スクエニの新作アプリ『TRINITY MASTER』公式サポーターに就任した芹澤 優さんにインタビュー！　応援ソングではラップにも初挑戦

スクウェア・エニックスが今冬配信予定の新作スマホアプリ『TRINITY MASTER（トリニティマスター）』。タワーディフェンス系のシステムに、「英雄（ヒーロー）」「召喚（アニマ）」「必殺技（スキル）」という3つの要素が加わったリアル対戦ゲームで、現在、事前登録キャンペーンも実施中です。

その注目作の公式サポーターに、声優であり、アイドルでもあるi☆Risの芹澤 優さんが就任！　ゲームの中に登場する「ヒーロー」の一人、「ファタ＝モルガーナ」のCVを務める芹澤さんは、公式応援ソング『トリ☆トリ☆トリニティマスター』も担当。本人出演のPVなども通して、『トリマス』の魅力を発信していくことが発表されました。

そこで、アニメイトタイムズは、芹澤さんのレコーディング現場に直撃。公式サポーターとしての意気込みや、レコーディングの感想などを伺ってきました。

　

私を通して、たくさんの方に『トリマス』を知っていただけるように
――『トリマス』公式サポーター就任の感想を教えて下さい。

芹澤 優さん(以下、芹澤)：ゲームにサポーターがいるなんて、あまり聞いたことがなかったので、そのこと自体に驚いたし、感動しました。いろいろな人に『トリマス』をプレイしてもらいたいという制作者の皆さんの気持ちをすごく感じましたね。

しかも、そのサポーターに私を選んでいただいて、とっても光栄です。良い作品だし、私を通して、たくさんの方に知っていただけるように頑張りたいと思います。

――まさに「作品の顔」に選ばれたわけですよね。

芹澤：すごくありがたいです！　「ファタ＝モルガーナ」というキャラクターの声もやらせていただいているんですけど、プレイヤーとしても、私が誰よりもたくさんプレイしなきゃいけないなと思っています(笑)。

――去年、twitterで2018年は「ゲームできる女になる！」と書かれていましたね。

芹澤：私、今までは日常的に課金とかをするタイプでは無かったんですけど……。今年は課金にも手を出そうと思っています！(笑)

――芹澤さんの本気度が窺えます(笑)。公式サポーターとして、どのような活動をする予定なのか。今、話せる範囲で教えて下さい。

芹澤：今日は、応援ソングを歌わせていただきましたし、今度、PVも撮影します(ネットで配信予定)。「画面の向こうの君と恋人！」みたいな設定だと伺っているので楽しみですね。この公式サポーターという立場はすごく不思議な感覚があって。

自分の中に、CVをやっている「ファタ＝モルガーナ」というキャラクターとしての部分と、「芹澤 優」としての部分が混在しているんです。歌に関しては「芹澤 優」で歌わせていただいたのですが、PVなどでは両方の面を見せていけたら面白いかなと思っています。

――では、芹澤さんのファンは新しい面が見られるかも？

芹澤：そうですね。でも、私のことを知らないゲームファンの方に、「なんだ？　このアイドルアイドルした子は？」と思われないようにしなきゃいけないとも思っていて(笑)。「この子、ちゃんと声優としてゲームにも出てるんだな」と分かってもらえるようにしたいですね。私を応援してくれているファンの人だけが楽しいコンテンツになるのではなくて、いろんな人に向けてのPVにできたら良いなと思っています。

それに、私を(公式サポーターに)選んでくださった理由の中には、きっと、声優とアイドルの両方をやっているということがあると思うので。ビジュアルでも魅せられるようにというか……。レイヤーさんにも負けないくらい、本気のコスプレをやりたいです！(笑)

――ゲーム本編のボイス収録はすでに終わっているそうですね。「ファタ＝モルガーナ」とは、どんなキャラクターで、どのようなことを意識しながら収録したのかを教えてください。

芹澤：私とは性格が真逆というか……。けっこう女王様っぽいヒーローなので、声も低めに演じました。「アニマ」というキャラクターを召喚して、敵を倒していくゲームなんですけど、敵に対してすごく強気で。自分が召喚した「アニマ」に対しても「行くわよ！」みたいなセリフがすごく多かったので、カッコ良い感じになっていると思います。

――特に印象的なディレクションはありましたか？

芹澤：最初はけっこう力強い感じで(芝居を)作っていったんです。でも、声を荒げて叫んだりするよりは、当たり前のように自信がある感じで、ずっしりとした静かな威圧感のあるキャラクターにしてください、というディレクションがありました。たしかに、静かな人の方が怖いですよね(笑)。

――本作以前に、そういった方向性のキャラクターを演じた経験はありますか？

芹澤：あまり無いですね。アニメーションでは、テンションの高いキャラクターを演じることが多いですし。たぶん、年齢もけっこうお姉さんだと思うし、ゲームの中でも強いキャラクターらしいので。自信があふれ出ている感じは、今まで私のやったキャラとは、また違うなと感じました。

――声優として、強いキャラクターを演じられるのは、気持ち良いものですか？

芹澤：はい。それに、プレイヤーのみなさんは、強いキャラクターでプレイしたいはずだから、強ければ強いほど、私のキャラクターをメインで使ってくれる人が増えるのかなと思うので。セリフも、できるだけ強く聴こえるように意識しました。

淡々と練習しながらアイデアを溜めておいて、本番で爆発させたラップ
――公式応援ソング『トリ☆トリ☆トリニティマスター』の曲や詞の第一印象などを教えて下さい。

芹澤：曲は、すごくポップな感じだなって思いました。レコーディングの前にスタッフの方から、「『トリ☆トリ☆トリニティマスター』のところは、『前前前世』みたいな感じです」と言われて、「たしかに！」って(笑)。歌う前から面白かったです。あと、ラップのパートもあるんですけど、私、ラップをするのは人生で初めてで、非常に手探りな感じでした。

――レコーディングに向けて、ラップの研究などはしましたか？

芹澤：今、ラップが流行ってはいるんですけど、それを勉強するというよりは、私のイメージした勝手なラップでいきました。だから、プロの人たちに「こんなのラップじゃない！」と言われたら、「ごめんなさい！」という感じです(笑)。一応、家で練習もしましたが、私は、現場でのワクワク感みたいなものを大事にしたくて。

スタジオでやった瞬間のみんなの笑い声とかの反応で、自分をかき立てるタイプなんです。だから、練習ではリズムだけを頭に入れておく感じにして、本息（本気）では全然やりませんでした。淡々と練習しながら、「ここはこんな感じでやりたいな」というアイデアを溜めておいて、本番で爆発させた感じです。

――爆発させた時のスタッフさんたちの反応は？

芹澤：怖くて、スタッフさんの方を振り向けなかったので、分からないんです(笑)。レコーディングブースの中は、声も聴こえないので。笑ってくれていたら良いなと……思います(笑)。

スタッフ：すごく良かったですよ。

芹澤：本当ですか？

――私も収録したものを聴かせていただきましたが、すごく可愛かったです。

芹澤：良かった！　もっと低音で「チェケラ！チェケラ！」みたいな感じの、サングラスにキャップを逆さにかぶってるようなイメージでやろうかなとも思ったんですけど。可愛さもあって良いというお話だったので、私なりのラップになりました。



――ラップパートだけでなく、全体的に歌詞がユニークですよね。

芹澤：何となくゲームのことを歌っている主題歌とかではなく、まさに、このゲームの話という内容で面白いですよね。「何だこの歌は？」というフックにもなると思うし、歌わせていただく私としても、ここまで思い切りやってくれたら気持ちが良いです。

