ライブ限定“HTT”結成も!『ANIMAX MUSIX』

『ANIMAX MUSIX FALL2010 supported byスカパー!』横浜アリーナで開催――7時間に及ぶ長大かつ壮大さに圧倒&豪華コラボの目玉はSCANDAL+中川翔子の“放課後ティータイム”

 アニマックスが定期的に開催している大型アニソン・フェスティバル『ANIMAX MUSIX』。第4回目となる“秋”が、11月3日に横浜アリーナを舞台、1万2千人以上の観客たちを集め、7時間に渡って開催になった。

このイベントの特徴は、出演者が、みずからの持ち歌(アニソン・ナンバー)を歌うのみならず、ファンたちからリクエストを寄せられた曲たちをカバー演奏するところにも面白さがある。もちろん、ただアニソンをカヴバーするだけではない。この日の出演たちによる、この日だけのコラボレートを繰り広げてゆくところが、大きな魅力と見どころになっている。

 今回のフェスティバルを飾ったメンバーたちは、May'n、KOTOKO、中川翔子、SCANDAL、Kalafina、玉置成美、AKINOfrom bless4、GRANRODEO、Lia、下川みくに、ELISA、ORIGA、LISP、黒崎真音、彩菜と、今のアニソン界を彩る豪華な面々たち。もちろん、歴代の「全日本アニソングランプリ」の優勝者たちである喜多修平、HIMEKA、佐咲紗花、河野万里奈も出演。ではさっそく、この日の模様をダイジェストでお届けしよう。気になる方は、以下の放送をチェックし、ぜひ、その目で観てください。

 この日のフェスティバルは、大きく分けて2つのブロックで開催になった。一つが“アーティスト自身が歌ってきたアニソン”を披露するステージ。そしてもう一つが“FUN SELECTION”と題した、ファンたちから寄せられたリクエストを出演者たちがカバー。ときには他の出演者たちとのコラボレートで披露するステージだ。まずはその中から、主立った内容をお伝えしよう。


●オリジナル・アニソン・セクション!!

 まずは、出演者たちの持ち歌を披露するライブからスタート。幕開けを飾ったSCANDALが「少女S」や「KOSHI-TANTAN」など感情昂らせゆく熱いロックな演奏を通し、いきなり観客たちを熱狂させていけば、AKINO from bless4は和太鼓奏者たちを加え、強く躍動性描きあげゆくステージングを披露。「創世のアクエリオン」や「Go Tight!」など4人の代表曲たちがいつも以上にパワフルな姿を持って胸へ響いてきたのも、この日ならではの演出の成せる技だ。

  アニメ『Angelbeats!』の映像を背景に、Liaが「My Soul, Your Beats!」などを、美しい旋律の上を軽やかに舞い躍るように歌えば、若手声優3人が集まり誕生したLISPが、パワフルに弾けた萌えキュン・ナンバー「あなたにVacuum! ~ちょいかため~」を通し満員の観客たちのハートをバキュンと撃ち抜いてゆく。玉置成美は、『機動戦士ガンダムSEED』のテーマ曲を歌いながら、セクシーな踊りとパワフルなダンスで観客たちを魅了。20代という大人の女性になった今だからこそ「Believe」や「Reason 」が持つハートフルな感情を、玉置成美がとても似合う姿として歌っていることを実感。LISPのステージングも今後、彼女たちが大ブレイクしそうな予感を覚えさせてくれる魅力的な内容だった。

 会場中を透明感あふれる歌声と旋律で優しく包み込んでいったELISA。そんな癒しの表情もあれば、GRANRODEOのように、牙を剥き出した姿のまま、脳天揺さぶるヘヴィな音の弾丸を次々撃ち放ってゆく演奏も登場。

 嬉しい衝撃だったのが、Kalafinaのステージ。舞台上に姿を現した3人は美しい声のハーモニーを描きながら、その場で声のオペラ舞台を作りあげてゆく。たった3曲のみの演奏だったとはいえ、その時間は、ズッと幻想かつ桃源郷的な異世界で、夢のひとときを味わっているような気分だった。

 「空色デイズ」や最新チューン「フライングヒューマノイド」など4曲を歌唱。会場中をオレンジのサイリウムの光あふれる色に染め上げた中川翔子。ダーク&ヘヴィな音楽性から幕を開けたKOTOKOのステージでは、陰陽2つの曲調を提示。とくに後半では、「ハヤテのごとく!」や「being」などのナンバーで、会場中を熱狂ハッピーな空気で包み込んでいった。

●オリジナル・アニソン・セクション!!

 まずは、出演者たちの持ち歌を披露するライブからスタート。幕開けを飾ったSCANDALが「少女S」や「KOSHI-TANTAN」など感情昂らせゆく熱いロックな演奏を通し、いきなり観客たちを熱狂させていけば、AKINO from bless4は和太鼓奏者たちを加え、強く躍動性描きあげゆくステージングを披露。「創世のアクエリオン」や「Go Tight!」など4人の代表曲たちがいつも以上にパワフルな姿を持って胸へ響いてきたのも、この日ならではの演出の成せる技だ。

  アニメ『Angelbeats!』の映像を背景に、Liaが「My Soul, Your Beats!」などを、美しい旋律の上を軽やかに舞い躍るように歌えば、若手声優3人が集まり誕生したLISPが、パワフルに弾けた萌えキュン・ナンバー「あなたにVacuum! ~ちょいかため~」を通し満員の観客たちのハートをバキュンと撃ち抜いてゆく。玉置成美は、『機動戦士ガンダムSEED』のテーマ曲を歌いながら、セクシーな踊りとパワフルなダンスで観客たちを魅了。20代という大人の女性になった今だからこそ「Believe」や「Reason 」が持つハートフルな感情を、玉置成美がとても似合う姿として歌っていることを実感。LISPのステージングも今後、彼女たちが大ブレイクしそうな予感を覚えさせてくれる魅力的な内容だった。

