平野綾さんがナレーションを務めるEテレ新番組の記者会見レポ

　2012年4月5日(木)、NHK Eテレにて放送される新番組『ティーンズプロジェクトフレ☆フレ』の記者会見がNHK放送センターにて行われた。同番組は、NHK名古屋が制作していた『中学生日記』に代わる、10代の子どもたちに向けた番組。「ひとりの夢が、みんなの夢に」をテーマに、大きな夢や目標に挑戦する10代の「チャレンジャー」たちを応援、夢の実現を目指していく様子を追いかけていく。

　会見には、番組のナレーションを担当する声優・平野綾さんとNHK名古屋放送局チーフ・プロデューサーである滝沢昌弘さんが出席。『中学生日記』でこれまで50年間培ってきた、10代を応援するという名古屋放送局の精神を引き継ぐ番組です。番組を通じて子どもたちの想いをひとつにできればと思っております」と滝沢さんは新番組への意気込みをあらわした。

　また、ナレーションとして番組に出演する平野さんも番組に向けての想いや、10代のチャレンジャーたちへのメッセージを語った。そのコメントの模様をお届けしよう。声優、歌手、ナレーターとしてマルチに活躍する平野さんの、Eテレ新番組での活躍に注目しよう！

NHK Eテレにて放送される新番組『ティーンズプロジェクトフレ☆フレ』のナレーションを担当する声優・平野綾さん。

――ついに放送を開始した新番組『ティーンズプロジェクトフレ☆フレ』への意気込みのほどはいかがでしょうか？

平野綾さん(以下、平野)：私は名古屋の出身なので、名古屋放送局の制作番組に出演できてとても嬉しいです！　ちょっとお姉さんの目線で番組のナレーションをやらせていただいています。実際にナレーションをしていて、心から10代の子たちを応援したくなるような心温まる番組なので、見てくださるみなさんにそれが伝わればいいなと思っています。

――役を演じることと、ナレーションには違いがあると思いますが、ナレーションを経て感じたこととは？

平野：ナレーションは役を演じるように喋るわけではなく、自分の気持ちに近い言葉で語りかけられるので、また違った面白さと難しさを感じました。自分により近い感情を込めるというところは、これから番組を通して学んでいきたいポイントですね。

――ナレーションをするうえで心がけていることはありますか？

平野：先輩や友達のようなより近い存在として優しく語りかけるようにしています。なるべく耳あたりの良いスンナリ耳に入るトーンを意識して、応援するべきシーンでは生身で応援しているように力を込めながら応援していますね。

――平野さん自身は10代の頃、どのような子どもでしたか？

平野：10代の頃は、読書好きな真面目な生徒だったと学校の先生にはよく言われていました(笑)。そのときは、自分の意見をあまり表にださないで内面でよく考える子でしたね。本で得た知識や、人前に立つ経験をした10代があってこそ、今の自分があると思っています。今思い起こすと、なにに関しても一生懸命だったので、あの頃の私には「そんなに頑張りすぎなくてもいいよ」って声をかけてあげたいですね(笑)。

――平野さんにとっての10代の頃の応援団長とは？

平野：学生の頃からお仕事をしていた私の応援団長は、身近な親友たちですね。お仕事をすごく応援してくれるんです。お仕事の都合で出られなかった授業のノートを見せてもらったりして、勉強の面でも協力してもらっていました(笑)。

――今後の活動においての抱負を教えてください。

平野：私は10代の頃から芸能界でお仕事をさせていただいて、その頃からの夢を叶えてこの場にいます。今後は、夢をさらにつきつめていきたいですね。なるべく多くの夢をもって挑戦を続けていきたいと思っています。10代の皆さんも悩みがたくさんあるかもしれませんが、番組を見て挑戦する心を持っていただければと！

――では、最後に番組をご覧になる方へメッセージをお願いします。

平野：実際にナレーションをしていて、私自身泣いてしまいそうになるぐらい10代の子たちの心がリアルに感じられる番組です。この子たちと一緒に頑張ろう！　という気持ちを伝えられるようにナレーションを頑張りますので、ぜひ番組をみてください！

＜ティーンズプロジェクトフレ☆フレ番組概要＞
放送開始日:4月6日（金）
放送時間:
毎週金曜午後 6時55分～7時25分＜E テレ・全国放送＞
（再）毎週土曜午後 0時00分～0時30分＜E テレ・全国放送＞
（再）毎週土曜午後 5時30分～6時00分＜総合・中部7県＞
ナレーター：平野綾

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