「断罪のマリア キャラソンvol.3」より平川さんインタビュー

あの悪魔ウリエルが歌を歌う!? 「断罪のマリア キャラクターソングアルバム vol.3」より悪魔ウリエル役の平川大輔さんインタビュー!

 2009年9月18日に、人気PC用ゲームソフト『断罪のマリア』のキャラクターソングアルバム第3弾となるCD「キャラクターソングアルバム gran jubilee vol.3 天の揺り篭編」が発売される。

『断罪のマリア』は、2009年2月に花梨エンターテイメントから発売されたPC用ゲームソフト。本作の舞台となるのは、都市文明と産業の発展した現代の日本。そんな日本に、法王庁公認のエクソシスト・マリアが派遣される。彼女は14歳のハロウィンの日までに100体の悪魔を祓わなければ、命を落としてしまうという祖母の代からの呪いを解くため、悪魔狩りを続けていく。 彼女の周りには悪魔憑きの彼女を警戒するもの、同じように悪魔を狩るもの、そして、悪魔と様々な人物たちが集まってきて、やがて、悪魔崇拝組織との戦いに巻き込まれ……というゴシックバトル恋愛アドベンチャーゲームだ。

これまでvol.1、vol.2と発売されてきたが、満を持して、vol.3が発売される。vol.3には、主人公・マリアの曲や悪魔ウリエル、クラウス、ダークネス、イルミナの楽曲が収録されている。ジャケットは書き下ろしというから是非、入手したい所。

今回、“悪魔ウリエル”の楽曲レコーディング現場にて、ウリエル役の平川大輔さんに取材。収録を終えての感想やメロディ、歌詞についてお話を伺った。


●ウリエルというのは、やらせて頂いた色々な役の中で一番低い声のキャラクター

――収録を終えての感想をお願いします。

平川さん:仮歌のCDを頂いた時から、「困ったぞ、これは大変だぞ」と思いました。頂いた曲がオペラ調というかそんな雰囲気の曲調だったので…オペラとかって超絶、歌がうまい人が歌うから素敵に聞こえるわけで、僕なんかがやったらどうなっちゃうんだろうって思っていました。その上、この歌は"キャラクターソング"。僕はキャラクターが歌ってナンボだと思っているので、キャラクターとして頑張らないとなって。
ウリエルというのは、僕が今までやらせて頂いた色々な役の中で一番低い声のキャラクターなので、この低い声の状態で出来るのかなというのが一番最初の感想でした。実際に録り始めた時も、この音で表現をするというのは難しいなと、思い知らされながらの収録でした。

――歌詞の中で印象的なところはありましたか?

平川さん:どれを見ても『断罪のマリア』という作品の世界観を表しているような詞が目に飛び込んでくるので、特にどこというのはありません。全体的に印象的です。「おぉマリア!」という感じなんですけど(笑)、ダークというか、負な言葉が結構入っているので、そういう意味では言葉では言い表しにくいんですけど、「おぉ~凄い歌、歌うことになったな!」って、思いました。

――こういう雰囲気の歌は、今まであまり歌われたことはなかったですか?

平川さん:初めてですね。これほどストレートにダークな言葉が入っているというのもないですし、こういう曲調も初めてですし、ビックリしました。


●ウリエルの歌は、切ない、物悲しい感じ

――ウリエルというキャラクターは、一筋縄ではいかない経歴、個性の持ち主ですが、そんな彼の想いを歌で表現するという意味で、特に気持ちを込めた部分はありますか?

平川さん:最初、歌詞を見せて頂いて、次に曲を聞いた時に僕の中ではウリエルが荒々しく表現しているものと凄く独り言みたいに、ぽそっとこぼれおちるように表現しているものと2つ浮かんできていました。曲調の方から考えた時に、激しい方なのかなと思って、収録前のテストの時にはパンチのきいた感じでやらせて頂いたんですけど、ディレクターさんから「切ない、物悲しい方の雰囲気で歌って下さい」と言われまして、「コレは考えていなかった方で来た!」と思って、しまったと(笑)。

――ウリエルを意識して歌われたポイントはありますか?

平川さん:本来、歌うキャラクターなのかというのは別にして、キャラクターソングということだったので、ウリエルがもし歌ったらという仮定で歌わせて頂きました。
声もそうですが、正直、決して歌いやすいキーではなかったので、そういう意味では挑戦したという感じでやらせて頂きました。ウリエルが歌ったらどんな風に歌うのかなって…物悲しい感じで、と言われたのですが、言葉尻が荒々しい所が詞の中に含まれていたので、その辺りはアクセント的にグッと力の入る所もありました。ウリエルも色々な過去を背負って、色々な時代を生きてきて、色々な出会いや別れがあって、ずっとマリアの一族を守っているという仲間ですから、そういう意味では切なさとか出せたらいいなと思ったので、そういう部分は最後に表現出来たかなと思っています。

――お勧めポイントは?

平川さん:僕を除く4人の方が、素晴らしい歌声を披露されているので、是非そこを聞いて下さい。僕の歌はするっと流して下さい(笑)。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

平川さん:キャラクターソングという話になると、僕はウリエルじゃなくて、「ウルルの絵かき歌」みたいな歌になるんじゃないかと勝手に想像していたので(笑)、よもやウリエルで…とは思っていなくてビックリしました。ある意味、僕にとってのチャレンジだったので、色々な感想をお聞かせ頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。


CD■「キャラクターソングアルバム gran jubilee vol.3 天の揺り篭編」
2009年9月18日(金)発売予定 3,570円(税込)

[内緒の十字架]
 マリア/vo:阿澄佳奈
[希望と幻惑の輪舞(ロンド)]
 悪魔ウリエル/vo:平川大輔
[捧げられた生贄(サクリファイス]
 クラウス/vo.柿原徹也
[アゲハ、囁く羽音に]
 ダークネス /vo:安元洋貴
[人形の家の少女]
 イルミナ/vo:石井真


『断罪のマリア』THE EXORCISM OF MARIA 公式サイト

おすすめタグ
あわせて読みたい

平川大輔の関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2025年夏アニメ一覧 7月放送開始
2025年秋アニメ一覧 10月放送開始
2026冬アニメ何観る
2026冬アニメ最速放送日
2026冬アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング