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茅野愛衣、梶裕貴、島﨑信長が『ゴーちゃん。』長編アニメ新作を語る

茅野愛衣さん、梶裕貴さん、島﨑信長さんが『ゴーちゃん。』長編アニメ新作を語る

テレビ朝日のマスコットキャラクターとして活躍する「ゴーちゃん。」の新作長編アニメ作品『ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~』が2018年5月5日(土)に地上波初放送されます。

キャストには茅野愛衣さん(モコちゃん役)、梶裕貴さん(キンちゃん役)、島﨑信長さん(カモさん役)、杉田智和さん(タマリン長老役)など豪華声優陣に加えて、プロフィギュアスケーターの織田信成さんと荒川静香さんもゲスト声優として参加することも注目を集めています。

今回、メインキャストとして出演する茅野愛衣さん、梶裕貴さん、島﨑信長さんにインタビューを実施! 役についてのお話から、フィギュアスケートについてのお話では、茅野さんの意外なお話も飛び出しました。

関智一さんの自然な少年の演技に度肝を抜かれた

――まず、『ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~』の地上波放送が5月5日に決定しましたが、その感想を教えて下さい。

モコちゃん役・茅野愛衣さん(以下、茅野):5月5日で“ゴーゴー”の日に地上波で放送出来るというのはとても嬉しいことだなと思います。

今回はフィギュアスケートがお話の中心になっているという事もあって、今盛り上がっているフィギュアスケートのお話を子供たちにも楽しんで貰えるんじゃないかなという気がしますね。丁度オリンピックも終わりたてなので。早く皆さんに観てもらいたい気持ちです。

キンちゃん役・梶裕貴さん(以下、梶):昨年初めて『ゴーちゃん。』が長編アニメ化ということで参加させて頂けて、2年連続でお届けすることが出来て、僕自身とても嬉しいです。

今回はフィギュアスケートがテーマ。小さいお子さんから大人までとても注目が集まっているスポーツとゴーちゃん。の組み合わせは、絶対ワクワクするものになっていると思いますし、キンちゃんとしても大きな見所があるので、楽しみにしていただければ嬉しいです。

カモさん役・島﨑信長さん(以下、島﨑):『ゴーちゃん。』はとってもポップで、可愛らしくて、温かくて、老若男女どなたでも楽しんで頂ける作品だなと昨年参加させて頂いた時から感じていました。

テレビ放送されることで、より多くのご家族に共有して観て頂けることがとても嬉しいです。お家で楽しんで頂いたら、今度は学校でお友達と感想をお話ししてみてください。共有すればするほど盛り上がっていくコンテンツだなと思っているので、皆さんに是非テレビ放送でも観て頂きたいです。

――それぞれキャラクターを演じる上で意識された事はありますか。

茅野:モコちゃんは辛いことがあった中でも一生懸命頑張っていて、1作目と変わらず素直で健気だなと思いますし、周りの人を大切にしたり気が使える子だなと凄く思います。感情表現豊かな等身大の小学生の女の子なので、あまり「こうしよう」と考えるよりは周りのちんじゅうみんのメンバーだったり、クラスメイトや先生とかみんなによって変わっていくモコちゃんを楽しみながら演じました。

なので、現場に行って実際に掛け合ってから生まれたものが多かったと思います。ゴーちゃん。と一緒に作り上げていったものなので、演じていても楽しかったですし、モコちゃんとしても色んな人の気持ちを受け取りながら、声に感情を乗せていった感じですね。

梶:前回と変わらず、ちんじゅうみんというキャラクターたちの中でもひょうきん者でムードメーカーなところがある子。僕もハイテンションに楽しみながら演じさせて頂いた形ですね。1作目とは違った一面が観られるので、僕の中でもキンちゃんのイメージが広がった様な気がしています。

今作では普段明るく元気なキンちゃんの、少し可愛らしい恋する姿が見られるので、今まで以上に照れたりデレーっとする様な面も楽しんでいただけるのかなと思います。ご覧頂ければキンちゃんの事をもっと好きになって頂けるはずです!

島﨑:1作目の『ゴーちゃん。』の収録の時に、いわゆるグレーゾーン的なキャラクターという事は言われてなかったんです。台本上ではカモにかけている「カモね」という口調が特徴的なだけで、字面だけで見たらどちらにでもふれるキャラクターだなと思っていたんです。

ただ、キャラクターのイラストを見た時に指の爪が真っ赤で、「これはただならぬ雰囲気を感じるぞ」と思って(笑)。だから役作りの方向性は、グレーゾーンなプランとそうでないプランを持って収録現場に入ったんです。それを現場で確認して、カモさんは今のカモさんの方向性で演じさせて頂くことになりました。

今回は出番がピンポイントだったので、出てきた時に「凄い奴らが出てきたぞ」というものに出来たらと思って、より振り切って全力で演じさせて頂きました。

――ご自身以外のキャストで印象に残っている方はいらっしゃいますか。

茅野:勝沼くん(CV:関智一さん)はモコちゃんと同じクラスメイトの男の子で、ちょっとクラスリーダー的な存在で、気になる子をイジメちゃうみたいなキャラクターなんですけど、関さんも自由にお芝居されていて可愛らしかったですね。

