下田麻美さんが主題歌“TRIBE”を初生披露！　アルバムリリースの話も飛び出したアミューズメントマシンショー『シャイニング・フォース クロスレイド』ステージレポート！

　ゲームセンターやアミューズメント施設に設置される最新ゲーム機器を中心とした“遊び”の祭典、アミューズメントマシンショーが、2010年9月9日～11日（一般公開日は9月11日）の期間で開幕した。今回はセガブースで行なわれ、声優の下田麻美さんらが登場した『シャイニング・フォース クロスレイド』ステージの模様を紹介する。

　『シャイニング・フォース クロスレイド』は、セガを代表するRPGシリーズ『シャイニング・フォース』シリーズ初のアーケードタイトル『シャイニング・フォース クロス』のメジャーバージョンアップ版で、2010年冬稼働予定のタイトル。新種族“エルフ”の追加や、これまで最大4人だった協力プレイが最大6人まで可能になるなどのパワーアップが明らかとなっている。下田麻美さんはこの新種族“エルフ”の声を担当するほか、主題歌“TRIBE”を担当するなど、かなり深く作品に関わっている。事前には11日の一般公開日の登場が予告されていた下田さんだが、10日のステージにもサプライズ登場したので、その時の模様をお届けしよう。

●主題歌“TRIBE”か下田さんのアルバムに収録される発表も！

　ステージにはまず『シャイニング・フォース クロスレイド』の松山雄介ディレクターと司会の女性が登場。作品映像を流した後、下田さんを呼びこんでイベントはスタートとなった。松山氏が「下田さんには色々なキャラクターをやってもらってるんですよ」と振ると、下田さんからは「10個以上キャラやってるんですよ！」との驚きの情報が。序盤から登場する弟っぽい少年役や、プレイヤーキャラクターのエルフの様々な掛け声、システムボイス（ゲームオーバーetc。英語もあるとか）など、様々なところで下田さんの声が聞けるようだ。イベントでは下田さんが開発ルームを訪れ、同作をプレイしたエピソードも。「子供の頃はゲームで対戦して喧嘩しちゃったりもしたんですけど、このゲームはみんなで協力できるのがいいですね！」とのこと。ゲームが苦手だという下田さんだが、開発ルームやこの日の会場ではビーストハーフを使い、みんなに助けられて無事、かなり強力なボスを倒すことができたとのことだ。

　後半では、下田さんが歌う主題歌“TRIBE”の披露も！　「すごく力強い曲で、どんな困難にも立ち向かって勝ち抜いてみせるぜ！　という歌詞やテンポの曲です」と紹介すると、生ライブでは初公開となる“TRIBE”を熱唱！　とても緊張していた人のことで、歌い出しでは少し声が裏返りながらも、即興で考えたという振り付けを交えて堂々たる歌声を響かせていたのだった。また、この日のステージ初出しの情報として、“TRIBE”が下田さんのアルバムに収録されることが予告された。以前にVOCALOID鏡音リン・レンのカバーアルバム『Prism』を出している下田さんだが、オリジナルのアルバムになるとすればこれが初。まだ話せることはほとんどないとのことだが、今後の発表に要注目だ。ステージの最後は、「本日はステージの前に集まってくれてありがとうございます。足を止めてくださって嬉しかったです。このゲームは本当に面白いです！　ゲームを実際にプレイして、楽しさを体験して帰ってくださいね」と締めくくった下田さんだった。

　ステージ後の下田さんに話を聞くと、業者招待日で観客が来てくれるのか、どんな空気かと、何日も前からすごく緊張していたとのこと。「“TRIBE”はロックで、弱さが全然なくて。女性らしくというより戦士なので、その強さが出せるように歌いました。明日はたくさんの方が来てくれると思うんですが、皆さんに『シャイニング・フォース クロスレイド』を一度プレイしてみたいと思ってもらって、単純に楽しんでもらいたいです！」と語っていたのだった。ステージ終了後、この日は業者招待日だが、特別に30名が会場に入って同作を体験できる…というイベントが行われたのだが、実はなんとこの体験会に下田さんも参加！　集まったユーザーは一足先にゲームを体験できる上、下田さんと一緒に遊べるという幸運に感激もひとしおの様子だった。

（取材・文：中里キリ）

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>>第48回アミューズメントマシンショー