『アリソンとリリア』最終回アフレコ後のキャストコメント

感動のうちにラストを迎えた『アリソンとリリア』――最終回アフレコ後に豪華キャスト&時雨沢氏からコメントをいただきました!

 4月よりNHK BS-2で放送されていた『キノの旅』の時雨沢恵一の小説『アリソン』と『リリアとトレイズ』の各シリーズをアニメ化した『アリソンとリリア』がついに最終回となった。親子二代の恋物語を水樹奈々さんが演じた他、豪華キャスト陣で話題となった本作。さっそく最終回のアフレコの感想を豪華キャストと特別に
原作の時雨沢恵一氏のコメントで紹介しよう。
 今回は、アリソン&リリア役の水樹奈々さん、トレイズ役の吉野裕行さん、母親時代のアリソンを演じた桑島法子さん、トラヴァス役の森川智之さん、ベネディクト役の山寺宏一さん、フィオナ役の能登麻美子さんがコメントを寄せてくれた。
 なお、BS-2での放送は終了したが、今度は10月4日(土)よりNHK教育テレビにて毎週土曜日9:25から放送が開始されるので、地上波で再びその世界観を堪能できる。BS2での放送を見逃した方も、もう1度鑑賞したいというファンも、土曜の朝は教育テレビを要チェックだ!

トークショーの模様はコチラ!


――全26話の収録が終わっての感想をお聞かせ下さい

水樹奈々さん(アリソン&リリア役):26話本当にあっという間でした。今日でアリソンファミリーと毎週会えるのも終わり……と思うと、とても寂しいです(泣)。でも、とても内容の濃い半年間でした!

吉野裕行(トレイズ役):無事終わってくれてホッとしてます。あとは皆さんが楽しんでくれれば……。

桑島法子さん(アリソン役/母親時代):さわやかな最終回でした。もっと長く演じていたかったなぁ。

森川智之さん(トラヴァス役):あっという間に最終回が来てしまい、とても寂しい感じがします。もっともっと演じていたいという作品でしたね。

山寺宏一さん(ベネディクト役):あっという間の26本だったのが率直な感想です。後半出番のない回もあったことから、より「えっ、もう終わってしまうの!」という感がありましたね。原作は長編でしたが、アニメで全部のエピソードを拾えないこともあって、やはり26本は短かったなと言うのが正直な気持ちです。

能登麻美子さん(フィオナ役):続々と事件が巻き起こり、駆け抜けるように過ぎた全26本だったように思います。フィオナは途中から参加させて頂いたのですが、この作品に関われて幸せだったなと、収録が終わって思いました。


――あらためてご自身の演じられたキャラクターについての感想をお聞かせ下さい

水樹さん:アリソンの少女時代、そしてリリア。母子二代に亘って演じることができるなんて……こんな貴重な体験をさせていただき本当に幸せです。好奇心旺盛、我が道を行く2人に、思いっきり振り回してもらいました(笑)。2人ともカワイくて大好きです。

吉野さん:好青年でした。優しい人です。けど、とても努力家だし、心が強い人だなぁと。

桑島さん:大人になったアリソンを演じさせて頂きました。奈々ちゃんの演じたアリソンをもとに、今のアリソンがあり、それをイメージしながら自分の中のアリソンとのすり合わせを行っていった結果、ああなりました。常に娘リリアの心に寄り添っていてあげる……素敵な母親役でしたね。

森川さん:くまいさんが作ってくれたキャラクターを引き継いで演じたので感動も2倍です。


――森川さんへ、リリアについてのご感想もいただけますか?

森川さん:リリアについては、この親にしてこの娘ありですね。女性は強いなとしみじみと感じます。

山寺さん:最初こそ、女の子にすぐ声を掛ける軽い男のイメージがあったんですけど、正義感はとても強く、作品を通して他のキャラクターたちが成長していく中で、ベネディクトも変わっていった印象があります。気がつくとおっとりとした愛妻家の雰囲気を醸し出しているのには驚きました(笑)。フィオナと出会ってから彼はより誠実な人物に、またアリソンたちを見守る側の立場として、成熟していったなと演じていて思いましたね。

――山寺さんへ、フィオナの感想もいただけますか?

