「TAF 2009」のトムス・エンタテインメントブースでOVA『聖闘士星矢　THE LOST CANVAS　冥王神話』のテンマ役、柿原徹也さんのSPトークショー開催

　2009年3月21日、東京ビッグサイトで開催された「東京国際アニメフェア2009」内のトムス・エンタテインメントブース（No.A-02）にて、OVA『聖闘士星矢　THE LOST CANVAS　冥王神話』のSPトークショーが行われた。

　本作は、車田正美さん＆手代木史織さんの原作をOVA化したもの。物語は、車田さん原作の『聖闘士星矢』よりも前の時代、18世紀ヨーロッパでの聖闘士達の戦いを描いている。スタッフには、監督に鍋島修さん、シリーズ構成に菅良幸さん、キャラクターデザイン・総作画監督を岩佐裕子さんが務め、アニメーション制作は東京ムービーが担当している。

　この日のブースには、主人公・テンマを演じる柿原徹也さんが登場。作品の魅力やアフレコの様子等を話してくれた。ここでは当日の模様をお伝えしよう。

●主人公はテンマ、柿原さんが語るその姿とは！？

　会場いっぱいのファンが見守る中、テンマ役の柿原徹也さんが登場。「今回は、星矢の時代の240年前の話で、最強の敵・冥王ハーデスにテンマ達が戦いを挑むという、熱い話になっています」と柿原さんから作品の概要を紹介された。では、テンマとはどんなキャラクターなのだろうか？　柿原さんいわく「テンマは、周りからみると乱暴者だったり、お調子者だったりするんですが、仲間の為に熱くなったりする、すごく優しいものを秘めた男の子でもあるんです」とのこと。そして既に収録が始まっているアフレコ現場での様子はというと……。「僕達の世代からすると、『聖闘士星矢』に出させて頂けるっていうのは、こんなに光栄なことはないんですよ。スタジオ内でも、青銅聖衣（ブロンズクロス）、白銀（シルバー）、黄金（ゴールド）って雰囲気が出来上がっているんです。“俺、黄金だし”って感じで（笑）。読んでいた漫画に出てきた聖衣を、僕達がまとえるわけですからね。やっぱり緊張します。でも、“俺達が『聖闘士星矢』を作り上げていくんだ”っていう気持ちが、役者陣もみなぎっているので、一緒にお芝居してて、めちゃくちゃ楽しいです！」と話してくれた。これだけ熱い現場ならば、出来上がりにも超期待だ！　


●公開生アフレコにファン感動！「男女が楽しめる作品になってます」

　そこで第1話のワンシーンを、柿原さんが演じてくれることに。台本を片手に、生で、テンマの熱い叫びを披露してくれ、ファン達も感涙ものであった。

　そして最後に、柿原さんよりファンへのメッセージが語られた。「今回のこの作品は、男の子も、女の子も、みんなが楽しめる作品になっています。僕達も最高の作品にしていこうという気持ちでアフレコを続けていきたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします」と柿原さんは話してくれた。

　なお、OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』第1巻は、2話収録で、6月24日に発売されるので、お楽しみに！


＜発売情報＞
OVA『聖闘士星矢　THE LOST CANVAS　冥王神話』VOL.1（2話収録）
2009年6月24日発売
DVD：6,510円（税込）
Blu-ray：7,560円（税込）
映像特典：ノンクレジットオープニング、設定資料
封入特典：初回生産分のみ、シリーズ特典応募券
　　　　　手代木史織先生の描きおろしイラストカード
発売元・販売元：バップ


＜STAFF＞
原作：車田正美・手代木史織（秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載）
監督：鍋島修
シリーズ構成：菅良幸
キャラクターデザイン・総作画監督：岩佐裕子
デザインワークス：森木靖泰
美術監督：吉原俊一郎
色彩設計：中尾聡子
撮影監督：葛山剛士
編集：長坂智樹
音楽：和田薫
音響監督：なかのとおる
アニメーション制作：東京ムービー
製作：トムス・エンタテインメント　秋田書店


＜CAST＞
テンマ：柿原徹也
アローン：下野紘
サーシャ：平野綾
弥人：阿部敦
ユズリハ：小林沙苗
童虎：三宅健太
シオン：三木眞一郎
ヒュプノス：坪井智浩
パンドラ：水樹奈々
ナレーション：千葉繁

(C)車田正美・手代木史織/秋田書店・TMS