 会場中を透明感あふれる歌声と旋律で優しく包み込んでいったELISA。そんな癒しの表情もあれば、GRANRODEOのように、牙を剥き出した姿のまま、脳天揺さぶるヘヴィな音の弾丸を次々撃ち放ってゆく演奏も登場。

 嬉しい衝撃だったのが、Kalafinaのステージ。舞台上に姿を現した3人は美しい声のハーモニーを描きながら、その場で声のオペラ舞台を作りあげてゆく。たった3曲のみの演奏だったとはいえ、その時間は、ズッと幻想かつ桃源郷的な異世界で、夢のひとときを味わっているような気分だった。

 「空色デイズ」や最新チューン「フライングヒューマノイド」など4曲を歌唱。会場中をオレンジのサイリウムの光あふれる色に染め上げた中川翔子。ダーク&ヘヴィな音楽性から幕を開けたKOTOKOのステージでは、陰陽2つの曲調を提示。とくに後半では、「ハヤテのごとく!」や「being」などのナンバーで、会場中を熱狂ハッピーな空気で包み込んでいった。


●嬉しいコラボレートの数々に大興奮!!

 ここからは、FUN SELECTIONコーナーへ突入。こちらも全部伝えたいところだが、気になる演奏曲と歌い手の組み合わせはセットリストを参照しつつ、番組を観ていただくとして、ここではいくつか特徴的なコラボレートの模様をお伝えしよう。

 ステージは、AKINO from bless4、そして玉置成美による、セクシーさ炸裂した「CAT'S EYE」からスタート。
 May'nとORIGAがデュエットしたのは『カウボーイビバップ』ナンバー「THE REAL FOLK BLUES」。その雄々しさも胸をくすぐったが、何よりも、May'nが浪々と歌いあげた「Beautiful world」を通した内省的な感情の揺れが伝わる歌には、目も心も釘付けになっていた。

 GRANRODEOが『機動戦士ガンダムIII~めぐり逢い宇宙編~』から「めぐり逢い」を、あえて疾走感あふれた雄々しく凛々しい姿でカヴァーすれば。下川みくにとHIMEKAが「輪舞~Revolution~」を力強い声色で掛け合いながら、原曲以上に躍動的な表情へ塗り替えていった。HIMEKAは、その後『涼宮ハルヒの憂鬱』ナンバー「God know's」を歌い、会場中を熱狂の渦に巻き込んでいたことも、報告しておこう。

 嬉しい衝撃だったのが「ゆずれない願い」を歌ったKalafinaとELISA。Kalafina3人の美しくも雄大なコーラスから幕を開け、そこへELISAの透明感あふれる歌声が重なりあったときは、胸躍る興奮だった。とくに、サビ歌での四声のハーモニーの美しさは、感動的ですらあった。

 中盤では、喜多修平、佐咲紗花、河野万里奈という、歴代「全日本アニソグランプリ」シンガーたちの共演による『ケロロ軍曹』ソングのコラボレートも登場。

 さらに初の試みとして“アコースティック・コーナー”を設置。ELISAが「愛・おぼえていますか」を、Liaが「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中 ~」と、昭和を彩った名アニソン曲たちを届けてくれた。

  そして何よりも感動的だったのが、ORIGAとLiaとのコラボレートによる『交響詩篇エウレカセブン』ナンバー「sakura」だ。「アメイジンググレイス」をマッシュアップ(1曲の中へコラボレート)させ完成したこの楽曲。この日のステージでも、まずはORIGAが「アメイジンググレイス」を浪々と歌いあげ、そこへLiaが絡んでゆくという胸くすぐるコラボレートを披露。しかも、ハートフルな想い呼び起こす大サビ前で、いきなり演奏がストップ。スクリーンにはダイジェスト化された『交響詩篇エウレカセブン』の感動呼び起こす映像が流れ、再び「sakura」の演奏へ繋がるという、歌とアニメのマッシュアップも披露。演奏が終わったとたん、その感動に、会場中から大きな歓声が沸き起こっていた。

 大歓声といえば、なんといっても“リアル放課後ティータイム”だろう。SCANDALのメンバーに中川翔子が参加(若干アニメと編成が違うのも味ですね)。まさかまさかの「Don't say "lazy"」の演奏に、観客たちの興奮も最高潮!!こういう組み合わせを味わえるのも『ANIMAX MUSIX』だからこそ!!

 そして最後は、May'nのステージへ。冒頭を飾った「Ready Go!」から、会場中をノリノリに弾けた空気で包み込んでいったMay'n。途中「ダイアモンド クレバス」を通し透明感あふれる姿も描き出したとはいえ、大声援が飛び交った「ライオン」のように、終始感情揺さぶる熱い楽曲の数々を通し、長いイベントのクライマックスに相応しい熱狂を作りあげていった。

 このライブの模様は12月にスカパー!で独占先行放送。来年1月には出演アーティストのインタビューなども含めた完全版がアニマックスにて放送。国内のみならず世界中にも発信されるという。またもここから、世界を揺るがすアニソンのパワーが、地球上のアニソン好きな人たちの胸に届くことは間違いない。(敬称略)
<text:長澤智典>

【放送情報】
スカパー!HD:Ch.190 スカチャンHD190/Ch.180スカチャン180
スカパー!e2:Ch.800 スカチャンHD800
2010年12月12日(日)午後7時~他
※チャンネル、パックセット等にご契約いただいている方は無料でご覧いただけます。

アニマックス2011年1月16日(日)、23(日)、30(日)午後11時~


>>アニマックス公式サイト

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