山寺さん:フィオナについては、演じている能登さんのイメージと重なり、透明感の漂う気品のある女性に感じます。はじめは気の強い女性で、本当のことがわかるまではお転婆な少女のイメージでしたが、王家の血を引くことを知った途中からは、ピュアな存在に。楚々とした王家の雰囲気を漂わせるようになりました。
後半、特に見た目なのですがヒゲを蓄え老けた感じのするベネディクトとは対象的に、フィーはほとんど変わっていないので、だいぶ年下の奥さんをもらってしまった感じがします。いつまでも可愛らしい彼女ですが、いざという時の芯の強さも併せ持っています。アリソンもフィ-も清楚なイメージがありながら、みんな芯が強いですよね。ベネディクトはリードしているように見えますけれども、実は尻に引かれフィオナの手のひらで転がされているように思います(笑)。

能登さん:フィオナはとても芯の強い女性でした。それは要所、要所で表れていて、普段はあたりの柔らかい女性なのですが、その女性が見せる凛とした強さが好きでした。


――『アリソンとリリア』という作品はご自身にとってどんな作品だったでしょうか?

水樹さん:家族の温かさ、大切さ、そして仲間との絆……。あたりまえになってしまっている日常の中の大切なモノに改めて気づかされる作品でした。自分の信念を貫き通すアリソンやヴィル達から本当に多くのパワーをもらいました!

吉野さん:誠実に生きていこうと思わされました。

桑島さん:人生という列車に、途中の駅から乗車した感じです。親から子へ受け継がれていく大切なもの、愛情はもちろんのこと、人生は自分の手で切り開くものだと。そして、女は強いなと思う作品でした。

森川さん:あまりにも話自体が壮大すぎて、ついていくのが精一杯で大変だったんですが、演じていくうちにだんだんと周りが見えてきて、この作品の奥深さを感じました。もっともっといろんな視点から、ゆったりと演じたかった気持ちは多くあります。全26話だけでは少しもったいない気持ちですね。

山寺さん:時代設定と、世界観に不思議なものを感じさせられます。それらは一見、身近さを感じさせながらも架空の世界を描いていて、時代も19世紀のヨーロッパを思わせる懐かしい香りのする古き良き時代と、ファンタジックな雰囲気の両方を併せ持つ不思議な世界観です。架空ではあるけれどもリアルに見え、なおかつアナログの感じがする世界ですね。ロマンチックでとてもいい雰囲気なのが印象的です。けれどもメルヘンとか、ロマンチックという言葉が似合う一方で、実際には物語の中で戦争が行われていて、そのギャップにも惹きつけられるのかなとも思いますね。

能登さん:“世界名作劇場”のような印象で……。世界観が大好きでした。自分の中でも縁があって嬉しかった作品です。


――アフレコ中で面白かったこと、楽しかった、他。思い出に残ったことはありますか?

水樹さん:アフレコスタジオでは山寺さんに本当に良い空気を作っていただいてました♪あと、時雨沢先生がとてもおもしろい方で……(笑)。イベントもとても楽しかったです♪

吉野さん:NHKでのイベント用にビデオ収録した際、山寺さんがネタを盛り込んだメッセージで楽しませてくれて、よくその場で色々と出るなぁ、と驚きました!

桑島さん:皆でEDの歌手の方(松本泰生さん/GOING UNDER GROUND)の歌声が、トレイズ役の吉野君の声にそっくりだと言っていたこと(笑)。

森川さん:途中からの参加でしたが、他のキャストの方々にあたたかく迎えられて楽しく演じられました。

山寺さん:1つのシリーズの中で前半と後半に分かれていて、世代が受け継がれている作品は僕自身経験がなかったのでとても印象的です。くまいさんの演じたヴィルが森川さんに代わり、アリソンも水樹さんから桑島さんへ受け継がれる。さらにその水樹さんはアリソンの娘のリリアを演じることになり、トレイズ役として吉野さんが新たに加わる。とりわけ、水樹さんと桑島さんが演じるアリソンは違っているように見えて、いい感じでバトンタッチされているのはおもしろいなと思いました。ただ、長編の原作を一気に駆け抜けてしまった感もあるので、いずれは1つ1つのエピソードを膨らませて別のお話がつくれればいいなと思うし、ぜひベネディクトとフィーの恋物語を深く掘り下げたアニメを作っていただいて、演じてみたいなと思っています。また戦闘機が飛ぶシーンのスピード感や、世界観の美しさがとても印象的なので、じっくりと見ていただけるようなスピンオフも見てみたいですね。

能登さん:良い現場でした!!締まる所と緩む所のバランスがとても良くて、毎回毎回濃密でした。


――最後に地上波(NHK教育)で、これからご覧になる皆さんに一言お願いします

水樹さん:子供から大人まで、楽しんでいただける作品だと思います!飛行機でのアクションシーンは見ごたえ抜群!アリソン達の生き生きとした姿からパワーを沢山もらえます!一緒に笑って一緒に泣いて……みなさんにもぜひアリソンファミリーになっていただければと思います!