モコちゃんがクラスに馴染めない様な場面も出てきたりするんですが、クラスメイトに悪い子はひとりもいなくてみんな素直な子達だったので、おじいちゃん家に住んでいた頃から学校に通って、みんなと一緒に学校に通って勉強していたり、運動していたりするんだなと思うと嬉しくなりましたね。

織田さんも荒川さんも演技がお上手でした。織田さんの「荒水さんのイナバウアー!」というセリフがあるんですけど、ちゃんとプロの方がフィギュアスケートの用語を言ってくださっているのがアニメの中で聞けて凄く嬉しかったですし、声優とフィギュアスケート選手ってなかなかご一緒になることも無いので、共演させて頂けて光栄でした。

梶:杉田(智和)さんですね。文字でセリフを見ていた時以上のユニークな表現をされる、まさに“声優”さんだと思います。誰が見ても笑ってしまう様な魅力的な表現をされていて、本当に素敵です。それから、モッフン(CV:こやつタイムさん)が本当に可愛らしい声で。今回も間違いなく素敵なモッフンになっていると思います。あとは織田信成さんや荒川静香さんなど、プロフィギュアスケーターの方も声で出演されているので、そのあたりも見所ですね。

島﨑:僕は関(智一)さんの演技には度肝を抜かれました。もちろん関さんは国民的アニメでも少年を演じられている方ですけど、この年齢のキャラクターをこんなに自由に演じられるものなんだと思いました。自分ですら小学生とか、自分よりも幼い年齢の声を担当させて頂く時はやっぱり構える部分とか必死になる部分があるんです。でも、関さんは悠々と軽やかに演じられていて、お芝居も自然で力んでないんです。

あと信成さんの演技も素晴らしかったです。個人的には“織田”と“信長”が揃ったなと。僕はなにもゆかりは無いんですけどね(笑)。

――梶さんと島﨑さんはちんじゅうみんという特殊なキャラクターを演じるうえで、気をつけらたれていることはありますか。

梶:可愛らしい見た目でサイズ感も小さく、テンションも高いということで、自分の中でもかなり信じられない様な高い音を出しているような気はしています(笑)。でもキンちゃんを演じている時は本当に楽しんでやらせていただいているので、そんなテンションも無理なく自然と出てきてくれているのかなと思います。

島﨑:ちんじゅうみんということで特に構えることは無くて、頂いた絵や台本から膨らませました。例えば第1作目の台本を頂いた時に「果たしてどっちなんだ」っていう悩みはありましたけど、語尾の「カモね」という部分がカモにかけているだけじゃなくてなんだか柔らかい気がするというところだったり、絵から「この赤い爪は何か意味があるんじゃないか」と考えたりして、そこから自分が感じたものを現場に持っていきました。

あとは収録していく中で他の皆さんのお芝居や、スタッフさんの気持ちから感じたものを表現できればと思っているので、全然苦労は無いですね。とても愛や楽しさに溢れている現場なので、自分も役と作品に向き合って楽しくやろうというスタンスですね。

茅野さんはスポーツの試合はドキドキして観られない!?

――今回はフィギュアスケートがお話の軸になっていますが、皆さんはご覧になったりしますか。

茅野:私はスポーツって私が観ていることで選手が失敗したら嫌だなと思って、結構観ない事が多いんです。子供の頃に私がテレビで観ていた試合が凄く負けてしまって、子供ながらに「私のせいだ」と思った記憶があって。別に私のせいでは無いことは分かっているんですけど、いつもスポーツを観ているわけでは無いので、たまたま観ている試合が負けてしまうとショックが大きくて、観ないようにしていたんです。

不思議と子供の頃から試合のものって自分が舞台に立つよりも凄くドキドキしちゃうんですよね。テレビを付けたらちょうど平昌オリンピックの羽生選手の試合が始まったところだったので、この数年一番のドキドキを味わいました。転びそうになるのを耐えている瞬間に何度テレビを消そうかと(笑)。変な思い込みがあるんですけど、無事に羽生選手も宇野選手もメダルを獲得されて、私が観ていても大丈夫だということが証明されました(笑)。

梶:テレビで放送されていたら思わず見てしまう競技ですね。男女問わず美しくて、格好良いなと。近い記憶で言うと平昌オリンピックの羽生結弦選手と宇野昌磨選手の1位、2位は凄いですし、羽生選手に至っては2大会連続軸の金メダル。圧巻ですよね。でも、職業は違えど、声優も、プロとしての技術力や体力、メンタルをキープするという面において、どこかアスリートと近い部分もあると思うんです。そう考えると、そんな並々ならぬ努力を経て、少なくとも4年間以上トップに居続けるというのは、あらためて本当に凄い選手なんだなと感じます。

