第6回全日本アニソングランプリ決勝大会が開催

史上屈指のハイレベルバトルが展開!第6回全日本アニソングランプリ決勝大会が開催!!

トロフィーの堅さで優勝が現実だと感じたと語った岡本さん

トロフィーの堅さで優勝が現実だと感じたと語った岡本さん

●アニソン好き美少女が夢をつかみとった!

 2012年10月7日(日)、「第6回全日本アニソングランプリ」の決勝大会が行われ、応募総数10171組のなかから、18歳の岡本菜摘(おかもとなつみ)さんが優勝の栄冠を勝ち取った。また審査の間などに歴代優勝アーティストと大会委員長の水木一郎さんのライブも行われ、会場を盛り上げた。

1stステージでの様子

1stステージでの様子

2ndステージでは黒い衣装で登場

2ndステージでは黒い衣装で登場

 2007年から毎年開催され、今年で6回目となる「全日本アニソングランプリ」。「アニソン歌ってプロデビュー!!」というキャッチフレーズの通り、優勝者は新作アニメの主題歌でデビューすることが約束されている。

 昨年(2011年)の第5回大会で優勝した鈴木このみさんは、2012年4月から放送されたテレビアニメ『黄昏乙女×アムネジア』のオープニングテーマ『CHOIR JAIL』でデビューした。鈴木さんだけでなく、喜多修平さん(第1回)、HIMEKAさん(第2回)、佐咲紗花さん(第3回)、河野マリナさん(第4回)と、歴代の優勝者はみな、今のアニソンシーンの中核で活躍するアーティストに成長している。まさに「アニソンドリーム」を実現するためのオーディションだ。

 それだけに、今回の第6回の応募総数はなんと10,171組。札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で予選を実施し、その後WEB審査で選ばれた計10組が今回の決勝に進出。決勝大会ではまず10組がそれぞれ歌唱。点数の高かった上位5組と、6位以下のなかからWEB投票で選ばれた1組の計6組が選ばれ、今度は対戦形式で競い合い、3組が最終審査に進出。最後は審査員によって優勝者が決められる。

優勝決定に感動する岡本さん

優勝決定に感動する岡本さん

 最初の審査となる1stステージ、トップバッターは大阪予選で優勝した下村涼葉(しもむらすずは)さん。14歳の中学生の彼女、『るろうに剣心』から『1/2』をキュートに歌唱。審査員と観客を魅了した。

 続いては札幌予選優勝の齋藤麻都香(さいとうまどか)さん。齋藤さんは『とある魔術の禁書目録II』より『Magic∞world』を披露、歌唱力をアピールした。

 次に登場した福岡予選の優勝者、跡部結貴(あとべゆき)さんは『マクロスF』からシェリル・ノームの名曲『インフィニティ』で勝負を挑んだ。

 その後に続いた仙台予選優勝の太田怜花(おおたれいか)さんは、『戦姫絶唱シンフォギア』の『Synchrogazer』でパワフルな歌声を披露。名古屋予選で優勝した中川雅美子(なかがわまみこ)さんは、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』から『瞬間センチメンタル』で会場を沸かせた。

 次なる決勝進出者はWEB審査4位の遠藤(えんどう)ゆりかさん。コスプレで登場した遠藤さんは『Steins;Gate』から『Another Heaven』を歌唱した。7番手となったWEB審査2位の齊藤淳(さいとうじゅん)さんは、去年に続いての登場。今年は『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%』から『オルフェ』を披露。

 8番目の登場はWEB審査1位の鴨池彩乃(かもいけあやの)さん。予選時から独特の世界観で注目を浴びていた彼女、『まりあ†ほりっく あらいぶ』から『るんるんりる らんらんらら』で会場をおおいに盛り上げた。

 そして9番手の登場となったのが岡本さん。岡本さんは1stステージでは『氷菓』の『優しさの理由』を披露。審査員からの高得点評価に感動する一幕も。

 1stステージのラストを飾ったのはイケメン「塾講師」の顔を持つ大木貢祐(おおきこうすけ)さん。『戦国BASARA 劇場版』から『FLAGS』を披露。開放的なパフォーマンスで場内を魅了した。

 1stステージの勝者となった岡本さん、遠藤さん、鴨池さん、齊藤さん、大木さんと、WEB審査で選ばれた中川さんが2ndステージに進出となった。

 続く2ndステージは岡本さんと遠藤さん、鴨池さんと中川さん、齊藤さんと大木さんが歌で勝負。審査員が選んだ方が3rdステージに進出できる。岡本さんは『Angel Beats!』の『Brave Song(Gldemo ver.)』。 遠藤さんは『BLOOD-C』の『純潔パラドックス』。鴨池さんは『名探偵コナン』の『君という光』。中川さんは『シャーマンキング』から『おもかげ』。齊藤さんは『シティハンター2』の『STILL LOVE HER(失われた風景)』。大木さんは『マクロス ダイナマイト7』の『ANGEL VOICE』をそれぞれ披露。岡本さん、鴨池さん、大木さんが3rdステージに勝ち進んだ。

 そしてFinalステージ。「1曲しか歌えないで終わると思っていた」という岡本さんが歌ったのは『マクロスF』の『インフィニティ』。鴨池さんは『GetBackers-奪還屋-』から『涙のハリケーン』を披露。大木さんは『けいおん!』のTシャツを着用してまさかの『デジモンアドベンチャー』から『Butter-Fly』を披露。まるでライブのような堂々としたパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 いよいよ結果発表。優勝した岡本さんはふるえるような感動ぶりをみせ、「夢みたいです。まだ寝てるみたいです」とコメント。審査員長のアニプレックス、山内さんは「難航した審査で、1stステージと2ndステージも含めた総合審査となった。声質のすばらしさが決め手となった」と、彼女を選んだ理由を説明。最後は水木さんの「ゼーットッッ!」の掛け声で大会をしめた。

 今回の優勝でアニメ主題歌でのデビューが決まった岡本さん。次にわれわれの前に姿をみせるとき、どんなアーティストに成長を遂げているのか、楽しみに待ちたい。


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