
「AOU 2009 アミューズメント・エキスポ」レポート!今年は『ひぐらし』がアーケードに大進出!?イベントにはたかはしさん、檜山さん、井上さん、福井さんも登場で大盛り上がり!
2009年2月21日、千葉・幕張メッセにて「AOU 2009 アミューズメント・エキスポ」(以下、AOU 2009)が開催された。同イベントはアミューズメントスポット向けの業務用アミューズメントマシンや、プライズマシンなどの展示会。2月21日は一般公開日で、最新ゲームの試遊やイベントステージなどを目的に、多くのゲームファンが来場した。今回は会場で気になった展示やイベントを紹介しよう。
セガブースは『BORDER BREAK』が大きな注目を集めた。クイズゲーム『Answer×Answer2』やキッズ向けの『ぶろっくぴーぽー』なども人気
●ゲーム最注目はセガ『BORDER BREAK』!!
目立つ大型タイトルは少なめだった今回のAOU 2009だが、最も注目を集めていたのが、セガの新作『BORDER BREAK』。なんと最大10人対10人の全国通信対戦が可能なハイスピードロボットチームバトルゲームで、プレイヤーは人型戦闘機械「ブラスト・ランナー」を操って戦うことができる。非常に高い人気で、体験プレイには抽選が必要な状況だった。
コナミブースには、豪華声優陣でも大人気のQMAシリーズ最新作『クイズマジックアカデミー6』が登場。出題ジャンルが一新され、新教師として佐藤利奈さん演じるサツキ先生が登場したほか、新生徒として、今までは購買部NPCだった後藤邑子さん演じるリエルも登場していた。
他にもバンダイナムコゲームスの『戦場の絆』(新機体追加)やバンプレストの『ガンダムVS.ガンダムNEXT』、ケイブの『デススマイルズII 魔界のメリークリスマス』などが注目を集めていた。
●『ひくらしのなく頃に』がイカサマアリアリの麻雀ゲームに!
そんななか、アニメファン的に注目したいのが、AQインタラクティブの『ひぐらしの哭く頃に 雀』。アニメやゲームで大人気の『ひくらしのなく頃に』のアーケード用麻雀ゲームで、その特徴は“イカサマあり”なところ。ひぐらしの部活メンバーたちのなんでもありで勝利を追及する貪欲な姿勢をゲームに取り入れたもので、ゲームにもレナの「正々堂々イカサマしよ!!」との台詞があった。イカサマ技の使用時には各キャラクターの技映像がカットインされるほか、プレイ中には竜宮レナ役の中原麻衣さんや、園崎魅音役の雪野五月さんのボイス入りの台詞がたくさん入っており、原作ファンにも楽しめる雰囲気になっている。
ゲームには主人公・前原圭一がひぐらしキャラたちを相手に連戦し、原作者・竜騎士07さんが監修するストーリーを進めていく「オヤシロモード」と、好きなキャラクターの組み合わせで東南戦一試合が遊べる「部活モード」の2つのモードがあり、AOU 2009では「部活モード」を遊ぶことができた。今回使用できたキャラクターはレナ、魅音、圭一の3人だったが、使用キャラクター一覧には北条沙都子、園崎詩音、古手梨花らの姿も。また、シルエットのみではあるが、羽入の姿も確認することができた。あくまでもAOU展示用ver.とのことなので、使用可能キャラクターの詳細は未定だが、ファンにとっては楽しみなところだ。
試しに魅音を使ってレナと対戦してみたところ、リーチ一発で必ずアガれるアイテムなどを駆使して勝利することができた。すると、画面にはスクール水着姿のレナのご褒美画像が! 画像は、各キャラクターに用意されるようだ。同ブースでは『ひぐらしのなく頃に』プライズフィギュアなども展示されており、今年の夏頃はアミューズメントセンターで『ひぐらし』を見かける機会が増えそうだ。
●QMAステージにはたかはし智秋さん、檜山修之さん登場!