――最後に楽しみにしている方々へ向けてメッセージをお願いします。

茅野:今回はゴーちゃんとモコちゃんの絆の物語になっています。1作目には無かった学校でのモコちゃんやゴーちゃん。のシーンもあって、また違ったモコちゃんとゴーちゃん。が観られると思います。今回もハートプラズマを見つける事ができるのかというのがお話の軸になっていくと思いますので、皆さんも観て頂いて、ハートプラズマが皆さんの胸元にもピカピカと光って貰えるような作品になれば嬉しいので、是非物語の中でのゴーちゃん。の事を応援してあげてください。

梶:今回は、明るく元気なキンちゃんの初恋をする姿が見られます。ちょっと照れたりする可愛い面が目立っているので、ご覧になっていただければ、もっとキンちゃんのことを好きになっていただけるはずです。よろしくお願いします。

島﨑:『ゴーちゃん。』はとてもポップで、可愛らしくて、温かくて、ちょっとしんみりする部分もあるような、誰が観ても楽しめる作品です。家族でも友達でもみんなで共有できる素敵なアニメーションだなと思います。今回は新しいキャラクターが登場したり、新しいことに挑戦したり、新しい恋があったりと、色んなみんなを見ることが出来るので是非楽しんで頂きたいです。これからも『ゴーちゃん。』の世界を皆さんと楽しんでいけるよう、応援よろしくお願いします。

テレビ朝日にて地上波初放送が決定!!
今回の作品は、ゴーちゃん。の誕生日である5月5日(土)午前10時30分よりテレビ朝日にて地上波放送が決定! さらに、BS朝日、CSテレ朝チャンネル1、AbemaTVでも続々と放送される予定です。なかでもCSテレ朝チャンネル1では、今回のイベントの模様も特典映像として放送されますので、ぜひお楽しみに! 詳細はゴーちゃん。公式サイトにてお知らせいたします。

● テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ
※スカパー!(ch.298)、プレミアムサービス(ch.611)、プレミアムサービス光(ch.611)、ひかりTV(ch.556 )、J:COM(ch.755)またはケーブルテレビでご覧いただけます。視聴方法の詳細は「CSテレ朝チャンネル」で検索。

● AbemaTV
インターネットテレビ局AbemaTVは、スマートフォンでアプリをダウンロードするか、パソコンで“AbemaTV”と検索すれば、誰でも無料で楽しむことができます。

アーティスト・コレサワがエンディングテーマ曲を書き下ろし!
 異彩の覆面アーティスト・コレサワがゴーちゃん。長編アニメのために楽曲を提供! 代表曲『たばこ』のYouTubeのMV再生回数が825万回を超える注目のシンガーソングライターが、ゴーちゃん。のアニメのためだけに、『友達だからかな』を書き下ろしました。話題のアーティスト・コレサワの楽曲がゴーちゃん。の世界観をますます盛り上げます! 同楽曲は5月2日(水)よりiTunes、レコチョク他にて配信開始予定。
さらに今作ではコレサワが声優にも初挑戦! 中学生アナウンサーを演じるコレサワの声にも注目です!

【コレサワ コメント】
改めて友達について考えると「わかんないけどなんか好き」が一番しっくりくるなと思いました。「友達だからかな」は「私たちは友達」よりもしっくりくる言葉だと思ってサビで歌っています!
「友達だから、こんな気持ちになるのかな!」と、聞いてくれた方が友達について考えてくれたらいいなと思います。歌詞のテーマは「友達」ですが、もう一つは「一緒に過ごす」というテーマです。これは、親と子供にも当てはまるテーマだと思っているので、お母さんやお父さんにも届いたら嬉しいなぁと思っています!

● アニメ公式サイトがオープン!
さらに、本日よりゴーちゃん。アニメの公式サイトをオープン! アニメに関する情報も満載なサイトで、ゴーちゃん。の世界を楽しんでいただけます!

『ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~』アニメ公式サイト

作品情報
【長編アニメ『ゴーちゃん。~モコと氷の上の約束~』あらすじ】
エクスパンダ星の平和を取り戻すため、“ハートプラズマ”を探す旅をしている『ゴーちゃん。』。
再び地球にやってきた『ゴーちゃん。』は、牧場で暮らす友だち・モコに再会し、一緒に学校に通うことになる。そこで不思議な動物・ちんじゅうみんに再会し愉快な毎日を送っていた。
 ある日『ゴーちゃん。』とモコは、地域のフィギュアスケート大会にペア代表選手として出場することに。優勝を誓って意気込む『ゴーちゃん。』。一方、フィギュアスケートにトラウマを抱えるモコは浮かない顔。2人は練習を重ねるが、ある出来事をきっかけに、心の距離はどんどん離れていってしまう…。そして迎えた大会当日、大事件が起きる!
2人は無事、大会を滑りきることができるのか?そして、地球にやって来た目的である“ハートプラズマ”を見つけることはできるのか?

「ゴーちゃん。」公式サイト
「ゴーちゃん。&ちんじゅうみん」公式Twitter

(C)2011 2015 tv asahi・SANRIO
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