
水城せとなさん原作の『俎上の鯉は二度跳ねる』がファン待望のドラマCDとなって2か月連続リリース決定!
小学館のモバイル少女コミック誌『モバフラ フラワーコミックスα』にて配信された『俎上の鯉は二度跳ねる』はTiaraで大人気の『窮鼠はチーズの夢を見る』の続編で、欲望や、感情を素直にあらわにし、ぶつけ合うサラリーマンの大伴恭一と大学時代の後輩・今ヶ瀬渉の二人の関係を、時には抉るような言葉でつづる男性と男性とのアダルト・ラブストーリー。
心理描写を細かに描いた本作は前編・後編のドラマCDとしてリリースされ、今回前編の収録を終えた大伴恭一役の中村悠一さんと今ヶ瀬渉役の遊佐浩二さんに作品についてお聞きしたのでコメントをご紹介!
●2年ぶりの続編ですが、演じた感想をお聞かせください。
中村悠一さん(大伴 恭一役):2年ぶりということですが、最初の作品を演じる時に続編をやると思って演じている訳ではないので、僕としてはその時その時が一期一会だと思って演じさせていただいています。今回のように年月が経ってから演じる機会があるとは思っていなかったので、どういう風に演じていたかというのは受け取り手の方からすると「そんなに違わない」と思われる部分もあるかと思いますが、演じている側はひと作ひと作違うように演じている気ではいるので、思い出すのが大変でした。
遊佐浩二さん(今ヶ瀬 渉 役):びっくりしましたね。前回あれだけの擦った揉んだの挙句に終わりを迎えたので、まさか再び騒動が起こるとは思っていなかったですし、前回あれだけのことが起こったので次のお話が来るときにはもっと凄いことが起こるんだと思っていたんですけど、想像以上に凄くてかなり神経を使う収録でした。
●聞き所・オススメポイントについてお聞かせください。
中村さん:聞き所という点で、「ここが聞き所だ」というつもりでやっていたわけではないので、全部聞いていただかないと困ります。全編しっかり聴いていただきたいなと思います。全体を通して気をつけて聴いていただけると嬉しいなと思うところは、あまり突飛な世界観ではなく、現実的にあるんじゃないかと思える場所ですから、あまり変にオーバーになってもいけないと思って演じているので、その辺が他のドラマCDとは雰囲気が違うかなと思っていますので、その辺が聞き所なのかなと思います。
遊佐さん:今回に関しては、全部を通して聴いて初めて何が起こったのかが理解できると思うんですけども、あえて聞き所を挙げるなら“北京ダック”ですね。そこしか今回、今ヶ瀬の幸せはなかったです。
●後編へ向けてひとことお願いします。
中村さん:皆はズルイので先を読んだらしいのですけど、僕はまだ読んでいないので楽しみにしたいと思っています(笑)。次はどうなるんだろう?次はまたどうやって気持ちを持ち上げていくんだろう?最終的に何になるんだろう?と割と皆さんと同じ目線で楽しみにしているところがあるので、本はいただいているので、収録日が決まったらじっくり読ませていただきたいなと思っています。ズルをして読んだ遊佐さんどうぞ(笑)。
遊佐さん:実は僕も全部は読んでないんです。それは僕の心情的な問題で、一気に前後編を読んでしまうと僕の神経がちょっと耐えられない位に重いものが今ヶ瀬にはありますので、僕は収録に際しての部分にのみしか、まだ目を通していません。
中村さん:次の展開を知っていての芝居になっては駄目ですしね。
遊佐さん:そうなんです。それ以上に、1作だけで十分な思いを持っていますので。次回凄く神経を使う収録になると思います。頑張ります。
>>Lantis
>>Tiara
ドラマCD「俎上の鯉は二度跳ねる 1」
2009年11月25日発売
出演:中村悠一、遊佐浩二、斎藤千和、日笠陽子 他
3000円(税込)
発売:ランティス

