コナミ『クイズマジックアカデミー6』ブースの特設ステージでは、“AOU特別杯”と“AOUクイーンズ杯”の2つの大会が行われ、ゲストとしてレオン役の檜山修之さんとアメリア先生役のたかはし智秋さんが登場! 「クイズは、えー……見るのは、大好きです」というたかはしさんと「こういうクイズは大体6割か7割くらいの、毒にも薬にもならない男です」という檜山さん。女性対象のクイーンズ杯には、たかはし智秋さんがゲスト参加! 当初は檜山さんも助っ人で入る予定だったが、「クイーンズ杯なんだからやだよ」と檜山さんは観戦に徹し、「元事務所の先輩なんだから助けてよ!!」と悲鳴をあげるたかはしさん。たかはしさんは自他共に認める機械オンチなこともあり、タッチパネルでの入力が必要な問題では、入力方法がわからず右往左往することもしばしば。見かねて後ろから正答を入力してあげるツンデレな(!?)檜山さんだった。
惜しくも決勝進出はならなかったたかはしさんだったが、「1辺3cmの立方体の体積は?」との問題に「ABC」と大胆な回答をしたり、答を知っている問題では解答をマイクで言ってしまい檜山さんに「他の参加者の方はこの女の解答は信用しないほうがいいです」とたしなめられたりと、自由さ爆発の内容。入力系が苦手な反面、四択や○×クイズでは“サファリプリンセス”の異名もあるたかはしさんが野生の直感で正答を連発。大会を大いに盛り上げていた。クイーンズ杯の最終結果は、こちらもゲストとして参戦していた女性クイズ王・石野まゆみさんが貫禄の勝利を収めていた。
●セガブースに井上麻里奈さんと福井裕佳梨さんが!
セガのプライズブースでは、アニメ『天元突破グレンラガン』のトークイベントが行われた。これは、セガから『グレンラガン』のヨーコとニアがプライズフィギュア化されることを受けて開催されたもので、ヨーコ役の井上麻里奈さん、ニア役の福井裕佳梨さんが参加。4月25日に公開される劇場版『天元突破グレンラガン 螺巌篇』に関するトークなどを繰り広げた。
まずは作品とキャラクターの紹介が行われ、話題は収録の時の話へ。司会からカミナとのキスシーンの収録について話をふられた井上さんは、「普段は(カミナ役の)小西さんと隣のマイクだったんですけど、そういう大事なシーンは音のかぶりなく録りたいので、別に録ったんです。実はグレンラガンは熱い叫び台詞とかは別々に収録することが多かったです(笑)。でも心がひとつだからぴったりはまるんです」と裏話を語っていた。実はこのイベントの数日前に劇場版螺巌篇の台本が渡されたそうで、福井さんは「話したいけど話しちゃだめ~!!」と悲鳴。どうやら新規でニアとヨーコのかけあいもあるようだ。劇場版にはかなりの新作カットが用意されているとのことだった。イベント中に現在開発中のヨーコとニアのフィギュア原型が特別に紹介されると、ちょっとセクシーなニアに「見ちゃ駄目です!!」とあわてて隠しに行く福井さんに暖かい笑いが起きていた。
最後は「今日は寒い中、集まっていただきありがとうございました。グレンラガンの劇場版、本当に本当にすごい作品になってます。私たちも頑張って収録しますので、よろしくお願いします」(井上さん)、「今日は朝から来ていただいてありがとうございました。みなさんのパワーを感じながらアフレコに臨みたいと思います、ありがとうございました!」(福井さん)と語って、ステージを締めくくったのだった。
●AOU締めくくりは恒例の「H.」ライブ
毎年のAOUでおなじみなのが、セガ・サウンドユニット[H.]によるライブ。[H.]はボーカルの光吉猛修さん率いるセガサウンドチームによるユニットで、毎年のAOUでは最後にセガブースでライブを行うのが恒例となっている。久しぶりのサングラスで登場した光吉さんは、なんと網膜はく離により入院していたということで、今回のライブも参加できるかが危ぶまれたほどだったとのこと。しかしステージアクションこそ控えめだったものの、いつも通りのパワフルなボーカルで、心配するファンを安心させていたのだった。
まずは『WCCF』のテーマのイントロから、「White Sign」でライブはスタート。その後も『アヴァロンの鍵』から「Dona Nobis Pacem」、『アフターバーナー』から「After Burner Remix 2009」とセガファンにはたまらない選曲が続く。他にも『ヴァーミリオン』の「Light Song -[H.] Arrange Ver.-」にセガ広報コーラス隊が参加したり、アニメ『バーチャファイター』OP「愛が足りないぜ」をニューアレンジで披露したりと趣向をこらしたステージで、AOU 2009の最後を盛り上がるステージは大「We Love [H.]!」コールの中、幕を閉じたのだった。
AQインタラクティブはアーケード初進出が『ひぐらしの哭く頃に 雀』。フィギュアやTシャツなどのアイテムも
AOUでは奇抜なブース構成で毎年話題のケイブは、『デススマイルズII 魔界のメリークリスマス』を出展
『QMA』ステージを大いに盛り上げたレオン役の檜山修之さんとアメリア先生役のたかはし智秋さん
グレンラガントークイベントにヨーコ役の井上麻里奈さん、ニア役の福井裕佳梨さんが登場!












































