ドラマCDで蘇る!『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』..

ドラマCDで蘇る!『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』の収録現場からキャストのみなさんのメッセージが!

 松本零士が原作、総設定、デザインを手がけたTVアニメ『銀河鉄道物語』が、ドラマCDとなって新たな物語のダイヤを刻む。ドラマCD『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』の収録が都内スタジオで行われた。

 銀河鉄道の安全を守るSDF(空間鉄道警備隊)を舞台に、宇宙、そして銀河鉄道に想いを抱くさまざまな若者たちの姿を描く。『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』では、とある理由で辺境の惑星サイボル星域の警備に左遷されたミザール小隊新隊長、湧田登を中心に物語が描かれていく。「ここに飛ばされたら最後」という、最果ての星で彼が出会う人物とは? SDFシリウス小隊の有紀学と同様に、熱いハートを持ちながらも口下手で、人とのつきあいは苦手、特に女性の扱いは、国宝級をこえた宇宙宝級としか表現しようがないほどとことん疎いところも注目される。

 本作では、有紀学役の矢薙直樹さんが、湧田登役の辻谷耕史さんとともにプロデュースを手がけたことでも、あらたな取り組みがなされている。収録後に行われた取材では、メインキャストたちはどう『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』の魅力についてどんなコメントを寄せたのか?そのときのメッセージを紹介していこう。


●収録を終えての感想について

辻谷耕史さん(湧田登役):久しぶりに林原さんと共演できて、この上無い喜びを実感しています(笑)。林原さんとは、遡ること20年、OVA『機動戦士ガンダム0080』で共演したのが初めての出会いで、今回のドラマは「その時演じた二人の役が時を経て再び出会ったら」というのをモチーフにしてます。今日はその時のことを思い浮かべながらも楽しく収録をさせていただきました。湧田登は30代半ばの男性ですが子供っぽく、少々熱血なところもあるキャラクターです。彼は辺境の惑星サイボルへ飛ばされヘタっていしまっているのですが、そんな役柄がなんだか自分にぴったりです(笑)。

林原めぐみさん(アンジェラ・ブルーニ役):最近はレギュラー以外は、基本的に家にこもっていることが多い自分でしたが、辻谷さんに口説かれ作品に参加させていただきました。辻谷さんとは、OVA『機動戦士ガンダム0080』が初共演でした。時を超えて形を変えてこうして収録できたことを嬉しく思います。辻谷さんの第1声を聴いてみて、年齢を重ねても声のお仕事はいいもので、20年前に戻ることのできる扉を持っている。今日も久しぶりにその扉を開けることができた、楽しいひとときになりました。

真田アサミさん(ルイ・フォート・ドレイク役):久しぶりに『銀河鉄道物語』の収録に参加させていただき、この場に戻ってこられたことをとても嬉しく思います。『銀河鉄道物語』は数年前にTVアニメ化された作品ですが、今回ドラマCDとして復活すると、お話をいただいた時にはビックリしました。星の数ほどのSDF小隊と、それにまつわる物語が多く生まれるのが『銀河鉄道物語』。あらためて作品の魅力を感じるとともに、その1コマに参加でき、楽しいひとときを感じた収録でした。今回セリフは少しでしたので、次回はたくさん絡みたいなと思っています。

矢薙直樹さん(有紀学役):松本零士さんの“画業50周年”として『銀河鉄道物語』は5年ほど前にスタートしました。TVアニメ第1期シリーズ、OVA、第2期シリーズと展開し、そして今回また再び『銀河鉄道』に乗りたいという想いを叶えさせていただきました。
 ドラマCD『銀河鉄道物語~最果ての天使アンジェラ~』では第1期シリーズのサイドストーリーとして、その時間軸を追うもので、有紀学としては、特別出演という冠をつけていただいています。それはたいへんありがたいことなのですが、もう少し物語に絡んでみたい想いも強いので、次回続編ができるのであればほかに何かいい方法を考えたいなと思っています(笑)。



●自身の演じるキャラクターの魅力と作品の聴きどころは?

辻谷さん:湧田という人物は、アンジェラのことが忘れられずに10数年生きてきた男です。もちろんその間に、ほかの女性との出会いはあったとは思うのですが、最初に恋した女性というのは印象深いもので、その思いを持ち続けた女性がアンジェラなんです。アンジェラのためにSDFの役目を忘れてしまいそうな、人間っぽいところが聴きどころになっていくと思います。

林原さん:アンジェラはキャリアウーマンで、仕事が好きでそのことに誇りを持っている人物です。その彼女が駆け引き無しで、素の部分で崩れる瞬間を登に対して見せていく。日々計算している彼女が人として計算のないようなところが彼女の魅力かと思っています。
 聴きどころは、アンジェラと登とでお酒を飲むのですが、ある瞬間から妄想に部分に入っていきます。それはドラマCDではややもすると妄想に聞こえなくなってしまうかもしれませんが、それをどう音で酔った様や妄想の場面に変わっていくのか? どう演出されるのかが楽しみです。
 2人の妄想と酩酊ぶりは愛を持って「バカね~♪」と思っています(笑)。


●今回プロデュースを手がけた矢薙さんにとっての『銀河鉄道物語』の魅力とは?

矢薙さん:松本零士さんの作品は、キャラクターやドラマの人間くさい部分がとても強い作品だと思っています。それは『銀河鉄道物語』でも、登場するキャラクターたちがとても人間らしく、自分が『銀河鉄道』に乗りたいという想いと相絡めてとても魅力的に感じました。
 どこかどんくさくて不器用で、でも人間っぽいキャラクターたちをお芝居で表現しようと思った時に、この『銀河鉄道物語』は最適な一作であると言えますし、収録ではみなさんのお芝居に直に触れていて、ドキドキするような色っぽい部分、感情を引き込んでくれるさまざまなセリフ。どれもが生きている感じが伝わってきて、『銀河鉄道物語』をやって良かったなとあらためて思いました。今日自分が感じたこの想いを、ドラマCDに詰め込んで伝えていきたいなと思っています。


●ファンへのメッセージを出演者のみなさんよりいただきました

辻谷さん:初心に返るといいますが、それはとても大事なことではないかと思っています。20年前に初めて林原さんと共演した時に、自分は台本をもらって近くの河原に行って、声を出して何度も練習したことを思い出しました。そして今回、このドラマCDの台本をいただいた時には、今度は海に行って海に向かってセリフの練習しました。
 そのくらい力を入れた作品ですので、ぜひ聴いてほしいなと思います。

林原さん:ポスターもTVアニメばりにつくりこまれているのですが、なぜか絵の中にはアンジェラはいません(笑)。なので、ドラマCDを聴いてくださったみなさんの頭に、アンジェラがどう描かれていくのかが楽しみです。ぜひ似顔絵なんかも送ってみてください。感謝の気持ちを贈りたいです。

真田さん:広大な宇宙の中にたくさんのストーリーを持っている。『銀河鉄道物語』の作品の魅力はそこにあると思います。シリウス小隊のエピソードだけではないその1つ1つのストーリーを、みなさんに楽しんでもらいたい思いがありますので、ぜひ聴いてみてほしいなと思っています。

矢薙さん:売れたら続編があります!辻谷さんを含めて、人間くさいお芝居をやっていきたい思いがありますので、ぜひドラマを続けさせてください。ぜひ楽しんでください。

(C)松本零士/プラネットエンターテイメント・銀河鉄道管理局/deux-plus・フリーマーチ・ZERO goods universe<BR>licensed by planetentertainment

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