吉野さん:26本見てほしいです。「アリソン」も「リリア」もヨロシクお願いします!

桑島さん:決して派手な作品ではありませんが、いろんな人生のヒントが詰まっている作品だと思います。是非、親子でご覧になって下さい。

森川さん:是非、第1話をお見逃しなく!

山寺さん:いろんな要素が描かれている作品で、青春、淡い恋心も描かれつつ、戦争という背景の中での使命感、今の時代にはなかなかない運命のイタズラを幅広い人たちに見ていただきたいと思います。僕はOPテーマとEDテーマが大好きなんです。作品の背景には戦争がありますが、OPの美しい映像が流れた瞬間、抵抗なくすっと作品世界に入っていける。そんなところがとても好印象に思っています。ほかにも、いろんな要素が盛りだくさんに描かれていますので、ぜひじっくりと楽しんでいただいて、多くの方に見ていただきたいなと思います。

能登さん:楽しい時間を過ごして頂けたら嬉しいです。地上波になりますと、皆さんに見て頂く機会も、より増えるかと思います。一人でも多くの方にご覧になって頂きたいです。


――原作者である時雨沢恵一氏からも、アフレコ全話の収録が終わっての感想をいただけませんでしょうか?

時雨沢恵一氏:26話中、締め切り直前で行けなかった4回以外は立ち会いました。およそ半年、長いようであっという間でした。普段の1人でやっている自分の仕事とは違い、多くの人間の共同作業でしたので、いろいろと学ぶところが多かったです。アニメにおける台詞回しは、何度でも読み返せる小説とは違うということがよく分かりました。


――アフレコ中で面白かったこと、楽しかった、印象に残ったことはありますか?

時雨沢氏:私は普段はアニメを見る方なので、名前を知っている声優さん達に会えたことが役得でした(笑)。そしてまた、声優さん達がいかに現場では苦労し努力し集中しているのかがよく分かる体験でもありました。イベントではそんな声優さん達と一緒に人前で喋ることに。緊張しっぱなしでしたが、素人だからと逃げるわけにも行かず、精一杯頑張りました。あと100回くらいやれば慣れるはずです、たぶん。


――10月より地上波(NHK教育)でも放送がスタートしました。これからご覧になる皆さんに一言お願いします
 
時雨沢氏:とても嬉しいです。しばらく間が開いてから地上波だと思っていたので、10月から開始と聞いたときは驚きつつ嬉しかったです。これからご覧になる皆様--アリソン達、そしてリリア達の2世代にわたる冒険をお楽しみに!


<放送情報>
NHK教育テレビにて毎週土曜日9:25~放送中

<STAFF>
原作:時雨沢恵一「アリソン」「リリアとトレイズ」(電撃文庫刊)
キャラクター原案:黒星紅白
監督:西田正義
アニメーション制作:マッドハウス 
アニメーション制作協力:手塚プロダクション

<CAST>
アリソン:水樹奈々
ヴィル:くまいもとこ
ベネディクト:山寺宏一
フィオナ:能登麻美子

<NOBEL>
著/時雨沢恵一 イラスト/黒星紅白
好評発売中
●「アリソン」シリーズ 全4巻 
●「リリアとトレイズ」シリーズ 全6巻 
●「メグとセロン」Ⅰ~III以下続刊 

<DVD> 
●『アリソンとリリア』DVD第Ⅰ巻~第III巻 好評発売中!
6,825円(税込)

●『アリソンとリリア』DVD第IV巻
10月24日発売 
[初回封入特典]
時雨沢恵一書き下ろし“おまけストーリー”掲載ブックレット
・オリジナルキャラクターカード 他
映像特典:「アリソン一家の航空ショー」出演:水樹奈々、くまいもとこ他

(C)時雨沢恵一・メディアワークス/「アリソンとリリア」製作委員会

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