「スマホばっかり見て！」みたいな歌詞から始まり、「今度は私を落としてみせて」になって、最後は「戦略家が好きなんだ！」で終わるんですけど。きっと、誰かに対して歌っているんだろうなという感じがすごく想像できたので、ニュアンス的なものも入れやすかったです。

　
2018年は、自分の命を惜しまず、命をすり減らしながら働きたい
――先ほど、実際に『TRINITY MASTER』をプレイされたそうですが、ゲームの感想を教えてください。

芹澤：戦略とかでは頭も使うんですけど、システムがすごく分かりやすかったので、少し説明していただいただけで、すぐに遊べました。プレイヤーのキャラクター(ヒーロー)と、従える「アニマ」という子たちがいるんですけど、どの「アニマ」を従えるのかとか考えるのも楽しかったです。

コンピュータと戦うだけではなく、友達とも対戦できるので、スタッフさんとも戦いましたが、目の前にいる人に勝つのは、やっぱり心地良いですね（笑）。今まで、人と対戦するゲームをあまりプレイしたことがなかったので、すごく新鮮でした。

――オンライン対戦もできるそうなので、芹澤さんがファンの人とバトルする可能性もありますね。

スタッフ：例えば、ネットの生放送とかでコードを発表して、マッチングした人と芹澤さんが対戦するなんてこともできます。

芹澤：すごい！　でも、絶対に負けないぞ(笑)。

――ちなみに、ゲームに限らず、勝負事では勝ちにこだわるタイプですか？

芹澤：すっごい負けず嫌いですね～。でも、いつも勝ってるかと言えば、けっこう負けちゃうんですけど(笑)。

――ファンとの対戦、実現すると楽しそうですね。アプリの配信開始は「今冬」ということで、事前登録キャンペーンもスタートしています。公式サポーターとして、読者の皆さんにメッセージをいただけますか？

芹澤：最近、簡単に遊べるゲームも流行っていると思うんですけれど、『TRINITY MASTER』は誰にでも簡単に楽しめる上に、少し頭も使うゲームなんです。きっと負けず嫌いな人は多いと思うので、戦略を練って、友達とかとの対戦を楽しんで下さい。

「勉強は負けても、『TRINITY MASTER』では負けないぞ」みたいな気持ちで、いろんな人と対戦しするのも楽しいかも(笑)。そんな風に、『TRINITY MASTER』の輪をどんどん広げていってもらえたら嬉しいなと思います。私も、できることは少ないかもしれないですけれど、一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いいたします。

――では、最後に、2018年になってからのアニメイトタイムズでの芹澤さんへのインタビューは、今回が最初ということで。芹澤さんの2018年の目標を教えて下さい。

芹澤：去年の末、占い師さんに「来年、死ぬ気で働けば、良い事あるよ」って言われたんです。だから、今年は自分の命を惜しまず、命をすり減らしながら働きたいと思います(笑)。

――悲壮な覚悟ですね(笑)。

芹澤：1年の最初に『TRINITY MASTER』の公式サポーターという大きなお仕事も頂けたのも、「死ぬ気で働け」というお告げだと思っているので(笑)。私にできることのすべてをぶつけたいと思います！

［取材・文／丸本大輔］

TRINITY MASTER（トリニティマスター）作品概要

『TRINITY MASTER』は従来のタワーディフェンス系のゲームシステムに、「ヒーロー」・「アニマ」・「スキル」という”3つ”の要素を駆使する「トリニティバトルシステム」が搭載された新感覚リアルタイム対戦ゲーム。

さらにバトルシステムだけではなく、ストレスのない対戦マッチングと操作性を実現。リアルタイムで戦局が変わるアリーナでは、自ら考えた戦略で勝利を掴むという、“至高の戦略対戦”を楽しめる。

対応OS：iOS／Android
ジャンル：“三技一体”リアルタイムバトル
配信日：今冬配信予定
価格：アイテム課金型（基本プレイ無料）
『TRINITY MASTER』公式サイト（事前登録受付中！）

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