ついに始動“アーティスト”KENN。1stマキシ「LIVIN..

ついに始動した“アーティスト”KENN。1stマキシ「LIVIN' ON THE EDGE」に込められたテーマは“愛”!至極の 3曲を語るリリース記念インタビューをお届け!

 ミュージカルで俳優に、そしてアニメで声優に。活躍のフィールドを広げ、堅実かつ着実に、その実力を世に認知されてきたKENN。

 これまでも人気ゲームタイトルの『VitaminZ』シリーズ、『ミュージカル テニスの王子様』などのキャラクターソングや、アニメ『ドルアーガの塔 ~the Aegis of URUK~』のOP曲「塔頂者たち」をリリース。歌手としての顔も見せつつ、あくまで作品世界との密接な関係性のなかで、その実力を発揮してきた彼が、いよいよ“アーティスト”としての姿を、我々の前に見せる時が来た。

 8月14日にリリースされる、“アーティスト”KENNの1stマキシシングル「LIVIN' ON THE EDGE」は、サウンドプロデュースに『VitaminX』シリーズでお馴染みの、Mark Ishikawa氏を迎えて、これまでのKENNの魅力を引き出すサウンド作りを継承しつつも、ゲストミュージシャンに日本の音楽シーンで強い存在感を持つ、ドラマーのそうる透氏が参加するなど、新たな挑戦とのバランスによって、絶妙の完成度を誇る1枚に仕上がった。

 収録されるのは表題曲にしてKENN史上“最”ロックテイストの「Livin' On The Edge」。そして自身の作詞と、初挑戦のジャズサウンドが新たな魅力をみせる「Brilliant」。ストレートなリリックが心に響くバラード「扉(とびら)」の3曲。

 今回は「Livin' On The Edge」レコーディング直後のKENNにインタビュー。3曲に込めたテーマ“愛”と、アーティストとしてのトライに対する意気込みを聞いた。
(敬称略)

●洋楽ロック&ラップに挑戦した「Livin' On The Edge」

――全曲のレコーディングを終えた今の心境、手ごたえはいかがですか?

KENN:一言で言えば、全てを出し切りました。スタッフさんも含め、今、持てる力の全てを出し切りました。


――ロック、ジャズ、バラードの3曲。これを聴けばKENNさんの魅力の全てが伝わる一枚になりましたね。

KENN:2009年の僕の全てを出せたので、これを聴いていただければ、“僕”がわかると思います。


――今日、レコーディングした「Livin' On The Edge」はロックテイストですが、レコーディングしてみていかがでしたか?

KENN:ここまでロックな曲は、初めてに近い感じと言っていいほどです。前に『VitaminZ』のOPを歌わせていただいたときも、激しいロックだったのですが、今回は洋楽テイストを盛り込んだロックサウンドになっています。さらに今回、ラップにも挑戦しました。


――間奏でラップが入っているのは驚きました。挑戦してみての感想は?

KENN:英語の歌詞だったので、ネイティブな発音を教えていただきつつ挑戦したんですが、逆に聞いてみてどうでしたか?


――本格的で完成度の高さに驚きました。曲全体のなかでも上手くはまっていましたね。苦労しましたか?

KENN:発音などは何度も練習して掴めたのですが、ネイティブな発音とテンポは自信がなくて、今日、Markさんと「ここはこんな譜割りで……」と、胸を借りてぶつかるつもりで、打ち合わせして決めていきました。


――激しいロックサウンドにラップが入ってきて、リズム感が凝縮された感じでしたが、いきなり今日、ラップに挑戦するということに不安はありませんでしたか?

KENN:今回の3曲は、どれも僕の音域ぎりぎりのメロディなんですよ。今回の全体のテーマは“愛”なんですが、生のライブ感を全面に押し出していこうということもあって、本当は半音下げぐらいがちょうどいいところを、あえてぎりぎりの音域に挑戦することで、歌詞の中の切なさや辛さの部分を、感情を込めて表現できるところに持っていく。そのための“あえて”ということなんですけど……。


●クールな音に熱い詞のギャップが魅力の「Brilliant」

――感情表現といえば、「Brilliant」ではそれが見事に出ていたと思います。今までにないジャズテイストの曲で、作詞にも挑戦していますが……

KENN:最初、ラフな感じの曲をいただいて、大人っぽくセクシーなイメージにしたいというオーダーを受けました。僕は歌詞を書くとき、難しい言葉や比ゆ表現を使わず、シンプルで素直な言葉で書いてきたんですが、今回どうしようかと考えて、でもやっぱり、自分の思ったことを素直に書くのが自分らしさだと思って、今の形になりました。


