そして徳川茂茂の最期へと目まぐるしく展開。キャスト陣が発するセリフ一つひとつも胸を締め付け、場内を厳かな雰囲気へと変えていきました。とくにクライマックスでは、各所からすすり泣く声まで……。キャスト・ファンそれぞれの思いの強さを感じられる朗読劇となっていました。直後に披露されたTHREE LIGHTS DOWN KINGSの『グロリアスデイズ』も放送当時を思い出させ、より感動を誘います。

 その後のトークコーナーでは、スペシャルゲストの小野さん、小林さん、日野さんからあいさつ。「将軍かよォォォォ!!」「メス豚ー!!」「おいこのすっとこどっこい!!」といったコールや、全キャストによる客席パレードで観客と触れ合いました。また、鈴村さんがフライングに挑戦するひと幕も! 中井さんの全身パネル(本人は途中からの出演のため、この時点ではパネルが大活躍)のミニサイズを胸ポケットに忍ばせ、一緒に宙を舞いました。さらに、子安武人さん(高杉晋助 役)のボイスメッセージまで流れ、場内熱狂! つかの間のなごやかなひとときを味わいます。

 子安さんのフリで登場したのは、出演アーティストのトリを飾るDOES。高杉がキーパーソンとなった『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』の主題歌『バクチ・ダンサー』にはじまり、『修羅』『曇天』と計3曲を披露しました。客席で灯るペンライトは赤一色! オイコールも起こるなどの圧倒空間で、DOESとも縁深い“あのシリアス長篇”の生アフレコへと繋ぎます。

 ここからは中井さんと真殿さんも登場。土方と伊東がメインとなる「真選組動乱篇」(第101〜105話)を振り返りつつ、第3期で描かれた「さらば真選組篇」へと移っていきました。互いを想い生かそうとする真選組隊士の無骨な生き様に、観客はまたも心を震わせます……。そしてDOESが再登場し『KNOW KNOW KNOW』を披露すると、劇終。得も言われぬアツさを残したまま、イベントはエンディングをむかえました。

 最後のあいさつでは、真殿さんが「もう8年前」という「真選組動乱篇」を振り返り感慨深げな表情に。また、各キャストによる140字のメッセージ(内容は公式レポートで! https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1457341970)や、これまた恒例となっている原作者・空知英秋先生の手紙も読み上げられました。空知先生の手紙では、現在人気のアニメ『おそ松さん』の関係者でもある、藤田陽一さん(アニメ『銀魂』の前監督で現監修、『おそ松さん』では監督を務める)と、鈴村さん(『おそ松さん』ではイヤミ役)を名指しし、なぜか「3、2、1、シェーッ!!」とコール! これに「銀魂晴祭り2016(仮)これにておしまーーい!!」を重ね、景気よく締めくくられました。

 ちなみに出演陣が退場した直後、会場のモニターにはアニメの“続編”らしき映像が流れ、観客からどよめきが起こる場面も! 現状アニメ化はされていない、原作準拠のあのシーンだったように観えたのですが……? 3月で終了したアニメ『銀魂』ですが、近々何か起こるのかもしれませんね。そのときまで、待ち続けるのみ!!


[文・松本まゆげ]


>>アニメ『銀魂』公式サイト
>>アニメ『銀魂』公式Twitter

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(C)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
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