超人気ベストセラーコミック『僕等がいた』が遂に映画化
小学館「月刊ベツコミ」にて大人気連載中のコミック『僕等がいた』の映画化が決定した。2012年春より全国東宝系にてロードショーとなる。
『僕等がいた』とは小畑友紀氏による国民的ベストセラー・コミックだ。2002年から連載が開始されて以降、熱狂的な支持を受け、現在までに少女漫画としては驚異の累計発行部数1,000万部を突破。少女向け部門において第50回小学館漫画賞を受賞するなど人気・実力ともに兼ね備えたこのコミックがついにスクリーンに登場する。
舞台は北海道の釧路・札幌、それから東京。映画では純粋にして繊細な主人公・矢野と七美の10年以上にわたる壮大なラブストーリーの回想録を【前・後篇】で製作、恋愛映画としては異例の二部作連続公開となる。
監督は、『ソラニン』の三木孝浩氏、脚本は『クローズド・ノート』の吉田智子氏が務め、眩いばかりの初恋の記憶が織りなす光の前篇と、その光が浮き彫りにする影が彼らに幾多の試練を与える後篇をダイナミックに紡ぎだしてくれる。
そして、主人公・矢野元晴に『人間失格』『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』などで最も注目される生田斗真、高橋七美役には圧倒的な個性と際立つ存在感でジャンルを問わず活躍する若き演技派・吉高由里子を起用。更に、矢野の幼馴染で大親友であり、二人を見守り続けながらも七美に想いを寄せてしまう竹内匡史役に高岡蒼甫、どこか他人を寄せ付けないオーラをまとい、矢野が持つ心の影の真の理由を知る七美の同級生・山本有里役に本仮屋ユイカが決定。
実力派若手俳優が魅せる演技と北海道のダイナミックで雄大な風景にも注目だ。今回、主演キャストやスタッフ、原作者・小畑友紀氏からコメントが届いているのでご紹介しよう。
■矢野元晴(やのもとはる)役:生田斗真
『僕等がいた』の映画に出演させて頂く事になりました。
とても人気のある漫画だと、以前から認識していました。こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを自分が演じさせてもらう事に、恐縮していますが精一杯“矢野”という人物に息を吹き込みたいと思っています。学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。 甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います。
■高橋七美(たかはしななみ)役:吉高由里子
漫画原作のラブストーリーは初めてです。
今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、愛されてきた素敵な漫画だと思います。
そして、これからも残る作品として、原作ファンの方を裏切らないように、恥ずかしくないように、気持ちを庇う照れをなくして尽力したいです。
■竹内匡史(たけうちまさふみ)役: 高岡蒼甫
大勢の方に喜んでもらえる作品になるように、自分自身役に向きあっていきたいと思います。
沢山の原作ファンの方、そうでない方にも喜んでもらえる作品になるように、自分自身も楽しんで演じさせていただきます。
■山本有里(やまもとゆり)役: 本仮屋ユイカ
原作を読み進めるうち、気付けば私も矢野元晴に惹かれていました。
不器用でも一生懸命想いを貫こうとする登場人物たちに共感し、その中の一人として演技できることを光栄に思います
■監督:三木孝浩(みきたかひろ)
『僕等がいた』のあの頃のきらめきは、今もなお色鮮やかに僕等の胸を焦がし続けています。登場人物それぞれの思いが放つ眩い光と、その光によってより色濃くなる恋愛の陰影を、素晴らしいキャストスタッフと共に描いていきたいと思います。
誰もが一度は夢見る、全てを捧げてもいいと思える恋愛の一瞬を、多くのファンがドキドキしながら見守ってきたこの一大恋愛叙事詩の結末を、僕自身も楽しみにしながら、全力で映画化したいと思います。
■脚本:吉田智子(よしだともこ)
これほど愛おしいキャラクターたちに出逢えて、脚本家として、幸せです。
原作のもつ空気感を壊さないよう、叙情的なナレーションや名台詞をふんだんにちりばめながら、切なくも、きらきらと、そしてぬくもりを感じる作品にしたいと思います。
震災が起き、たくさんの人が心に傷をもった今、この作品を通し、「人を愛する気持ち」の揺るぎない強さを崇高さを、多くの人に伝えられたら...
そんな想いで筆を進めていますので、どうか皆さんの温かい愛と応援をよろしくお願いします!
■原作者・小畑友紀
田舎の自室でひとりでちまちまと描いていた世界が、 多くの方の手を借りて映画になるということがなんとも感慨深いです…。
映画『僕等がいた』
2012年春より全国東宝系にてロードショー
製作:「僕等がいた」製作委員会
企画:アスミック・エース エンタテインメント
配給:東宝 アスミック・エース
製作プロダクション:東宝映画
>>映画『僕等がいた』公式サイト