――シンプルな分、愛というテーマがダイレクトに伝わってきますよね。

KENN:一見、刹那的にみえるかもしれないけど、「今、こう思ったんだから、こう言ったんだ」っていう、素直な気持ちと、そう言わせるぐらいの存在が目の前にいて、自分が言っちゃってから「えっ!?」って自分でも驚くような……。やっぱりそれって責任感だったり、覚悟も必要だと思うんですよ。そういう熱い気持ちっていうのは大事だって想いがこもった曲なんです。もちろん、自分で歌詞を書くからには、自分の経験もこめていますし。


――今までのKENNさんを見てきたファンには、ジャズということで新しい魅力が伝わると思うんですが、これは変化球的なアプローチというよりは、新たな挑戦という位置づけなんですか?

KENN:ジャズはジャズなんですけど、ジャズでありながらもキャッチーなメロディで、ポップスの要素を融合させています。ファルセットを使ってちょっとセクシーで甘めな感じを出したりと、大人っぽい歌い方にしつつも、でも言いたいことはすごい熱いんですよね。そのギャップを楽しんで欲しいです。何回も聴くうちにイメージが変わっていく曲だと思います。


●大きな成長ができたバラードの「扉(とびら)」

――バラード曲「扉(とびら)」ですが、こちらは歌われてみていかがでしたか?

KENN:最初ささやくように、途中からだんだん盛り上がって、最後にまたささやいて終わるっていう、切ない曲です。


――小さいところから大きくなって、また小さくなって…… というのはスケール感が強調されますよね。歌うにあたって重要視した部分はどこでしょう?

KENN:ギターソロあけのサビの最初の1行が、ちょっと違うメロディで、そこからサビに戻るんですけど、その1行って最初はなかったんですよ。でも1つのスパイスとして、「こういうことがあって、君をきっと迎えにいくつもりだったけど、結局行けなかった」っていう、僕の解釈なんですが、この感情に持っていった自分は、すごく大きな成長をしたと思うし、振り乱して歌って何テイクも録りましたね。


――この3曲はライブ感をイメージした選曲とのことですが、ライブを期待しているファンの方もいらっしゃると思います。ライブを行うなら、どんな場所で、どんな感じで演りたいですか?

KENN:それぞれ違うジャンルなので、いざライブで演るとなったら、曲のつなぎが難しいですよね(笑)。ライブはもうMCなし(笑)。聴いて欲しいっていうのが今はあるから、それぞれの曲の世界観にどっぷり漬かって欲しいですね。


●聴いたことが、何かをするきっかけになればいいと思う

――改めてですがこの3曲が収録されたシングルで“こんな愛を伝えたい”というようなものはありますか?

KENN:基本的には、こちらから押し付けるのではなく、聴いた方の思うがままに解釈して欲しいんですけど、聴いたことが何かのきっかけになればすごくうれしいですね。気持ちを動かしたいとかではないんです。
ラブソングではあるけど、“愛”限定ではなくて、いろいろな思いがこもっています。今回Markさんだけでなく、ドラムに世界的なドラマーのそうる透さんをお招きしています。音域ぎりぎりっていうのも含め、生で弾いているグルーブ感、ここを特に聴いてください。


――最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

KENN:お久しぶりです。KENNです。初めましての方は初めまして。今回、アーティストとして、KENN名義での初めてのマキシシングルを出させていただくわけですが、すごく曲のいい部分だとか、聴きどころだったりとかをお伝えしなきゃいけないのはわかってるんですけど、僕としてはまず聴いて欲しいんです。
細かい説明するよりもまずは聴いていただくのが早いと思います。それでこの3曲の世界観を楽しんでいただければと思います。今回、Markさんはじめスタッフのみなさん含め、情熱を注いで出来たCDなので、ぜひみなさん聴いて下さい。よろしくお願いします。


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※こちらのプレゼント応募は8月17日(月)をもちまして、締め切りとさせて頂きました。ご応募、ありがとうございました。


KENN 1st.MAXI SINGLE 「LIVIN’ ON THE EDGE」/8月14日発売 2000円(税込)/発売元:EM2 Record(エムツー レコード)

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こちら、アニメイトTVユーザーの方へのプレゼントです!

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